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エクセル時短術
2017/3/1 20:00

【エクセル】Enterキーでセルを右に移動する方法!Enterを使った時短ワザ4選

データを入力する際、ついEnterキーを押してしまうことはないでしょうか? エクセルでは、Enterキーでアクティブセルが下に移り、入力したいセルを選択し直すという手間が発生します。右のセルに移る場合にはTabキーを使う方法もありますが、普段あまり使わないためやや扱いにくいのが難点です。そこで今回は、Enterキーで連続してデータを入力する方法を紹介します。

 

Enterキーを使ったエクセル時短ワザ①

1行を横方向に連続入力する

Enterキーで1行を横方向に連続入力するには、1行を選択してから入力を開始します。

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↑入力したい1行を選択します

 

このあと、データを入力し、Enterキーを押します。

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↑アクティブセルが右に移ります

 

このあとデータを入力し、Enterキーを押します。

 

Enterキーを使ったエクセル時短ワザ②

1行ごとに複数行選択し、横方向に連続入力する

Enterキーで複数行を連続入力するには、1行目を選択してから、Ctrlキー+ドラッグで2行目を追加選択します。Ctrlキー+ドラッグを繰り返して範囲を選択し、最後に入力を開始するセルをCtrl+クリックして選択します。

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↑1行をドラッグして選択します

 

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↑Ctrlキーを押しながら2行目をドラッグして追加選択します

 

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↑Ctrlキーを押したまま3行目をドラッグして追加選択します。選択が終了したら、入力を開始するセルをクリックします

 

データを入力しEnterキーを押すと、右のセルに移動します。右端のセルでEnterキーを押すと、2行目の先頭セルに移動します。

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以降、データを入力しEnterキーを押します。

 

Enterキーを使ったエクセル時短ワザ③

縦方向に連続入力する

縦方向に連続入力するには、範囲を選択してから、データを入力しEnterキーを押します。

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↑範囲を選択してから、データを入力しEnterキーを押します

 

アクティブセルが下に移ります。続けて入力し、下端のセルで入力しEnterキーを押すと、2列目の上端セルに移動します。

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Enterキーを使ったエクセル時短ワザ④

Enterキーで常に右に移動する

Enterキーを押すと、常に右に移動するには、オプションで設定を変更します。

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↑「ファイル」タブ → 「オプション」をクリックして、「Excelのオプション」画面で「詳細設定」を選択します。「Enterキーを押したら、セルを移動する」の「方向」欄で「右」を選択し、「OK」ボタンをクリックします

 

このあとEnterキーを押すと、アクティブセルが右に移ります。

 

Enterキーでの入力、いかがでしょうか? 慣れないTabキーで入力ミスを重ねるより、使い慣れたEnterキーで入力スピードがアップすればストレスの解消にもなります。試してみましょう。