アウトドア
2019/8/13 10:15

名作テント&タープで作る大人の秘密基地

語らう、食べる、くつろぐ、眠る――。そんな普段と同じ過ごし方でも、場所をソトに移すだけでほかでは味わえない特別な時間を過ごすことができます。今回は、それをさらに贅沢な“時”へと格上げする一生モノの名品を4つのシーンに分けて取り上げます。本稿では、「期間限定の屋外ハウスで素の自分に還る“時”」をテーマにお届け。

キャンプの充実度を大きく左右するのが、居住・睡眠スペースの快適さです。自分のスタイルに合ったお気に入りのテントとタープを手に入れて、くつろぎの“マイホーム”を作りましょう。お気に入りのギアを並べて、目指すは“大人の秘密基地”!

 

【その1】居住性に優れたベル型テントの真打ち!

ogawa

グロッケ 12 T/C

10万5840円

大人が立てるくらいの広々空間が魅力のベル型テント。テント地には通気性に優れたテクニカルコットンを採用し、裾部には全開放可能なベンチレーターメッシュパネルを装備。夏場も快適に過ごせます。

 

【その2】人気のREVOタープのコットンバージョン

テンマクデザイン

REVO TARP L コットン

3万2184円

ユニフレームのベストセラー「REVOタープ」とテンマクデザインのコラボモデル。左右非対称の美しいデザインが特徴で、設営場所やキャンプスタイルに合わせて自在に張り方を変えることができます。

↑生地はコットン素材を使用し、遮光性に優れ、真夏でもタープ下は涼しく快適です。また、火の粉にも強いので近くで焚き火も楽しめます

 

【その3】荷物置きにもなるシンプル設計の秀逸ベンチ

スノーピーク

FDベンチ(グレー)

1万4904円

大人ふたりがゆとりを持って座れる折りたたみ式ベンチ。設営は開いて地面に置くだけと超簡単。座面生地は汚れにくいポリエステル帆布なので扱いやすく、荷物の置き場所としても活躍します。

 

【おまけ:通な豆知識】“小川張り”を習得すれば雨の日も快適

小川張りとは、タープのテント寄りのポールを、テントの「入り口前」ではなく「背後」に設置し、ポールとタープでテントを挟むように設営する方法。テントの入り口とタープが連結するため、雨に濡れずに行き来できます。設営にはポールとタープをつなぐアイテム(※)が必要ですが、自作することも可能です。

※:コールマンの場合「エクステンションウェイビングキット」、キャプテンスタッグの場合「タープ 延長ベルト」など、メーカーによって呼び名が異なります

 

文/井上泰佑、鈴木翔子(ゲットナビ編集部) 撮影/石上 彰(gami写真事務所) 撮影協力/福島康之、三島大幸、渡邉芳明(せんべろ酒場 へべれけ)