ファッション
スニーカー
2021/12/28 18:05

2021年スニーカーシーンで、かなり印象に残った「コラボ」 &「復刻」モデル5選! シュプリームetc・・・

引き続きコロナ禍にあった2021年でしたが、スニーカーシーンは豪華ブランドとのコラボレーションによるハイプなスニーカーや、80年代&90年代の名作の復刻が目立ちました。またニューノーマルなライフスタイルの浸透や、アウトドアアクティビティのブームがきっかけでトレッキングシューズも人気になるなど、コロナ禍関係なく多方面で盛り上がりを見せました!

 

そこで今回は、2021年に登場した人気スニーカーの中から、筆者の独断と偏見で印象に残った「コラボレーション」&「復刻」の5モデルを紹介します! あくまで独断と偏見ですのであしからず。

 

【フォトギャラリー(画像をタップすると拡大表示されます)】

 

【その1】いぶし銀のセンスが光るコラボレーションモデル!

シュプリーム × ナイキ

ナイキ エアクロストレーナー 3 ロー

まずは、言わずと知れたニューヨーク発の人気ブランド「シュープリーム」と「ナイキ」とのコラボレーションモデル。これまでもシュプリームは「エア フォース 1」や「エアジョーダン5」といったナイキの大人気シューズとのコラボモデルをリリースしてきましたが、2021年10月に登場した今作はベースのチョイスが渋い!

 

ベースとなっているのは、様々なトレーニングに対応するナイキのクロストレーニングカテゴリーから、1990年にリリースされた「エアクロストレーナー 3」です。2020年冬には「エア マックス プラス」通称“マップラ”でコラボしたりと、今回のクロストレーナー 3といい、その意表を突くようなセレクトセンスは、まさにシュプリームならではかと。

 

 

【その2】スポーツとファッションとアート、トリプルコラボがアツい!

ナイキ × サカイ × カウズ

ナイキ ブレーザー ロー

2021年のコラボレーションモデルを振り返るうえで外せないのが、日本が世界に誇るファションブランド「サカイ」と「ナイキ」のコラボレーションでしょう。このローカットシューズ「ブレザー ロー」はまるで2足のシューズを1足にドッキングさせたような、2重構造になったシュータンやスウッシュが特徴的で、とてもインパクトに溢れる印象となっています。

 

2021年11月に登場した本作は、ナイキのブレーザー ローをベースにしつつ、さらにニューヨークを拠点に活動するアーティスト「カウズ」も参加! カウズの世界観をポップなカラーリングで表現しつつ、トウ付近のミッドソールサイドには、カウズのトレードマークである「××」のレーザー加工刻印入り。カウズらしいカラーの全4色展開でした。コレはもう、激しい争奪戦は必死でしたね!

 

 

【その3】90年代アウトドアブームでブレイクした名品の復刻カラー!

ナイキ

ナイキ ACG エア モワブ

ニューノーマルがスタンダードになった2021年は、キャンプやハイキングといったアウトドアのレジャーがブームとなりました。その流れからスニーカーもアウトドア仕様モデルが人気となりました。それを受け、ナイキのアウトドアエディションとして1989年にスタートした「ACG(エーシージー)」からも、名作「ナイキ ACG エア モワブ」が復刻しました。

 

1991年に登場した、ナイキ ACG エア モワブ。ACGの数あるシューズの中でも絶大な人気を得ている名作で、90年代日本であったアウトドアブームにおいてもこのシューズはブレイクしています。クッション性に優れた足裏のAir、ヒールの周りのサポート性を高めるハラチのテクノロジーを備え、斑点模様のミッドソールは紛れもない快適さとスタイル。今作は約6年ぶりとなるオリジナルカラーの復刻で、アンクルパーツのacgロゴなど、当時を知るファンにはたまらない一足となっています。

 

 

【その4】ニューバランスのハイエンドライン「Made in U.S.A.」の傑作!

ニューバランス

M990 NB3

ニューバランスを象徴する「990」は、舗装路用のランニングシューズとして1982年に初代モデルが登場。その後、優れた履き心地から世界中で多くのファンを魅了し、990シリーズは初代から数えて5世代続いています。そんな990シリーズの第3世代として、2012年に登場した「990v3」。今回チョイスしたのは、その復刻モデルのニューカラーNB3です。

 

2021年10月に登場した今作に関しては、当時と同様にMade in U.S.A.での復刻。Wolverine社製のピッグスキンスエードとメッシュを纏い、ミッドソールには、安定性とクッション性に優れたENCAP構造と、さらなる安定性強化のためTPUのスタビライザー(CR)を採用と、フォルムやディテールだけではなく、クラフトマンシップ溢れる雰囲気もしっかりと継承しています。その分、お値段もちょっとハイエンドです。

 

 

【その5】かつて高騰した名カラーは今でも色褪せません!

ナイキ

ナイキ ダンク ロー“ミシガン”

2020年に生誕35周年を迎えたナイキの名作といえば「ダンク」です。2020年は過去の名カラーリングを再現した復刻モデルが数多く登場し、再び大ブレイク。その波は2021年にも引き継がれ、ローカット版での復刻も多数登場しました。中でも私的にツボだったのがコレ“ミシガン”カラーです!

 

90年代、ハイテクスニーカーブームと同時多発的にブームとなっていたのが、ナイキの80年代ノンエアバッシュです。「ターミネーター」や「バンダル」、そしてダンクといくつかのモデルが大人気で、当時は価格が高騰しました……。なかでもダンクのミシガン大学のカレッジカラーである“ネイビー×イエロー”は通称“紺黄”と呼ばれて、学生時代の私にはとても手の出せるような価格ではありませんでした。それが2020年に復刻され、さらに2021年にはローカット版でも復刻! 今見ても色褪せないデザインとカラーリングは流石のひと言です!

 

 

2022年は引き続き、優秀モデルに期待大!

今回紹介した、ほかにも「ナイキ エアジョーダン 6」のカーマインや、東京2020スケートボード金メダリストの堀米雄斗さんを特別ビジュアルに起用したナイキ SB × ユニコーンガンダム「ダンク ハイ」& NIKE SB × バンシィ「ダンク ハイ」などなど、豊富に揃いましたね! 2022年も私達の想像を遥かに超える優秀モデルが出てくると予想されるので、とても楽しみです! だけど、お財布がツラい……。2022年の新作に向けてお金を貯めておかねばと、覚悟を決める今日この頃です!

 

 

■取材協力:atmos 千駄ヶ谷
https://www.atmos-tokyo.com