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2022/11/1 16:55

「霧ヶ峰エアコン」の新製品は人の感情まで察知して空調するらしい。

三菱電機は、ルームエアコン「霧ヶ峰」の新製品として、非接触で高精度に人の脈波を計測・解析し感情を推定するバイタルセンサー「エモコアイ」を搭載し、さらに赤外線センサー「ムーブアイmirA.I.+(ミライプラス)」を組み合わせ、「エモコテック」を実現した「Zシリーズ」12機種を2023年2月より発売します。価格はオープン価格となっています。

三菱電機の調査では、在宅ワーク時、リビングで仕事をしている人が約6割もいることが判明。リビングはくつろぐ場所以外にも、仕事をする場所など使用用途が多様化しているといいます。本製品は、そんな新しい生活様式とその変化に対応するため、生活シーンごとの気持ちに合わせて空気を整える新しい空調が必要と考え開発されたそう。

 

人の感情を推定する「エモコテック」

新搭載された「エモコアイ」は、非接触で高精度に人の脈波を計測し、独自のアルゴリズムにより人の感情を推定して数値で見える化するバイタルセンサーです。室温や体感温度などを検知し空調を整える赤外線センサー「ムーブアイ mirA.I.+」と組み合わせることで、くつろぎやすい空間や集中しやすい空間など、気持ちに合わせた空気にする「エモコテック」を実現。

↑「エモコアイ」のバイタルセンサーにより、脈拍と集中度を計測

 

集中したいときには、リモコンの「フレッシュモード」を選択。室温を少し下げて運転し、集中しやすい室内環境を創出します。同時に、「エモコアイ」がユーザーの脈波を計測・解析し集中度を推定。集中力が低下してい ると判断すると、自動で優しい風をあてることで、集中を促す仕組みだそうです。

 

また、別売の「換気ユニット」を取り付けることで、換気機能(排気)の追加が可能になります。「ムーブアイ mirA.I.+」が検知した在室人数に応じて換気量を自動で最適化し、さらに「エモコテック」の「フレッシュモード」との併用で、室内の CO2を排出。集中力が持続しやすい室内環境づくりに貢献します。