雑貨・日用品
2024/3/6 17:00

「その日」は突然やってくる……防災に常備したいビクトリノックス「フィールドマスター」は日常使いにも頼れる!

提供:ビクトリノックス ジャパン株式会社

 

ビクトリノックスのマルチツールには「フィールドマスター」「クラシック SD」など100種類以上のラインナップがあり、1本あると日常使いから災害時まで安心です。クライマーやラリードライバーなど世界中の冒険家たちが最後に頼る相棒として常に身につけていたツールとしても有名で、マルチツールを使ってピンチを乗り切ったエピソードが多くあります。スイス軍やNASAなどに採用されるなど信頼や実績もありその品質は折り紙付きです。今回は日常で役立つシーンと、災害で役立つシーンをご紹介します。

↑写真左から「フィールドマスター」、「クラシック SD」

 

手のひらサイズの“小さな工具箱”15の機能を一気に紹介!

マルチツールのなかで最もベーシックなスタンダードモデル「フィールドマスター」は、わずか100gの手のひらサイズながら、多彩な機能を備えています。具体的には「ラージブレード」「スモールブレード」「カン切り」「マイナスドライバー 3mm」「せん抜き」「マイナスドライバー 6mm」「ワイヤーストリッパー」「リーマー(穴あけ)千枚通し」「プラスドライバー(フィリップス型 1/2)」「ハサミ」「のこぎり」「マルチフック」「つまようじ」「ピンセット」「キーリング」の15点。ここからは日常の使用シーンと災害時に役立つ使用シーンの一例を紹介します。

 

【フィールドマスター15の機能を写真で紹介】(画像をタップすると閲覧できます)

 

 

【日常での使いこなし①】自宅ではこんなときに役立つ!

自宅にハサミやカッターなどを置いている人は多いかもしれませんが、手紙や荷物が届いたときにすぐ使えるようにしている人は少ないかもしれません。マルチツールを玄関先やリビングなど、わかりやすい場所に置いておけば、必要な時にすぐ使えます。赤いハンドルも目につきやすいので、物が多い部屋の中でも見つけやすいでしょう。

↑通販で届いた段ボールなどもスパッと開梱!

 

便利な使い方の例として、缶切りを、梱包を開けるオープナーとして使ったり、スモールブレードをレターオープナーとして使う、ハサミで衣類のタグや糸のほつれを切るなど、家の中のちょっとしたことが一つのマルチツールでできるのは便利です。

↑衣類のタグもすぐに切れる!

 

↑封開けもハサミひとつで

 

【日常での使いこなし②】オフィスではこんなときに役立つ!

オフィスを訪れたお客様の手土産あるいは差し入れが、切り分けたり皮をむいたりする必要のあるフルーツだったときや、王冠の付いたオシャレな炭酸飲料だったとき、マルチツールひとつで解決! 意外とオフィスには缶切りや栓抜きなどが置いていないことが多いので、様々な食品をみんなで分けて食べるのに重宝します。つまようじもあるので手指を汚す心配もありません。

↑災害の支援物資に缶モノがあってもOK

 

↑オシャレなトニックウォーターも栓抜きひとつあれば大丈夫

 

 

【日常での使いこなし③】べランピングや庭キャンでも役に立つ!

手軽に非日常感を味わえるベランピングや庭キャン。木の枝をのこぎりで適度な大きさに切り、コンパクト焚き火台用の薪にしたり、その枝をラージブレードで削ってフェザースティックや簡易ペグを作ったりできます。もしも途中で、使用中のキャンプギアのネジが緩んでいることに気付いても、ドライバーでネジ締めを行えます。

↑小型ながら、太めの枝もギコギコいける

 

【防災での使いこなし①】災害時に貴重な水入りペットボトルもひと工夫

日常での使いこなし術を知ったところで、ここからは防災観点でフィールドマスターをどのように使うかを解説します。

 

まずは、ペットボトルと組み合わせて簡易シャワーやジャグをつくれます。リーマー(穴あけ)を使って、ペットボトルに穴を開けて蓋に数箇所穴を作成。逆さにすればシャワー状に水が出ます。食器を洗ったり、頭をすすいだりできるほか、日常では植木の水やりなどにも使えます。ペットボトルのボトルの下の方(およそ下1/4くらいの位置)に穴を開けて水を入れると簡易的なウォータージャグの出来上がり。蓋を緩めれば水が出て、蓋を閉めると水が止まります。

↑ある程度大きい穴も開けられる

 

↑簡易ジャグで水を大切に

 

 

【防災での使いこなし②】ハサミがあれば作れる! 身の回りのモノで簡易オムツ

非常時にオムツが足りなくなったとき、ハサミを使って簡易オムツを作ることができます。レジ袋のサイドパネルと持ち手をハサミで切って1枚状にして、その上にタオルなど清潔な布を縦長に置きます。レジ袋の両端を巻いてゆき、むすんで紐にします。おむつのように前後を被せて(布の上にお尻を置いて、前側を被せて)両サイドをむすべば完成です。

↑ビニール袋もハサミでスススッと切れる

 

↑タオルだけでなく、手拭いや古着、そのほか布でも代用可能

 

 

【防災での使いこなし③】大きなものを小さくして使いたいときに

大きな布を切って、目隠しを作ったり、タオルサイズに切ったりなど、災害時は身の回りにあるものを工夫して乗り切る場面が多くあります。カーテンや毛布のような厚い布、丈夫な布から、シーツなど薄いものまで様々なので、ラージブレード、スモールブレードを使い分けると作業が捗ります。例えばラージブレードは通常の刃つけでスモールブレードはカミソリのように薄く鋭く研いでおくなど差をつけておくことで、素材が異なる布なども切りやすくなります。

↑ラージブレードは大きな刃で厚めの布を切るのに適している

 

また、災害時に火をおこすため、壊れて使えなくなった木の家具などを解体し、割って薪のように利用することがあるようです。ドライバーを使ってネジ類を外し、パーツまで分解したら、のこぎりを使ってちょうどいい大きさに切ったりできます。大小のマイナスドライバーとプラスドライバーの3つのドライバーがあるので、多くのネジに対応するのが便利です。解体中に棘が刺さってしまった場合でも、マルチツールに備わったピンセットで抜くことができます。

 

 

ビクトリノックスのマルチツールは、キャンプや登山に持ってゆくだけでなく、職場の引き出しの中や自宅などに一つ置いておくと便利なアイテムです。日常のちょっとしたことに役立つだけでなく、いざという時の大きな安心感につながります。

 

大きさや種類も豊富で、どれを選ぶか迷ってしまうこともあるかと思います。今回ご紹介のフィールドマスターのほかにも冒頭でご紹介した「クラシック SD」は、より小型軽量で取り回しの良いモデル。用途に応じてクラシック SDを手に届く場所に用意しておくのも良いでしょう。

↑クラシック SD(画像提供:ビクトリノックス ジャパン株式会社)

 

↓クラシック SDの詳細は↓

 

今回ご紹介の「フィールドマスター」は、日常使いからアウトドアなどのレジャー、防災など幅広い場面で役立つツールがバランスよくコンパクトに詰め込まれていますので、最初の1本としてもおすすめです。

↑フィールドマスターやクラッシック SDのほか、「ハントマン」「シグネチャーライト」「ネイルクリップ 580」など、ビクトリノックスのマルチツールは様々な種類がある

 

撮影/ヒゲ企画