料理好きから絶大な支持を得る「関孫六」の新製品を使ってみた! 仕上がり、時短だけじゃない、洗いやすさの正義を実感

ink_pen 2026/5/11
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料理好きから絶大な支持を得る「関孫六」の新製品を使ってみた! 仕上がり、時短だけじゃない、洗いやすさの正義を実感
神野恵美
かみのえみ
神野恵美

ライター・編集者・家電評論家。"家電裏番長"として、世の中にあるさまざまな便利家電・ガジェットを駆使して生き延び、マザーとの二刀流もそろそろやれやれ卒業。料理、掃除、洗濯、野球、旅行、音楽、映画鑑賞などなど周りが呆れるほど趣味人間。"モノ"よりも実は"コト"優先で生きている。

料理の効率や仕上がりを大きく左右する調理器具。毎日のように使う道具でありながら、実は不満が多いジャンルです。

中でも目詰まりしやすく、洗うのが面倒なのがおろし器やスライサー。それ以外にも刃がむき出しで収納がしづらかったり、においが残りやすいなど、道具としては便利な一方で、こうした“小さなストレス”が積み重なることで次第に使うのが億劫になってしまい、いつの間にかお蔵入りしてしまうことが多いです。

そんな調理小物の課題に真正面から向き合ったのが、包丁ブランドとして名高い、貝印の刃物ブランド「関孫六(せきまごろく)」。刃物の技術を小物に落とし込んだ上位シリーズとして、このほど「おろし器 極目立て(受け皿付き)」、「薬味おろし 極目立て」、「スライサー&千切り 極刃」の3つの新製品を発売しました。2月に行われた新製品発表会でひと足先にチェックして以来、気になっていた3アイテムをお借りして、実際に試してみました。

↑2月24日に発売された、貝印の「関孫六」ブランドから発売された、おろし器&スライサーの3製品

フワっと削れて、詰まりにくい!「おろし器 極目立て(受け皿付き)」

↑おろし器、受け皿、シリコンカバーの3点セット

大根やりんごなど、水分を含む食材を軽い力でおろせるように設計されています。受け皿が付属しており、汁気を逃さずにそのまま食卓に出せます。

関孫六 オールステンレス おろし器 極目立て

サイズ:約207×111×48mm

重量:約370g

価格:7700円(税込)

大根をおろしてみると、まず感じるのは“軽さ”です。食材を引っかけすぎない刃角に調整されており、軽い力でスムーズにおろせます。

実際に使ってみると、引っかかりが少なく、刃が食材を捉えすぎず、スムーズに動かすことができ、食材がふわりと削れていく感覚があります。仕上がりも均一で、繊維が残りにくく滑らかな食感。そのままでも料理にも使いやすい状態に仕上がります。

一般的なおろし金器と比べて目詰まりが少ないため、おろす作業が効率よくスピーディー。使用後も流水だけで食材がスルッと落ちます。ブラシを使わなくても汚れが落ちるため、洗い物のストレスがほぼありません。毎日の調理において、この“洗いやすさ”だけでも大きなメリットだと思います。

↑新形状の極目立て。軽い力でおろせて、目詰まりしにくい
↑ふわっと削れる軽さ。仕上がりも均一。大根おろしは雪のようにふわふわです。おろし金部分が鋭利でないため、手をケガする心配は少なく、ギリギリまで安全におろせます
↑容器も押さえやすく、安定しておろせます。カッターが穴になった構造ではないため、上下のすき間から下の容器に落とす作業が必要。とはいえ、おろし金が鋭利でないため、上に溜まったぶんも指でそっと撫ぜるだけで集められます
↑金の目に詰まらず、上からサッと水で洗い流すだけで十分キレイになります

付属のシリコーンカバーは、使用時は滑り止めとして本体を安定させるために利用します。また、収納時は刃部を保護することができ、安全性と扱いやすさを両立している点が秀逸です。

↑使用時は滑り止めとして容器の下に。収納時にはシリコーンカバーをかぶせることで刃を保護しながら安全に収納できます

香りを損なわず、細かくおろせる!「薬味おろし 極目立て」

↑おろし器、シリコンカバーの2点セット

しょうがやにんにくなど、香味野菜を細かくおろすための専用のおろし金。繊維をつぶしすぎず、香りをしっかり引き出す設計で、料理の仕上がりがワンランク上がります。

関孫六 オールステンレス 薬味おろし 極目立て

サイズ:約116×100×19mm

重量:約77g

価格:3850円(税込)

しょうがをおろすと、繊維が残りにくく、香りが立ちます。にんにくも均一におろせるため、料理の仕上がりが安定します。におい残りが少ないのもありがたいポイント。

基本設計はおろし金と共通しているが、サイズが小さいため、全体を押さえづらく、角が当たって少し痛いと感じました。そのため、慣れるまでは力も入れにくい点は少々マイナスポイントです。

↑しょうが・にんにくを細かくおろせる専用設計。おろし器と同様に、金の目が鋭利ではなく、独特の配置
↑しょうがやにんにくなど薬味は臭いが強いものが多いが、ステンレス製なので臭いが付きにくいのが利点。そのまま食卓に出せる洗練されたデザインも好印象
↑未使用時はシリコン製カバーを取り付けて、安心して収納できます

スピードと均一性が段違い!「スライサー&千切り 極刃」

↑フレーム、千切り用、薄切り用の2種類のプレートが付属

軽い力で均一な薄切りができる“スライサー刃と呼ぶ”特許取得済みの構造を採用したスライサー。薄切り用と千切り用の2種類のプレートに加えて、安全ガードも付属しています。

関孫六 オールステンレス スライサー&千切り 極刃

本体サイズ:約95×20×295mm

重量:約220g

価格:6050円(税込)

2種類のプレートはマグネットでピタッと固定する新構造。プレートをスムーズに交換できるだけでなく、取り外して単独で丸洗いできるのも優秀です。

↑プレート下部の穴とフレーム側のフックを引っかけ、上部はマグネットでしっかりと取り付けられる構造
↑薄切りプレートセット時。千切り用と付け替えられる“二刀流”

千切り用のクランク刃は往復動作だけで細切りが瞬時に完成。包丁よりも圧倒的にスピーディー、かつ均一な細切りが完成し、感動しました。

また、薄切り用のスライサーは、特許取得の刃が食材をしっかり捉え、魔法のようにあっという間に均一な薄切りができます。

地味に気に入っているのは、付属の安全ガード。小さくなった食材をガッシリ掴んで手が刃に接触するのを防いでスライスするためのツールですが、食材が薄くなると本体側とガード側の両サイドの溝が噛み合い、ガイドしてくれ、レールのようにスムーズに動かすことができます。

↑千切り用のプレートはクランク刃により、スピーディーに細切りが完成
↑本当に軽く力を入れるだけで簡単かつあっという間に千切り!
↑薄切り用のプレートは、特許取得のスライス刃が均一な薄切りを実現
↑じゃがいもも軽い力で薄くスライスができ、圧倒的な時短につながります
↑たまねぎやキュウリは、薄さが均一の美しいスライスが難なくあっという間に!
↑地味に便利な安全ガード。本体とガードの両サイドの溝が噛み合うことでレールのようにスムーズに動かせます

おろし器と同様に、お手入れは流水でサッと流すだけ。千切りプレートは食材によっては多少刃のすき間に詰まってしまうこともありますが、深く入り込むことはなく、裏返して指先で掻き出してあげるとサッと取れます。

収納時は、2枚のプレートを本体にまとめて収納できる設計が採用されており、省スペース。同時に、危険な刃部を隠して収納できる安全な構造も優秀です。

↑流水だけで食材が落ちる詰まりにくさ
↑2枚を重ねてプレートの刃を内側にしてスタッキング収納が可能な設計も秀逸!

総評:完成度が高い調理小物の上級モデル

今回試した3製品は、切れ味・清潔性・安全性という調理小物に求められる要素をいずれも高いレベルで満たしている逸品。特に“洗いやすさ”と“詰まりにくさ”は、毎日の料理を確実にラクにしてくれる重要なポイントで、個人的にはその点だけでも大いに価値アリと感じます。食洗機にも対応していますが、サッと流すだけで済むのであまり使用しませんでした。

3製品に共通する、オールステンレスの美しさと上質で高級感ある佇まいも存在感があり、料理のモチベーションを高めてくれます。ちなみに、おろし器 極目立ては、日本デザイン振興会主催の「2025年度グッドデザイン賞」も受賞しています。

もちろんステンレス製は、耐久性が高く、におい移りしにくい素材。長く愛用できる調理道具という点も評価できます。

さすがは高い評判を誇る、関孫六シリーズと信頼と納得のラインアップ。価格は決してお安くはないものの、料理の時短を求める人をはじめ、洗い物のストレスを減らしたい人、長く愛用できる道具を探している人はぜひ手に取ってみてほしいと思います。

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