ファッション
スニーカー
2016/6/2 22:53

重度の「スニーカー馬鹿」が語る「スニーカーあるある」あなたは理解できますか? 

スニーカーマニアのライター、本間 新さんが、スニーカー好きならではの出来事や、ついやってしまうことを語るコーナー。スニーカー好きではない人から見ると、むしろ「なしなし」なのでは……と思うことも。さて、みなさんは共感できる、できない、どっちでしょうか?

 

 

その1

どうしても欲しいモデルならサイズなど気にしない!

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こちらは2007年頃に発売されたアンディフィーテッド×リアルマッドヘクティク×ステューシーという、当時では豪華極まりないトリプルネームのニューバランスMT580です。これがどうしても欲しかった筆者は、既に社会人だったので行列に参戦する事はできず、ネットで探して購入しました。そして当然の如く、9~10インチのベストサイズは売っているはずもなく……。だけどそんなことは気にしません! 5cm以上大きい12インチを発見して早速購入。少々大きくても中敷きさえあればへっちゃらです。これって、常識ですよね!?

 

 

その2

インソールのプリントを削りたくないから中敷きは別ブランド!

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ご覧のようにスニーカー本体はナイキのエア ジョーダン 5 レトロ ロー。しかし中敷きはニューバランス。筆者の場合、インソールのジャンプマンのプリントが削れてしまうのがイヤなので、自分にとっての良サイズでも中敷きは常識です。でもせっかくだから良い中敷きを使いたいですよね! 好みは色々ですが、筆者の場合はニューバランスの中敷きがしっくり来るんですよ。ただでさえエアソールで履き心地が良いのに、さらに低反発タイプの中敷きですから、気分はフワフワ雲の上。

 

 

その3

なるべく摩擦の少なそうな場所を歩いてしまう!

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スニーカーを履けばソールが減るのはしようがありません……。イヤですけど、水が上から下へと流れるがごとく、自然の摂理には逆らえませんよね……。だったら少しでもソールが削られないように、道路の白線の上や板の上、たった一歩でもいいからマンホールの上など、なるべく摩擦の少なそうな場所を歩いてしまうのです。気休めだと思われるかもしれませんが……。ハイそうです、気休めです。でも、スニーカー愛がそうさせるのです!

 

 

その4

掃除をすると何かしら「発掘」される!

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部屋の掃除をすると、「あったなーコレ!」というモデルが出てくることがよくあります。まるで犬がお気に入りのオモチャを地中に隠し、そのことをすっかりと忘れるがごとく。つい最近クローゼットから発掘したのが、おそらく2001年頃に発売したと記憶しているシュプリームのスニーカー、DOWNLOWです。偶然代官山店で発見し、ゲットした代物! あまりの幸運に気絶しそうになりましたね。もったいなくて履き潰せるわけもなく、クローゼットに保管していたら、次に出て来たのが約15年後の2015年冬……。スニーカーのためにも、保管せずに履いてあげないといけないな、と思う今日このごろです。

 

 

その5

「シューグー」前提でアウトソールを見てしまう!

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いくら気を使って履いても、ソールの減りは避けられないもの。ましてやヘビロテモデルならヒールの減るスピードも速いです。そこで活躍するのがシューグーですよね! 合成ゴムの補修剤で、減った部分に木製のヘラで塗り付けて、一晩乾燥させるだけ。これさえあればソールの減りやすいスケシュー(スケートシューズ)だってガンガン履けます! だけどシューグーって、ナチュラルとブラック、ホワイトの3色ですよね。中でも一番汚れや補修あとがバレにくいブラックが筆者的には使用頻度が高いのですが。やはり補修しやすいように、アウトソールがブラックだとありがたいっす!

 

 

その6

雨の日にも履く! でも心のダメージが少ないものをチョイス!

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スニーカー好きなら雨は大敵! 晴れの日でも、1日履いたら3日は履かないというのが常識のなか、雨は本気(マジ)で勘弁して欲しいです……。そんな筆者が雨の日用として用意しているのが、ジョーダン6レトロ。“なんでジョーダン6!? もったいない!”と思う方も多いと思いますが、友人から格安で譲ってもらったユーズドなので、心のダメージは少し軽い感じです。もちろん雨の日用のユーズドとはいえ、乾燥対策やアッパーのケアはマメにして、コンディションを維持していますよ。

 

 

その7

根気、今季、婚期……コンキと聞けば当然スニーカーだと思ってしまう!

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根気、今季、婚期と「コンキ」と発音する言葉は多いですが、アラフォー世代にとっての「コンキ=ナイキのダンク」です。これは、1980年代にナイキが発売した名作、ナイキのダンクが“紺色(ネイビー)×黄色(イエロー)”のカラーコンビであり、通称コンキと呼ばれたため。このコンキダンクは1990年代中頃に価格が爆発的に高騰し、まだ高校入学したてのボクらにとっては高嶺(高値)の花でした。いまでもナイキコルテッツなど、コンキカラーの他モデルを見かけると、つい目で追ってしまいます。

 

 

その8

カラバリを揃えて左右色違いで履くことがある!

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さすがにコレで街を歩くことはしません。あくまでも自己満足の世界で、玄関のシューズラックから方足ずつ取り出して、玄関先をちょこっと散歩する程度です。コレをすると“オレも大人になったな~”と考えたり、“二児の父にもなってオレは何をしてんだか……”とか、複雑な気持ちにもなったり。要は好きなモデルなら一足といわずカラバリで買っちゃうってことですね。ちなみに筆者はジョーダン6ならブルズカラーとオリンピックカラー、雨の日用のレイカーズカラーも含めて3足所有しています。皆さんは何を複数持っていますか?

 

 

その9

好きなモデルは家族にも履かせたい!

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リーボックのインスタポンプフューリーです。1990年代後半に席巻したハイテクスニーカーブームの火付け役として、ボクらアラフォー世代には定番のモデルですよね! 当時は価格が爆発的に高騰して入手は困難を極めましたが、人気が落着いたいまなら大丈夫。こちらもあまりに好きすぎて、自分はもちろん、奥さんと子ども用にも揃えちゃいました。軽やかでしなやかな履き心地は世代を超えます。大人だけじゃもったいない!

 

 

その10

子ども用のスニーカーがペン立てになりがち!

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スニーカー好きなパパなら、愛する子どもにも愛するジョーダンを、って方は多いですよね! ちなみに筆者はナイキのエアジョーダン6カーマインのベビーサイズを与えました。だけど赤ちゃんの成長は想像以上に速く、あっという間に履けなくなっちゃうんですよね。普通のベビーシューズなら、親戚の赤ちゃんにお下がりとしてあげちゃうけど、ジョーダンはそうはいきません。ただ仕舞っておくのはもったいないし、ペン立てとかに使えばちょうどいいですよ。