グルメ
立ち食いそば
2016/8/30 6:00

【昼は立ち食いそば】毎日訪れる常連客の多さが本物の証! 昔ながらのそばが楽しめる新丸子「山七」

本日は神奈川県・新丸子の「山七」を紹介します。東横線・新丸子駅のすぐ隣にある同店は「路傍の名店」と呼ぶにふさわしいお店。創業は昭和53年で36年間、新丸子の町を見守ってきました。

 

伝統のゆで麺と黒いつゆが特徴

↑駅前の商店街に佇む。年季が入ったビニールのひさしが渋い

 

「山七製麺所」直営の同店は、客を待たせないよう、自家製のゆで麺を使用。太めの麺は、甘さ控えめ、しょうゆ濃いめの黒いつゆと相性抜群だ。つゆは本かつお節、宗田節、さば節、昆布などで取っただしに、かめ樽で一週間寝かせたか東えしを合わせたもので、温そばにも冷そばにもよく合う。

↑春菊天そば(330円) 小ぶりだが、厚みのある春菊天をトッピン グ。衣は薄めで、春菊の甘みと苦みが心地い い。
↑春菊天そば(330円) 小ぶりだが厚みのある春菊天をトッピング。衣は薄めで、春菊の甘みと苦みが心地いい

 

揚げものは定番のかき揚げのほか、春菊天やソーセージ天、ちくわ天が人気。360円と格安の「肉そば」のほか、「カレーうどん」のファンも多い。

↑ちくわ天そば(330円) 市場で買ってきた ちくわ天ぷらをのせる。その甘じょっぱさはB 級グルメ的なうまさ
↑ちくわ天そば(330円) 市場で買ってきたちくわ天ぷらをのせる。その甘じょっぱさはB級グルメ的なうまさ

 

毎日来る常連も多く、6時半の開店前に、待ち切れない客が店に入ってくるのも日常茶飯事。同店は、地元のそばを愛する人々のまさに「おふくろの味」となっている。