ヘルスケア
2017/2/15 10:00

【パナソニック VS フィリップス】これから歯間ケアの「口腔洗浄器」を買うならどっち?

みなさんは、歯と歯の間を清潔に保つために、デンタルフロスや糸ようじなどを使ったことはありますか? 口臭や歯周病対策に、歯間をキレイにするのは大事なこと。

 

しかし、手動の歯間ケアグッズは結構手が疲れるし、まとめ買いや毎日捨てるのも面倒なんですよね……。おそらく、途中で挫折してしまった方は多いはず。それなら、最新技術を搭載した口腔洗浄器で清潔かつ気持ちいい歯間ケアを目指すというのはいかがでしょう?

 

というのも、実はAmazonの家電の売れ筋ランキングには口腔洗浄器がたびたび上位にランクインしているのです! 口腔洗浄器が確実に一般家庭に浸透しつつあるといえるでしょう。

 

ただ、なかなか情報がないと手が出しにくいもの。そこで本稿では、定番ともいえる2製品「ジェットウォッシャー ドルツ」と「ソニッケアー エアーフロス」の特徴をそれぞれ比べてみたいと思います。

 

歯間をガンガン掃除してくれる近距離パワー型「ジェットウォッシャー ドルツ」

まずは口腔洗浄器として外すわけにはいかない、パナソニックから販売されている「ジェットウォッシャー ドルツ EW-DJ61」をご紹介したいと思います。

 

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この、「いかにもやるぞ!」というフォルムが頼もしい「ジェットウォッシャー ドルツ」。その特徴は600mLという大容量タンクを生かした、強烈な水流による歯間洗浄! たぶん、初めて使った人はその水流の強さに驚くはずです。でも、1週間ほどで慣れると思うのでご安心を。

 

本機は約10分間の長時間駆動により、歯と歯の間だけでなく歯間ポケットから汚れをかき出すこともできます。バブル水流モードでは水流に微細な気泡が混ぜられていて、見た目の勢いとは違ってソフトにデリケートな歯周ポケットの掃除も可能。

 

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さらに、リズミカルな水流で歯茎をケア! 「ジェットウォッシャー ドルツ」に慣れるとこの刺激が気持ちよくて、ついついぼーっと水流を当ててしまうことも……。

 

 

ちなみに本体は、電源につないで利用するタイプです。最近の洗面台ならコンセントは普通に装備されているので問題ありませんが、持ち運びという点では若干の難点も。

 

もし旅行などに使いたい場合は、充電式でコードレスな「ジェットウォッシャー ドルツ EW-DJ51」や乾電池式の「ジェットウォッシャー ドルツ EW-DJ10」もあるので、ぜひこちらをどうぞ。

 

「ジェットウォッシャー ドルツ EW-DJ61」の実売価格は8620円。個人的には、もし口腔洗浄器の導入をお考えならこのジェット水流の爽快感を一度ぜひ味わってほしいです!

 

スマートなのに力強いフィリップスの「ソニッケアー エアーフロス」

続いては、ドルツに負けず劣らず人気がある「ソニッケアー エアーフロス HX8215/22」です。Amazonの口腔洗浄器の売れ筋ランキングでは、トップ5内をキープしています。

 

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この「ソニッケアー エアーフロス」は先程のドルツとは違い、本体中央のポケット部分にわずかな水を入れるだけでOK。そしてボタンを押せば、一定間隔ごとに水と空気を高速で噴射して歯間を掃除します。小さな本体なのに、その威力はなかなかもの。

 

さらに噴出部にはガイドチップが装着されており、歯間にピタッと吸い付くように収まるのです。これが、忙しい朝の時間などの歯間ケアに効果的。サクサクッと上下全ての歯間掃除が可能。

 

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個人的に好きなのは、水ではなく「リステリン」などをタンクに入れて掃除する方法。これだと長くリステリンの効果が歯茎と歯間に残って、すごく爽快なまま日中や夜中を過ごせるのです。ぜひこちらもお試しを!

 

また本体、充電器ともに非常に小さくできているので、旅行などへの持ち運びもOK。私はフィリップスの電動歯ブラシとともに、本製品をどこにでも持ち運んでいます。

 

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この「ソニッケアー エアーフロス HX8215/22」の実売価格は5530円。引っ越しや旅行、お泊りの機会が多い人は、ぜひこちらもご検討してみてください。

 

「ジェットウォッシャー ドルツ」と「ソニッケアー エアーフロス」、どっちに惹かれましたか? 口腔洗浄器を持ち運びたいかそうでないかを購入基準にしてみてはいかがでしょうか。なお、口腔洗浄器を使えば歯ブラシやデンタルフロスが不要になるというものではありません。最適な歯周病予防には、両方を組み合わせてみてください。