スマートフォンのタイマー機能は便利ですが、時間を確認するつもりが通知に気を取られたり、つい別のアプリを開いてしまったりすることもあります。集中したいのに、タイマーを使うこと自体が脱線のきっかけになるなら、専用タイマーを使う意味は大きいはずです。
そこで今回は、キングジムから発売された「ビジュアルバータイマー プラス」を紹介します。

ビジュアルバータイマーとは?
「ビジュアルバータイマー」シリーズは、大きな目盛り表示を備え、残り時間が一目でわかるタイマーです。時間の経過や残り時間がわかりやすく可視化されるため、時間管理が行いやすくなります。
2024年にモノクロ液晶のスタンダードモデル「ビジュアルバータイマー」(VBT10)が発売され話題となりましたが、今回、カラー画面に進化した「ビジュアルバータイマー プラス」(VBT20)が2026年6月5日に発売されました。

その特徴は、目盛り表示が4色のカラーバーになったこと。これにより目盛りの視認性が向上し、より直感的に残り時間がわかるようになりました。
また、バックライトが搭載され、画面の見やすさもアップしています。また、スタンダードモデルは乾電池式(単4×2本使用)でしたが、カラーモデルはUSB-Cによる充電式に変更されています。

このほか、カウントできる時間が従来は最大99分59秒(カウントアップ時)だったのが、最大199分59秒(カウントアップ時)に増えています。3時間以上の計測も可能になったので、よりさまざまなシーンで使えるようになったのはうれしいですね。
細かいところでは、アラーム音がON/OFFの2択から、大/小/OFFの3段階に切り替えられるようになっています。
なお、モノクロ液晶のスタンダードモデルも引き続き併売されているので、シンプルな画面でも気にならない人はこちらを検討してもよいでしょう。価格はスタンダードモデルが2700円+税、カラーモデルが3800円+税と、1000円以上の価格差があるので、お手軽に購入するならスタンダードモデルもアリかと思います。
便利に使える2つのモードを搭載
「ビジュアルバータイマー」シリーズは、単純に時間をカウントダウン/カウントアップする「通常計測モード」と、作業と休憩を繰り返す「リピート計測モード」を備えています。
カウントダウンは、「残り〇分」が視覚的にわかるため、残り時間を意識してペース配分などが行いやすくなります。また、時間を区切ることで集中力の向上も期待できます。勉強や作業などはこちらがオススメ。
一方、カウントアップはストップウォッチのように使えるので、「このタスクにどれくらい時間がかかったか」という正確な時間を把握でき、自分のペースや作業スピードを確認するのに最適です。
「リピート計測モード」は、例えば作業時間を25分、休憩時間を5分というように設定すれば、そのループを繰り返し計測してくれるというもの。
キングジムでは、この「リピート計測モード」を利用することで、集中力や作業性を向上するという「ポモドーロ・テクニック」が簡単に取り入れられると訴求しています。
シンプル操作で使いやすい
現物をお借りすることができたので、さっそく使ってみました。まずは基本的な操作からチェックしていきましょう。
操作ボタン類は天面部分に設けられています。電源ボタンは長押しでON/OFFするタイプなので、持ち運び中に誤って電源が入ってしまうこともなさそう。

電源を入れると画面が点灯するので、まずはタイマーを設定します。タイマー時間は右のダイヤルをクルクル回して設定しますが、かなり高速なので長時間の設定も簡単です。

また、ダイヤルを押し込むとカーソルが移動し、「分」と「秒」のどちらを設定するか選択できるので、細かい時間まで快適に設定できます。


計測半分通知機能も備えており、設定時間の半分が過ぎると「ピッ」と1回だけアラーム音を鳴らしてくれます。
アラーム音は本体の左側のスイッチで設定できるので、意図せずアラーム音が鳴ってしまった、という事態も防ぎやすくなっています。ただし、スマホのように音の代わりに振動でお知らせするという機能は無いため、アラーム音をOFFにすると時間終了に気づきにくくなるのでご注意ください。
画面の明るさは3段階から選択できますが、使用中はずっと画面が点灯するため、画面の明るさがバッテリー持ちに影響しそうな気がします。
最高輝度だとかなり明るく見やすい反面、バッテリーの減りが早くなりそうなので、明るい部屋で使うなら一番暗くしてもいいかと思います。最低輝度でも十分な視認性があります。
ちなみにバッテリー持ちは、付属の説明書に「1日10秒×3回アラーム作動時で約200日」と記載されていますが、1日10秒しか使わないことはあまりないと思うので、現実的な使い方でどのくらい持つのかは不明です。バッテリー残量は確認できないので、ガンガン使いたい人はマメに充電したほうがいいかもしれません。
飽き性の人こそ使うべき
筆者は週末、自宅の掃除に「リピート計測モード」を使い、ポモドーロ・テクニックを試してみました。寝室、リビング、お風呂場、階段+廊下の4か所を、それぞれ25分ずつ掃除し、合間に5分休憩を入れるという流れです。
普段なら途中で面倒になったり、1か所に時間をかけすぎてほかの場所まで手が回らなかったりするのですが、25分という枠を決めるだけで、自然と「この時間で何を優先するか」を考えるようになりました。時間を区切ることで、やるべきことが明確になり、掃除のペースもつかみやすくなります。
さらに、カラー目盛りが少しずつ減っていくため、残り時間がひと目でわかるのも便利。あとどれくらい頑張ればいいかが見えるので、途中で気持ちが切れにくくなります。
5分休憩を挟めることで疲れすぎず、かといって休みすぎて掃除に戻れなくなることもありませんでした。集中力に頼るのではなく、時間を区切って、作業と休憩をセットで回す。そうした“集中できる仕組み”を作れるのが、このタイマーの大きな魅力だと感じました。
勉強や作業に集中したい方は、ぜひ試してみてください。
※この記事のリンクから商品を購⼊すると、売上の⼀部が販売プラットフォームからGetNavi webに還元されることがあります。
※価格などの表示内容は掲載時点のものです。在庫切れなどによって変更の可能性もありますので、詳細は商品ページを確認してください。