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2023/4/5 11:00

「榮太樓總本鋪」のこだわりを見よ! 「あんこと黒みつのクリームサンド」(ファミマ)が放つ繊細な風味

ホっと一息入れたい時に、熱いお茶とセットで楽しみたくなる和菓子。とくにあんこを使った商品が多く、定番のどら焼きやたい焼き以外にもあんこをアクセントにした創作菓子も見られますよね。

 

そこで今回注目したのが、ファミリーマートの「あんこと黒みつのクリームサンド」(268円/税込)という商品。もともと相性のいい素材同士を、いったいどのように活かしているのでしょうか。

 

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●「あんこと黒みつのクリームサンド」(ファミリーマート)

商品の監修をおこなったのは、文政元年(1818年)創業の老舗「榮太樓總本鋪」。ファミリーマートとタッグを組むのは今回が初めてではなく、たとえば2018年に原料・製法からこだわった「黒みつしみうま 生どら焼」を販売。2021年には「あんこと黒みつのパフェ」が店頭に登場し、黒みつをムース・ホイップに用いた和の味わいに多くのスイーツファンが注目しました。

 

パッケージから取り出した「あんこと黒みつのクリームサンド」は、ちょうど手のひらくらいのサイズ感。つぶあん・黒みつ・餅・ホイップをサンドしているのは、きなこをまぶしたブッセ生地です。指で触れた生地はふわっとやわらかく、口に運ぶときなこ特有の味わいが一気に拡散。ホロっとかたちが崩れていく食感もやさしく、ブッセ生地の持ち味が遺憾なく発揮されています。

 

ホイップクリームは乳製品ならではのコクを備えているだけでなく、繊細でなめらかな口あたりを感じさせるところも印象的。榮太樓自慢のつぶあんには北海道産の小豆が使用されていて、ホイップとは種類の異なる甘みがまったりと広がっていきました。

 

きなこ・ホイップ・つぶあんと特徴的な甘みを持つ素材が続きますが、甘み一辺倒で終わらないのが同商品の持ち味。沖縄県の黒糖を使用した黒みつが現れるため、クドさを感じることなくサンドを食べ進められます。また各素材に四方を囲まれている餅も、ひんやりした舌ざわりともっちり食感により存在感抜群です。

 

ネット上でも高い評価が相次ぎ、「ブッセ生地のサクフワ感がいいね」「つぶあんの甘さも黒みつのほろ苦さもめちゃくちゃ繊細!」といった反響が寄せられている「あんこと黒みつのクリームサンド」。榮太樓のこだわりを、ぜひ感じ取ってくださいね。

 

※価格はライター購入時のテイクアウト価格です。

 

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