サムスンはまもなく、折りたたみスマートフォン・Galaxy Z Fold6の薄型モデル「Galaxy Z Fold6 Special Edition」を中国や韓国で発売すると予想されています。標準モデルよりも折りたたみ画面や外側のディスプレイが広く、2億画素カメラを搭載すると噂されています。
このGalaxy Z Fold6 SE(略称)が、新方式の画面保護ガラスを使うことで折りたたみのシワが目立たなくなると著名アナリストが主張しています。
ディスプレイ専門アナリストのRoss Young氏は、Galaxy Z Fold SEの製造が9月に始まるとXで述べています。これは、発売が噂されるのと同じ月。「大半は中国に輸出され、残りは韓国」とのことで、欧米や日本など他の国や地域での販売はしばらくなさそうです。
その一方、Galaxy Z Fold6 SEにはUFG(Ultra Flexible Glass)が使われるとのこと。これまでのサムスン製折りたたみスマホには、UTG(超薄型ガラス)が使われてきました。特に最新のGalaxy Z Flip6では改良型のUTGが採用され、折り目が目立たなくなっています。
これに対してUFGは、Young氏によれば「継ぎ目の部分を除いてUTGよりも厚く、耐傷性、耐久性、継ぎ目の目立たなさを高める」とのこと。つまり厚さが不均一になっており、シワを軽減することと画面の耐久性を両立させるというわけです。
同氏は、薄くするためにデジタイザー(ペン入力を認識する層)を削り、コストも削減すると主張。これによりSペンが使えなくなると述べています。
しかし、著名リーカーのIce Universe氏はSペンが使えると主張し、Ross氏と意見が割れてます。どちらが正しいか、あと1か月もせずに明らかになるかもしれません。
Source: Ross Young(X), Ice Universe(X)
via: NotebookCheck