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2016/8/7 13:00

栄養士も認めた!? 作り方「適当」ながら身体にいい「レスラーメシ」を新日本プロレス石井智宏が伝授!

新日本プロレスの石井智宏選手といえば、無骨なパワーファイトが魅力。向かい合うだけで威圧感さえ感じる100kgの巨体の持ち主ですが、意外にも食事は自炊がメイン。自身のブログ「石井智宏日記」でもたびたび手作りのガッツリ系料理画像をアップしており、読者から「旨そう」「食べたい!」など、多くの反応が寄せられています。

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レスラーの食事といえば、「量」が最優先の食事と思われがちですが、石井選手が作る料理は、栄養士が太鼓判を押すほど栄養バランスが良いといいます。つまり、量さえ調整すれば、一般人も十分楽しめるレシピということ。何よりカンタンに作れるものばかりで、かつパンチが効いていておいしいともっぱらの評判です。みなさんもぜひ参考にしてみてください!

 

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夏バテを防ぐガッツリ系スタミナ料理を教えてもらう!

おりしも季節はこれから「酷暑」。そこで、ガッツリ系スタミナ料理を得意とする石井選手に、カンタンに作れて夏バテを防ぐ3種類の秘伝レシピを紹介してもらいました。第一回となる今回紹介するのは「豚とキャベツ炒めと特製タレ」。特に、アレンジ幅が無限大の「特製タレ」は必見。どんな食材もおいしくレベルアップさせる、この夏のヘビーローテションレシピになりそうです!

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【プロフィール】

石井智宏(いしい・ともひろ)

神奈川県川崎市出身。170cm、100kg。WAR、FECを経て、02年長州力に弟子入り。03年には長州が旗揚げしたWJプロレスの「ヤングマグマトーナメント」で優勝。06年より新日本プロレスのシリーズに全戦参加し、09年には中邑真輔、矢野 通が立ち上げた新軍団CHAOSに加入した。2015年10月、両国国技館大会で真壁刀義の持つNEVER無差別級王座に挑戦し、最後は垂直落下式ブレーン・バスターで勝利。第9代NEVER無差別級王者となった。

 

今回のレスラーメシはコチラ!

「豚とキャベツ炒めと特製タレ」

★材料(一人前)

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・豚肉:200g

・キャベツ:1/3個

・玉ねぎ:1/2個

・長ネギ:1/2本

・にんにく・ショウガ:各ひとかけ

・しょうゆ:大さじ2

・お酢:大さじ1

 

作り方

①にんにく、ショウガ、長ネギをみじん切りにし、小さめのボウルに入れる

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長ネギは縦に数回切れ目を入れ、あとはザクザクと小口切りの要領でカット。タレに香りを移したいので、香味野菜はできるだけ細かく処理するのがポイントです。

 

②①のボウルにしょう油、お酢を入れて混ぜる

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なんとタレはこれでだけで完成! 手軽に作れるだけでなく、お酢が入っているので冷蔵庫で数日は日持ちします。

 

③フライパンで肉に焼き色を付けたら、いちょう切りにした玉ねぎも投入して炒める
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肉は塩コショウなしでもOKという豪快さはさすが石井選手!?  今回は豚ロースを使いましたが、コッテリ好きなら豚バラもオススメです。

 

④さらにザク切りにしたキャベツを追加し、適度に火が通れば完成!
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シャキシャキの野菜の食感を残すため、キャベツや玉ねぎからの水分をキッチンペーパーでふき取るのがコツ。

 

⑤完成!
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タレは別皿で提供し、好きなだけタレをつけて食べるのが石井流!

 

【STONE PIT BULL 石井選手のひとこと】

白米にワンバンさせれば何杯でも行ける!

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「なんといっても注目してほしいのがこの香味タレ。このタレは俺のいま一番のお気に入りだ。今回みたいな肉野菜炒めに合うのはもちろんだが、鶏のから揚げとか揚げ茄子なんかと食べても絶品の万能タレだ。たっぷりと香味タレを付けたおかずを、白米にワンバンさせれば何杯でもごはんが食べられるぞ!」

 

【ライター・倉本から一言】
石井選手は「旨そうなモノを適当に作っているだけ」といいますが、実は栄養バランスがバッチリ。豚肉には疲労回復の栄養素といわれる「ビタミンB1」がたっぷりで、夏バテに最適。しかも、ビタミンB1はにんにくやネギの匂いのもと「アリシン」と結びつくことで、効率よく体内に吸収される性質があります。さらに、香味タレにお酢を使用しているのも見逃せません。お酢は食欲増進や疲労回復、脂肪燃焼効果があるうれしい食材。また、お酢の効果はビタミンB1と摂取することで、さらに活性化されるといわれています。

 

キャベツには胃腸の状態をよくするビタミンUも含まれているので、夏の暑さで弱った胃腸にもうれしいですね。しかもにんにくとショウガでパンチも効いているうえ、お酢のコクとさっぱり感が加わって箸が止まらなくなるおいしさ。食欲のない夏でもモリモリ食べられるレシピですね!

 

撮影/石上 彰(gami写真事務所)