ビジネス
エクセル時短術
2017/3/23 21:00

【エクセル】入力ミスを“消さずに”修正するとっておき便利ワザ!入力し直す手間を吹き飛ばそう

エクセルで作業中、入力ミスに気づいたらどうしていますか。もちろん入力し直すこともできますが、同義語の変換ミスなら再変換で簡単に修正できます。そのほか、入力するセルがずれてしまった場合はデータを移動させたり、並びを間違えた場合は、データを移動・挿入したりすることでも対処可能。移動・挿入とは、データを挿入し、その下(右)のデータをずらすことです。今回は入力ミスを素早く挽回するワザを紹介します。

 

エクセル入力ミス修正ワザ①

同義語を再変換する

同義語を再変換するには、F2キーで文字列を編集状態に変え、変換キーで変換候補一覧を表示して候補を選択します。変換キーは、スペースキー右にあります。

309-01
↑セルを選択し、F2キーを押して編集状態に変え、変換する語句にカーソルを移動し変換キーを押します

 

変換候補一覧が表示されます。

309-02
↑候補を選択し、Enterキーを押します

 

候補が入力されます。

309-03

 

エクセル入力ミス修正ワザ②

データを移動する

データを移動するには、セルの外枠をドラッグします。複数のセルの場合は、選択範囲の外枠をドラッグします。

309-04
↑移動するデータを選択し、選択範囲の外枠にポインターを合わせドラッグします

 

移動先のセルが未入力の場合は移動されます。データが入力済みの場合は、確認の画面が表示されます。

309-05
↑ 移動先にデータが入力されている場合は、上書きの確認メッセージが表示されます

 

309-06
↑データが移動します

 

エクセル入力ミス修正ワザ③

データを移動・挿入する

データを移動・挿入するには、セルの外枠をShiftキー+ドラッグします。複数のセルの場合は、選択範囲の外枠をドラッグします。

309-07
↑ 移動するデータを選択し、データの外枠にポインターを合わせ、Shiftキー+ドラッグします。行や列を選択してもかまいません

 

データが移動・挿入されます。

309-08

いかがでしょうか。入力ミスに気づいても慌てず対処法を検討してみましょう。