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2017/5/19 19:00

久保建英、U-20W杯で大会最年少はならず……来年のロシアW杯であの記録の更新を狙う?

20日に開幕するU-20ワールドカップ。10年ぶりに出場する日本代表はウルグアイやイタリアと同組になっているが、アジア王者として世界的な強豪に挑んでいってもらいたいところだ。

 

そんな今回の日本代表でもっとも注目されているのは、なんといっても久保建英だろう。今大会の出場資格を持つのは1997年1月1日以降に生まれた選手であるが、久保の生まれは2001年6月4日。登録選手のほとんどが18歳から20歳であるのに対し、久保はわずか15歳にしてU-20日本代表に選ばれたのだ。

 

2階級の特進、いわゆる“飛び飛び級”は世界的に見ても稀である。今大会に登録された全504選手のなかでも久保は2番目に若く、久保より後に生まれたのはセネガル代表FWのウセイヌ・ニアング(2001年10月12日生まれ)のみである。

 

また、基本的には1997年から1999年までに誕生したプレーヤ-がほとんどであり、2000年以降に生まれた選手は久保やニアングを含め、わずかに7人しかいない(※ただし、登録メンバーはまだ入れ替わる可能性がある)。

 

ちなみに、過去を振り返れば1991年大会(当時のワールドユース)でアイルランド代表FWジェイソン・バーンが13歳3か月という驚きの若さでU-20代表に選ばれており、最年少出場記録を打ち立てているようだ。となれば、少し気が早いが久保に対して次に期待してしまうのはワールドカップにおける「最年少出場記録」だろう。結論からいえば、こちらの方はとりあえず更新の可能性を残している。

 

ワールドカップにおける最年少出場記録は、1982年大会で北アイルランド代表MFノーマン・ホワイトサイドが樹立した17歳41日というもの。仮に久保が2018年大会に出場すれば、自動的に更新となる計算だ(久保は大会時まだ16歳)。

 

一方、同大会における「最年少得点記録」を保持しているのは“王様”と呼ばれるあのペレだ。ペレは1958年大会にわずか17歳で出場し、準々決勝のウェールズ戦で決勝点をマーク。この時の年齢である17歳239日が、ワールドカップにおける最年少得点記録となっている。

 

プロ経験の浅い久保が来年のワールドカップに出場するというのは、やはり現実的ではないだろう。しかし、日本代表のヴァイッド・ハリルホジッチ監督は、よく「A代表はすべての選手に開かれている」という旨の言葉を話している。これは選手の年齢やプレーする地域は関係ないというメッセージである。

 

久保がこれから行われるU-20ワールドカップで特別な存在感を見せチームを上位に導けば、16歳でのワールドカップ出場というのも決して夢ではなくなるのかもしれない。