家電
2021/4/13 21:31

「家電大好き芸人」と「家電女優」が大絶賛したアイテムは?「家電大賞」の注目製品を振り返る「家電トーク」ダイジェスト

「家電大賞」は、トレンド情報誌「GetNavi」と白物家電専門ニュースサイト「家電 Watch」による年に1度の家電アワード。今回で6回目となる「家電大賞2020-2021」では、ノミネートされた全155製品のなかから、 読者投票(投票期間は2020年11月22日~2021年1月6日)により、 グランプリと部門賞(特別賞含む18部門)が決定しました。

 

YouTubeチャンネル「家電トーク」の4月1日に配信分では、「家電大賞2020-2021」の受賞製品を発表。芸人界でトップレベルの家電の知識を持つ「家電大好き芸人」の松橋周太呂さんと、芸能活動の傍ら家電の製品発表会を取材して多くの記事も執筆している「家電女優」の奈津子さんが受賞製品を紹介し、持ち前の知識を交えながらアツいトークを繰り広げました。今回は、その内容をダイジェストで振り返ります!

↑「家電トーク」に出演した奈津子さん(左)と松橋周太呂さん(右)

 

〈総合グランプリ〉アイロボット「ルンバ s9+

総合グランプリに輝いたのは、アイロボットのロボット掃除機「ルンバ s9+」(18万6780円・税込)。従来のルンバのイメージを覆すデザインと画期的なテクノロジーを搭載したことが高い評価を受けました。2020年のグッドデザイン賞を受賞したほど斬新なデザインは、これまでのルンバ=丸型というイメージを覆しました。アイロボットの技術の粋を集めたロボット掃除機です。

↑見事、総合グランプリに輝いたアイロボットロボットのルンバ s9+

 

松橋周太呂さんも奈津子さんも、ルンバ s9+の能力を高く評価。

 

「スゴイよルンバ! 従来製品の40倍の吸引力はスゴイですね。お笑いで40倍面白いネタを作るのは不可能です(笑)と松橋さんが高性能ぶりに賞賛の声を上げれば、実際に使ったことがあるという奈津子さんもその進化を絶賛。

 

「デザインが丸型からD型になったので、びっくりしましたし、壁に沿ってキレイに掃除してくれるんですよね。さらにD型になったことでブラシの部分も30%のびているとのことで、清掃効率も吸引力もアップしていて、めちゃくちゃ革新的なモデルですよね」(奈津子さん)

 

さらに、奈津子さんは「ライフスタイルが一変。声に反応するなど、よく働く家族が増えたみたいです」「アップデートで家具まで認識するようになったのには驚くばかりです」「自動ゴミ収集機能により、掃除に取られる時間がほぼなくなりました」など投票者の声を紹介。奈津子さん自身も、「ルンバ s9+のクリーンベース(自動ゴミ収集機)は、約60日分のゴミを吸い取ってくれる。2か月間、ゴミを捨てなくていいというのは主婦からするとめちゃくちゃうれしいですね!」との感想を口にしました。

 

このほか、松橋さんはルンバ e5が家電大賞2018のグランプリを獲得したこと続き、ルンバが2回目の総合グランプリに輝いたことに言及。「2回出て優勝するってね、パンクブーブーしかやってないですからね(※)。なかなかないですよ!」とその快挙をたたえました。

※お笑いコンビのパンクブーブーは2009年「M-1グランプリ」と2011年「THEMANZAI」で優勝

 

〈総合銀賞〉シャープ「プラズマクラスター除加湿空気清浄機KI-LD50

続いて、銀賞のシャープ「プラズマクラスター除加湿空気清浄機 KI-LD50」(オープン価格)。1台で除湿と加湿ができるうえ、除湿と加湿のトレーを一体化したため、幅350×高さ656×奥行285mmというコンパクトなサイズを実現。質量も約13kgに収めることができました。

↑総合銀賞を獲得したシャープのプラズマクラスター除加湿空気清浄機 KI-LD50

 

2人の話題の中心になったのが、KI-LD50の万能ぶりです。

 

「タンクが除湿も給水も一体化しているのがびっくりして。一年中使えるし、省スペースで使えるのが興味深いです。衣類乾燥機機能もあるので、部屋干し臭を取れるのもいいですね」(奈津子さん)

 

「定期的に押し入れの中を乾燥させることもできますから。秋が来たら加湿できますし、(除湿と加湿を)バトンタッチできるのがいいですね」(松橋さん)

 

「『全部盛り』だとお値段が上がりますが、家にいる時間が増えたので、1台で何でもできる製品が出てきたことが今の時代を表していると思います」(奈津子さん)

 

〈総合銅賞ポップイン「popIn Aladdin 2

銅賞を受賞したのはポップインの「popIn Aladdin 2」でした。こちらはシーリングライトに高性能プロジェクターと高音質スピーカーを一体化したアイテム。家庭用の引掛シーリングがあれば設置するための工事は不要で、誰でも簡単に取り付けることが可能。6畳で100インチの大画面が楽しめるハイエンドモデルのpopIn Aladdin 2(9万9800円・税込/送料込)、popIn Aladdin SE(7万4800円・同)の2種類がラインナップされています。

↑総合銅賞を獲得したポップインのpopIn Aladdin 2

 

すでにお2人は実物を体験しており、その性能の進化に感心しているご様子。

 

「友人が買ったので見せてもらいました。旧モデルよりも大画面になって、解像度もかなり良くなっているじゃないですか」(奈津子さん)

 

「近距離でも大画面で投影できるのが革命的。方向を変えて逆方向に振ったりしても映写もできるので、選択肢が増えましたよね」(松橋さん)

 

〈洗濯機部門金賞〉パナソニック「ななめドラム洗濯乾燥機 NA-VX900BL/R

以降は奈津子さんと松橋さんが部門賞の受賞製品で注目したものを見ていきましょう。松橋さんは、洗濯機部門で金賞に輝いたパナソニックの「ななめドラム洗濯乾燥機 NA-VX900BL/R」(オープン価格)に注目しました。

↑洗濯機部門で金賞を獲得したパナソニックのななめドラム洗濯乾燥機 NA-VX900BL/R(画面右下)

 

大の洗濯機好きで、すでにパナソニックのななめドラム洗濯乾燥機のユーザーだという松橋さん。

 

「パナソニックさんは洗剤や柔軟剤の自動投入の先駆者。しかも、だいぶ早い段階で、しっかりお湯の温度が挙げられる温水洗浄機能も搭載していましたからね。あと、色物の汚れ移りがドラム式の“あるある”だったんですが、汚れ移りを抑える『2度洗いモード』も搭載するなど、細かいニーズを全部拾い上げたのがスゴイ」と同社の洗濯機を評価しました。

↑家電 Watch賞を獲得したAQUAの全自動洗濯機「Prette」シリーズ(画面右下)

 

松橋さんは、家電 Watch賞を獲得したAQUAの全自動洗濯機「Prette」シリーズにも言及。「フタを開けたところに超音波洗浄機が内蔵されているので、直観的にシミ抜きができます。14kgと容量も大きくて低価格だし、かゆいところに手が届く製品です」と語りました。

 

〈炊飯器部門金賞〉タイガー魔法瓶「土鍋圧力IHジャー炊飯器〈炊きたて〉 土鍋ご泡火炊き JPL-A100

炊飯器部門では、タイガー魔法瓶の「土鍋ご泡火炊き JPL-A100」(オープン価格)が金賞を受賞しました。

↑炊飯器部門金賞を獲得したタイガー魔法瓶の土鍋圧力IHジャー炊飯器〈炊きたて〉 土鍋ご泡火炊き JPL-A100(画面右下)

 

土鍋ご泡火炊き JPL-A100をメイン炊飯器として使っている奈津子さん。「これ、炊飯器業界のロールス・ロイスって言われているのを知ってますか? その名に恥じないくらい、ホントに美味しくて。甘みがあって、お米の粒が立っていて、『料亭のごはんってこんな感じなんだろうな』というくらい美味しいです!」と熱く語りました。

 

一児の父でもある松橋さんは、「ただ、こんなおいしいごはん、子どもにいつ食べさせようかな、というのが悩みどころ。『この味を定番だと思うなよ』というのがあるじゃないですか。それぐらい美味しいですよね」と独特の表現で絶賛しました。

 

〈キッチン家電部門金賞〉バルミューダ「BALMUDA The Toaster

キッチン家電部門では、バルミューダのBALMUDA The Toaster(2万5850円・税込)が金賞を受賞。スチームテクノロジーの進化と温度制御により、窯から出したばかりのような焼き立てパンの味を再現できます。

 

すでにBALMUDA The Toasterのユーザーである奈津子さんは、「現在、妊娠中なので低糖質のパンを買って食べるようになったんですが、正直、普通の食パンより味は落ちるんですよね……。でも、このトースターで焼くとめちゃくちゃ美味しいんです」と喜びの声を上げていました。

↑キッチン家電部門金賞を獲得したバルミューダのBALMUDA The Toaster(画面右下)

 

〈キッチン家電部門銀賞〉シャープ「ヘルシオ ホットクック  KN-HW24F/KN-HW16F」

最後に松橋さんは、キッチン家電部門で銀賞に輝いたシャープ「ヘルシオ ホットクック  KN-HW24F/KN-HW16F」(オープン価格)についてコメント。

↑キッチン家電部門銀賞を獲得したシャープのヘルシオ ホットクック KN-HW24F/KN-HW16F(画面右下)

 

旧モデルをよく知る松橋さんは「地味に進化しています。内釜がステンレス製からフッ素加工になったので、めちゃくちゃお手入れがラクになった」と新モデルのマイナーチェンジに触れ、「骨付きのチキンなどを調理してもトロトロ。うまみも味のしみ方も全然違うんですよ」と、改めてその味を評価しました。

 

奈津子さんは「忙しいときは週8で使ってるんですよ。ゆくゆくは子どもの“おふくろの味”がホットクックになる可能性が高い(笑)。でも、それはそれでいいかな、と。無水調理で栄養満点だし、美味しいし、お母さんがご機嫌ならいいじゃないですか」と今後もヘビーユースすることを誓いました。

 

以下の動画の完全版では、記事では触れられなかったエピソードも満載。ぜひチェックしてみてください!

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