アディダスショップにふらりと立ち寄り、軽くランニングマシンを走るだけで自分専用のランニングシューズが手に入る、そんな夢のような話が実現します。
まずはこちらの動画をご覧ください。
動画内で白い粉のなかから掘り起こされたのは、今回開発されたアディダスの3Dプリント・ミッドソール。このソールは通気性のよいカーボンを用いており、一人ひとりの走りに合わせた完全にオリジナルのシューズを作りあげます。
現段階ではまだ試作段階ですが、将来的にこの3Dプリント・ミッドソールが広く普及することで、冒頭のようなシチュエーションが可能になるとのこと。3Dプリントの先駆者かつ業界をリードするベルギーのMaterialise（マテリアライズ）社との提携という点からも、その本気っぷりがうかがえます。
シューズショップに行っても自分のサイズが品切れ、あるいは買ったばかりのシューズでいざ走ったら痛くて足に合わない、といったこともなくなるでしょう。3Dプリント・ミッドソールがあれば、足サイズはもちろん、輪郭やツボの位置まで完全に把握したシューズになるのですから。
アディダスの本プロジェクト「Futurecraft」では、今後6か月間にわたって画期的なアイデアを発表していくことのこと。果たして今後どのようなイノベーションが展開されるのか、期待が高まります！
関連リンク：アディダス・ジャパン