【その7】現代世界に古生物が出現!? 新しい見せ方で話題沸騰
古生物のサイズが実感できる! リアルサイズ古生物図鑑 古生代編
土屋 健(著)、 群馬県立自然史博物館(監修)
発行:技術評論社 3456円 横長本
古生物を現代の風景に配置することで、その古生物のサイズ感を視覚的につかめるようにした図鑑。魚店のトロ箱に詰められたアノマロカリス、横断歩道を渡るアースロプレウラなど、あり得ないシュールな光景が広がっています。
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「ただ写真が並ぶだけの図鑑は、その生き物の大きさがイマイチ伝わらないもの。その弱点をSF的な手法で補い、ヒットした図鑑です。どの写真もキモいけど面白い!」(卯月さん)
【その8】団地を支える大黒柱、華やかな給水塔の世界を堪能できる貴重な書!
団地の給水塔大図鑑
小山祐之(著)
発行:シカク出版 2700円 A5判
「団地にある給水塔」だけを400基以上も収録した史上初のデータベース。団地の給水塔を鑑賞する「日本給水党」をウェブ上で結党した著者による10年の記録の集大成です。写真や解説の端々からアツい給水塔愛が溢れ出ます。
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「色や形も多彩で、こんなにも給水塔が見ていて飽きないとは! 力強い存在感で、各団地のシンボルだった給水塔。昭和生まれはノスタルジーに浸れること間違いなし」(卯月さん)
【その9】記号で暗記するのはもう古い!? 元素はこんなにも美しい
世界で一番美しい元素図鑑
セオドア・グレイ(著)、若林文高(監修)、武井摩利(翻訳)
発行:創元社 4104円 A4判変
水素、リチウム、ホウ素など世界をかたちづくる118の元素を鮮やかなカラー写真で掲載。純粋状態に近いものだけでなく、ほかの元素と結合した化合物、身近な応用製品もピックアップ。科学エッセイとしても読み応えがあります。
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「学生時代に“水兵リーベ”で周期表を一生懸命に覚えましたが、そのときにこの本があったらなぁ……とちょっと悔しくなりました。各元素の個性が鮮やかに伝わってきます」(卯月さん)
【その10】うっとりするほど華麗! この宝石、ハウマッチ?
価値がわかる宝石図鑑
諏訪恭一(著)
発行:ナツメ社 2376円 A5判
米国宝石学会の宝石鑑別士資格を日本人として初めて取得した著者による、163の宝石と82の鉱物種、有機物の解説。撮り下ろし写真は1000点超。宝石の見方、歴史、カットの種類など、ジュエリー入門のガイドにもなります。
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「アップで撮影された宝石の写真はどれも見とれてしまうほど美しいです。しかも、品質や色味による価格の違いも明記され、各宝石の価値もわかります」(卯月さん)
【その11】物事の始まりを知れば森羅万象が見えてくる
New Scientist 起源図鑑 ビッグバンからへそのゴマまで、ほとんどあらゆることの歴史
グレアム・ロートン、ジェニファー・ダニエル(著)、佐藤やえ(翻訳)
発行:ディスカヴァー・トゥエンティワン 3024円 B5判
イギリスの人気科学誌が送る、万物の起源に迫る科学図鑑。銀河、生命、貨幣……身のまわりの物事の成り立ちが見開きで解説されます。Googleのクリエイティブ・ディレクターによる、絵本のような図版ページも特徴。
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「『最初の言葉は?』『各国歴代のお尻拭き』など興味深いトピックスが満載。解説もビッシリあって、雑学知識が一気に増えます。世の中に詳しくなった気分になれますよ」(卯月さん)
【その12】琥珀色の誘惑に溺れたい大人のためのウイスキー探訪
改訂 世界ウイスキー大図鑑
チャールズ・マクリーン(監修)、清宮真理、平林 祥(翻訳)
発行:柴田書店大判
スコットランド、アイルランド、アメリカ、カナダ、日本の5大生産地を中心に650種類のウイスキーをレビューした本格派。各ブランドの蒸留所の写真、歴史も掲載され、ウイスキーを本格的に学びたい大人のための一冊です。
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「この図鑑を読み込めばウイスキー通になれて、格好いい大人に近づけそう。といっても、製造法にウンチクと情報量は膨大なので、飲みながらゆっくり読み進めたい一冊です」(卯月さん)
【その13】水木しげるのイラストで贈る怖くてかわいい妖怪たち
妖怪ビジュアル大図鑑(講談社ポケット百科シリーズ)
水木しげる(著)
発行:講談社1296円 A6判
ポケットサイズの“オールカラー妖怪大百科”。水木しげる先生のイラストによる、いまにも動き出しそうなイキイキとした妖怪たちが300体以上集結。「妖怪の人気者」など、章立てでおなじみの妖怪が網羅されています。
(C) 水木プロダクション
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「妖怪の姿だけでなく風景のディテールも緻密に描かれ、どれも1枚の絵として見応えあり! 子どものころ妖怪が好きだった人にとっては童心に帰れる故郷のような図鑑」(卯月さん)
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構成/えんどうまい 文/こざきゆう、ゲットナビ編集部/村田 卓(go relax E more)、我妻慶一