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2022/12/13 11:15

AirTagの安全対策のおかげでストーカー犯が逮捕。3回も仕掛けた上に警察署にも現れる

アップルの忘れ物トラッカーAirTagには、数々の安全対策が施されています。それらが正しく機能して、ストーカー行為をしていた人物が逮捕されるきっかけになったと報じられています。

↑AirTag

 

米国のニュースメディアKelolandの報道によると、カール・スティーブン・ショーバー(63歳)はAirTagを使って3回もストーカー行為をしようとしたそうです。ショーバーは被害者と結婚していると主張しているものの、実は被害者との関係はなく、電話やメッセージもブロックされていました。

 

まず、被害者が「浮気をしていると思ったから」クルマのスペアタイヤの上にAirTagを設置。しかし被害者は、アップルによる安全対策のおかげで、不審なAirTagが一緒に移動していると警告を受けたとのことです。

 

その後、被害者は見つけたAirTagを証拠品として警察に渡しました。するとショーバーは警察署にやって来て「被害者が署で浮気をしている、だから署に探しに来たんだ」と言ったそうです。もっとも、この時点では逮捕されませんでした。

 

が、その後に被害者はiPhoneから行動が追跡されていると知らされ、2つ目のAirTagに気づきました。やはり今回もクルマから発見され、スペアタイヤの上にあるビニール袋の中に、財布に入れて隠していたそうです。

 

さらに、被害者はiPhoneから3つ目のAirTagが位置を追跡していると警告されました。そこで、クルマを整備工場に持ち込んで探すことに。今度の手口はさらに凝っており、AirTagは助手席のタイヤ近くの車のサブフレームに仕込まれ、ビニール袋とプラスチックケースで包んだ状態で見つかったとのことです。

 

これらAirTagは3つとも警察署に証拠として提出されましたが、ショーバーはAirTagの場所を確認してから再び警察署に出現。ようやく逮捕されて刑務所に収監され、予備審問は12月19日に行われる予定だそうです。

 

この事件ではAirTagが3回もストーカー目的で仕掛けられ、3回とも期待通りに安全対策が機能したかっこうです。アップルは今年2月にストーカー被害を減らすためのアップデートを発表しましたが、その効果が発揮されたようでなによりです。

 

Source:Keloland
via:9to5Mac