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2022/6/10 22:00

ソニー「BRAVIA XR」全8シリーズ28機種を発表! 新パネル「QD-OLED」採用の有機ELテレビなど

ソニーは、「BRAVIA XR(ブラビア エックスアール)」に、新パネル採用の有機ELテレビや、Mini LEDバックライト搭載の液晶テレビなど、全8シリーズ28機種の4K有機EL・液晶テレビを、新たに発売します。

 

BRAVIA XRは、映像と音の信号処理をつかさどる認知特性プロセッサー「XR」により、自然で美しい映像や立体的で臨場感のある音など、没入感のある視聴体験を楽しめます。Google TV機能やスマートフォンとの連携機能のほか、ゲームや映画に最適な画質モードを搭載しています。液晶テレビでは85V型や75V型の大画面の機種、有機ELテレビではコンパクトな42V型が新たに追加となります。

↑認知特性プロセッサー「XR」

 

4K有機ELテレビ「A95K」シリーズは、RGB(赤・緑・青)がそれぞれ独立して発色する新たな有機ELパネル「QD-OLED」を採用。認知特性プロセッサー「XR」による映像信号処理技術と新パネルを掛け合わせ、より明るく、自然で鮮やかな色彩を表現しています。7月発売予定で、65V型、55V型の2種類。市場推定価格は税込47万3000円前後から。

 

4K液晶テレビ「X95K」シリーズは、液晶パネルのバックライトにMini LEDを搭載。従来よりも小さく数が多いLED光源を、認知特性プロセッサー「XR」に搭載した、同社独自のLED制御技術で精密に制御し、高コントラストな映像を楽しめます。8~9月発売予定。85V型、75V型、65Vの3種類で、市場想定価格は税込52万8000円前後から。

 

発売する28機種はすべて、新開発のBRAVIA CAM(ブラビアカム)に対応。同製品は画面の上部に装着するカメラで、テレビを見る人の位置を認識することで画面の明るさや音声の左右のバランスなどを自動調整し、視聴環境にあわせて映像と音声を最適化します。音量調整や電源オフなどが可能なジェスチャーコントロール機能や、遠方の家族や友人とテレビ画面を通して会話ができるビデオチャット機能なども対応予定です。市場推定価格は2万4000円で、8月に発売を予定しています。

↑ブラビアカム

 

A95Kシリーズ、「A80K」シリーズ(65V型、55V型)、「A90K」シリーズは、同社が独自に開発した再生プラスチックSORPLAS(ソープラス)を背面カバーに採用し、バージンプラスチックの使用量を約60%削減しています。梱包サイズを約15%、梱包材を含む製品の総重量を約10%削減していますることで、1パレットに搭載可能な台数が約1.4倍になり、製品輸送によるパレット単位でのCO2排出量を約19%削減します。A80Kシリーズは65V型、55V型のほか、77V型を合わせた3種類。いずれも8月発売予定で、市場想定価格は税込37万4000円前後から。A90Kシリーズは8月発売予定で、48V型と42V型の2種類を用意しています。市場推定価格は税込30万8000円前後から。