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2017/11/21 22:00

Jリーグ・モンテディオ山形の試合で大雪!キックオフから30分で「驚きの白さ」に

週末に一斉開催された明治安田生命J2リーグの最終節。日本列島で1月並の気温を記録するなか、昇格プレーオフ最後の枠を巡って“激熱”な戦いが繰り広げられたが、モンテディオ山形対FC岐阜の試合は“極寒”だった。

 

キックオフ時点ではまだ芝生がはっきりと確認できる状況だったがその後雪が強まり、前半30分をすぎるころには辺り一面、真っ白に!

これは寒い、ゼッタイ!

 

クラブによれば吹雪で視界が目測100mを切り、今シーズン、初めてオレンジ色のカラーボールが登場。ハーフタイム中にはスタッフによって懸命な除雪作業が行われた。

 

試合は相手の岐阜より雪に慣れていることもあってか、先制された山形が4-1で逆転勝ち。木山隆之監督は試合後、「(雪の中での試合は)滑りそうだし、あまり上手くはボールはつながらない、でもセオリーですよね。シンプルに収めて、追い越して、それは良かったんじゃないですかね」と振り返った。

 

なお、山形では11年間チームに在籍したDF石川竜也の退団が発表されており、この試合が山形でのラストゲームとなった。

 

石川は1999年のワールドユースで準優勝に輝いた「黄金世代」の一人。2007年に山形へ加入すると、左足の正確なキックで数々のゴールを演出し、2度のJ1昇格に貢献している。

 

2014年、J1昇格プレーオフ準決勝のジュビロ磐田戦では、GK山岸範宏の劇的ゴールをアシスト!37歳のDFは現役続行を最優先に考えると語っており、今オフの動向が注目される。