冷蔵庫や物置の裏、屋根裏などを好んで、巣をつくるネズミ。どこからか集めてきた布や紙などで、巣をつくります。そんなネズミの中には、集めてきた物をきれいに置きたがるタイプがいるのかもしれません。
英ウェールズの町、ビルス・ウェルズに暮らすロドニー・ホルブルックさん(75歳)は、自宅の庭の物置に置かれた物が、朝になるときれいに片付けられていることに気付きました。
洗濯ばさみ、コルク、ボルトなどが、朝になると作業台の箱の上に整然と置かれていたというのです。そんな状態が2か月近く続き、ホルブルックさんは毎日のように困惑していました。
そこで、ついにこの謎を解き明かすために、暗視カメラを設置。すると、そこに写った犯人は、ネズミだったのです。
ネズミは散らかった物を口にくわえて台の上に運び、きれいに片付けています。まるで整理整頓が大好きだといわんばかりの様子……。
専門家によると、このネズミはおそらく巣をつくろうとしていたとのこと。
自分が散らかしたままにしても、朝になるときれいに片付いているなら、ネズミと共存するのも悪くないかもしれませんね。
【主な参考記事】
USA Today. Homeowner’s mysterious overnight visitor is a mouse that tidies his shed. January 10 2024