AV
2015/10/31 9:25

買うべき4Kテレビ、キーワードは「多機能ミドル」にあり。

価格がこなれてきた4Kテレビを買うなら、コスパの高いミドルクラスがオススメ。高コントラストなHDR 映像の入力に対応するなど、ハイエンド機に迫る性能を誇るモデルが揃い、お買い得です。テレビの活用の幅が広がる、ネットコンテンツや録画性能の充実度もポイント。

 

デジタル・メディア評論家の麻倉怜士さんの分析のもと、オススメモデルを紹介していきましょう。

 

「タイムシフトマシン」機能で地デジの番組を録りまくり!

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東芝
レグザ 55J20X
実売価格33万4450円

 

従来は最上位機のみだった全録機能「タイムシフトマシン」に対応。好みの録画番組をすぐに見つけ出せる「新ざんまいスマートアクセス」により、再生も楽々です。映像の輝度を高める「全面直下LED」を搭載しHDR入力へ対応(16年2月アップデート予定)するなど、画質もハイレベル。

 

全面直下LEDがHDR映像の価値をより高める

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パネル全面にLEDを配置した「全面直下LED」を採用するなど、ミドルクラスながら画質性能は最上位モデルに匹敵。「高輝度なHDR映像の魅力を存分に味わうには直下型LEDが不可欠。コントラストと精細感に優れたレグザらしい映像が楽しめます」(麻倉さん)

 

コンテンツを横断検索する「みるコレ」が秀逸

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HEVCデコーダーを内蔵し、「ひかりTV 4K」や「4Kアクトビラ」(年内対応予定)などを本機単体で楽しめます。「『みるコレ』サービス(画像)も秀逸。出演者やジャンルで録画番組やネット動画を自動検索し、好みのコンテンツがすぐ見られます」(麻倉さん)

 

地デジ6chの全録に対応するうえ視聴も手軽

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別売のUSB HDDを接続すれば全録機能「タイムシフトマシン」に対応。最大6chの地デジ番組を約80時間ぶん録り貯められます。「専用レコーダーなしで全録できるのは魅力。カテゴリなどから番組を抽出する『新ざんまいスマートアクセス』も便利です」(麻倉さん)

 

SPEC
●チューナー:地デジ×9、BS/110度CS×3
●端子:HDMI入力×4ほか
●ラインナップ:55V、49V、43V型
●サイズ/質量:W1241×H772×D247mm/18.5kg

 

 

HDR映像入力に対応する世界最薄の液晶テレビ

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ソニー
ブラビア KJ-55X9000C
実売予想価格37万7870円

 

奥行き約4.9mm(最薄部)の極薄ディスプレイを採用した世界最薄の液晶テレビ。同梱の金具により壁掛けも可能で、設置性に優れています。HDR映像入力への対応(年内予定)や、ネットコンテンツをスムーズに利用できるOS「Android TV」の内蔵もウリです。

 

新開発プロセッサで高精度に4Kアプコン

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新開発の4K高画質プロセッサ「X1」が高画質技術を司ります 。「従来より4Kアップコンバートの性能が向上。特にBDソフトでは4Kらしい高精細表示が可能です」(麻倉さん)

 

ゲームなど多彩なコンテンツに対応

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専用チューナーを内蔵し、テレビ単体で4K放送が視聴できます。「『AndroidTV』により、さらにコンテンツの幅が拡大しました。ゲームなどのアプリを楽しめるのも魅力です」(麻倉さん)

 

タッチ式リモコンで直感的に番組を選べる

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USB HDDへの録画に対応しますが、2番組同時録画は不可。「放送画面の下部に録画番組一覧を表示する機能が便利です。タッチパッド式リモコンを使って直感的に選べます」(麻倉さん)

 

SPEC
●チューナー:地デジ/BS/110度
●CS×2ほか
●端子:HDMI入力×4ほか
●ラインナップ:65V、55V型
●サイズ/質量:W1232×H774×D257mm/19.7kg

 

 

広視野角のIPSパネルは大画面テレビにうってつけ!

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LG Electronics
60UF8500
実売価格29万390円

 

178°の視野角を実現する同社独自のIPS 4Kパネルを搭載。「ULTRA Luminance技術」と合わせて、映像の明暗をリアルに再現可能です。また、オーディオブランドharman/kardonとのコラボにより、4K映像に見合った臨場感あふれるサウンドも実現しました。

 

広い視野角と階調性の高さに目を見張る

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HDR入力には非対応ですが、178°の広い視野角を誇るIPSパネルを搭載。「中央から画面端を見ても色やコントラストに差異はありません。階調性も従来から格段に進歩しています」(麻倉さん)

 

番組を視聴しながら各種サービスを選択

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「ひかりTV 4K」など多彩なVODサービスが楽しめます。「特に『webOS』は秀逸。画面下部にメニューを表示するUIで、番組を見ながらでもコンテンツが選べます」(麻倉さん)

 

ポインター式リモコンで録画&再生がラク

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デジタル2チューナー内蔵で、裏番組録画がおこなえます。「録画機能は簡素ですが、ポインター式の『マジックリモコン』が使いやすいです。直感的に録画&再生できる点が便利」(麻倉さん)

 

SPEC
●チューナー:地デジ/BS/110度CS×2
●端子:HDMI入力×3ほか
●ラインナップ:60V、55V、49V型
●サイズ/質量:W1343×H842×D277mm/25.4kg

 

 

HDR映像入力対応機なら次世代BDを高画質で堪能!

4Kテレビは、シンプル機能でリーズナブルなエントリー機から技術の粋を集めたハイエンド機まで、 ラインナップが充実してきました。

 

AV機器評論の第一人者でありデジタル・メディア評論家の麻倉怜士さんは「いま買うなら性能と価格のバランスが良いミドルクラス」と断言。

 

「画質面では、 基本性能に加えてHDMIの新規格によるHDR映像入力に対応するモデルに注目。今秋に登場する予定の次世代BD規格など、高輝度映像を余すことなく表示できます」 (麻倉さん)

 

また、海外で人気の映像配信サービスNetflixが日本でスタートするなど、テレビで視聴できる4Kコンテンツも増えつつあります。

 

「4Kコンテンツを楽しめるVODサービスなどにアクセスするための、UIの使い勝手も重要です。それだけでなく、メインコンテンツであるテレビ放送を効率よく視聴するための録画性能も要確認。チューナー数や録画/再生のしやすさが選択基準です」 (麻倉さん)