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2017/4/19 6:00

「コルクを抜かずにワインが飲める」ってどういうこと? ボトルが“ちょい飲み”できて劣化も防ぐ「コラヴァン」上陸!

ちょっとだけワインを飲みたいけど、ボトル1本、丸ごと飲むほどでもない。でも、いったん開けてしまうと、ワインが劣化してしまうし……なにかいい方法はないものか……。ワイン好きなら、いちどは直面する悩みですよね。そんな悩みを解決してくれるアイテムが登場しました。それがアメリカ・マサチューセッツ発の「コラヴァン」です。

 

ニードルでワインを取り出し窒素充填で劣化を防ぐ

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↑左からコラヴァン モデル2、コラヴァン モデル2 エリート(レッド)、コラヴァン モデル2 エリート(シルバー)

 

海外メーカー商品の輸入、販売などを行うシナジートレーディングは、ワインボトルのコルクを抜くことなく、ボトルの中のワインを楽しめる世界最初で唯一のツール「コラヴァン」を4月15日に発売。こちらを使用することで、1本すべて飲み切らずとも、少量からワインが楽しめます。価格はコラヴァン モデル2が6万5000円(税抜)、コラヴァン モデル2 エリートが6万8000円(税抜)。

 

では、なぜコラヴァンは、コルクを抜かずに中身だけを取り出すことができるのでしょうか? それは、精密加工された特許ニードルをコルクに差し込むことにより、コルクを抜くことなく、中のワインを注ぐことができる特許テクノロジーを使用しているから。ニードルは、ボトルまたは状況に合わせて3種から選択可能です。

↑コラヴァンの使用シーン
↑コラヴァンの使用シーン

 

さらに、コラヴァンのニードルは、ワインを注いだあと、コルクから抜いた後に自然に穴を封止するため、その後何か月でもワインを保護することが可能です。また、ガスを充填するコラヴァン カプセルが、ワインを取り出したぶんだけ純度99.0%の窒素ガスを注入。ワインが酸素に決して触れないため、ワインを楽しみながらも、ボトルの中で自然にワインを熟成させることができます。

 

コルクで密封されたまま、ワインを楽しむことができるというわけで、様々なボトルのワインを1口ずつ飲み比べすることもできるようになりました。6万円超と価格は高価ですが、ワイン愛好家にとって価値のあるアイテムであることは確か。飲食店のニーズもありそうですので、今後は目にする機会が増えてくるかもしれませんね。

↑コラヴァン ワインシステム ニードル
↑コラヴァン ワインシステム ニードル

 

↑純度99.0%の窒素ガスを封入したコラヴァン カプセル
↑純度99.0%の窒素ガスを封入したコラヴァン カプセル