ビジネス
エクセル時短術
2019/10/21 20:20

【エクセル】計算時間が驚くほど縮まる「オートSUM」の使い方

エクセルの表計算でよく使う関数といえば、合計を求めるSUM(サム)関数ですよね。「オートSUM」ボタンを使って簡単に合計を入力できます。では、累計や小計、総合計はどう計算していますか。実はこれらも「オートSUM」ボタン使って簡単に算出することができます。「オートSUM」ボタンを活用して一発で計算してみましょう。

 

オートSUMの使い方1.累計を計算する

累計を計算するには、「オートSUM」ボタンを使い、計算範囲を「絶対参照:相対参照」と指定します(絶対参照・相対参照の詳細についてはコチラ)。

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↑ 累計を求めるセルを選択します

 

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↑ 「ホーム」タブの「オートSUM」ボタンをクリックします

 

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↑ 「=SUM(B2)」などと入力されます(数式は表によって異なります)

 

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↑ 数式を「=SUM($B$2:B2)」に修正し、Enterキーを押します

 

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↑ 累計が計算されます。セルを選択し、■をドラッグしてコピーします

 

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↑ 累計が表示されます。セル左上に緑三角形が表示されますが、エラーではないので無視します

 

オートSUMの使い方2.小計を計算する

小計は、計算範囲を選択し、「オートSUM」ボタンをクリックします。

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↑ 小計の計算範囲を選択します。一つ目はドラッグして選択し、二つ目以降はCtrlキーを押したままドラッグして追加します。最後に「オートSUM」ボタンをクリックします

 

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↑ 小計欄に小計が表示されます

 

オートSUMの使い方3.総合計を計算する

小計が表示されている場合は、総合計を求めるセルを選択し、「オートSUM」ボタンをクリックするだけで総合計が計算されます。

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↑ 総合計を求めるセルを選択し、「オートSUM」ボタンをクリックします

 

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↑ 小計のセルが選択されたSUM関数が入力されます。Enterキーを押します

 

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↑ 総合計が表示されます

 

累計、小計、総合計の計算、いかがでしょうか。「オートSUM」ボタンで簡単に計算できます。試してみましょう。