グルメ
立ち食いそば
2017/6/15 19:02

【立ち食いそば】愛されて40年…でも、麺を変えたのは大正解! もちもち麺と多彩な天ぷらでビジネスマンを癒す赤坂見附「蓼科」

赤坂見附駅A出口近くにある「蓼科」は、創業して約40年の老舗店。赤坂、青山近辺で働く人々にはおなじみの店だ。

 

麺を一新してますますうまくなった赤坂の老舗店

↑海鮮天そぱ(410円)。玉ねぎ、いか、むきえび、 あさりが入り、味の変化が 楽しい。衣がつゆをたっぷ り吸ったところを、もちも ちのそばと一緒に食べて!
↑海鮮天そば(410円)。玉ねぎ、いか、むきえび、あさりが入り、味の変化が楽しい。衣がつゆをたっぷり吸ったところを、もちもちのそばと一緒に食べて!

 

同店では2〜3年前に麺を変えたが、これがすこぶるいい。そばは、やや細身でプルンとした独特の弾力とのどごし。うどんは小麦粉に白玉粉を加えていて、これもプルプルの食感だ。

↑「蓼科」は完 全立ち食い制。カウンターには大ぶ りのかき揚げをはじめ、多彩な天ぷ らが並んでいる 
↑カウンターには大ぶりのかき揚げをはじめ、多彩な天ぷらが並んでいる

 

甘辛つゆは甘みが強いがくどさはなく、かつお節とさば節から取っただしのうまみが、つゆの味を下支えしている。天ぷらは揚げ置きだが、長く置くことはしない。海鮮かき揚げや玉ねぎ天、桜えび天などが人気だ。

 

さらにこの店、立ち食いそば店の前はカレーショップだったそうで、カレーも美味。2種類のカレー粉に様々な隠し味を加えたルーは欧風カレーの味わいで、カレーそばを食べるとかけ汁と欧風カレーが相まって、えも言われぬうまみを生み出す。

 

同店は隣の居酒屋も営む。中がつながっていて、お昼どきは居酒屋のほうに回って座って食べることもできる。赤坂見附駅で地下鉄を乗り継ぐ際などには、ぜひ途中下車して一杯食べることをオススメする。

↑かつそば(490円)。つゆに浸かった衣がじんわりうま い。とんかつの肉のうまみが口の中 に広がったら間髪入れずつゆを飲み、 そばをすするべし
↑かつそば(490円)。つゆに浸かった衣がじんわりうまい。とんかつの肉のうまみが口の中に広がったら間髪入れずつゆを飲み、そばをすするべし

 

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蓼科

住所:東京都港区赤坂3-1-16

営業時間:6:30〜21:00(月〜金)、 11:00〜14:00(土)

定休日:日、祝日

(※こちらの記事は発売中のムック「立ち食いそば名店100 首都圏編 最新版」から抜粋したものです)

 

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