プロがイチオシ! 空間オーディオとノイキャンで、没入感にこだわるイヤホン&ヘッドホン7選

プロがイチオシ! 空間オーディオとノイキャンで、没入感にこだわるイヤホン&ヘッドホン7選
GetNavi編集部
げっとなびへんしゅうぶ
GetNavi編集部

1999年創刊。「新しくていいモノ」を吟味して取り上げる月刊の新製品情報誌。生活家電とIT・デジタルガジェットを中心に、モビリティ・雑貨日用品・グルメ・お酒まで、モノ好きの「欲しい!」に結論を出す、がコンセプト。

静寂と没入感を求めるなら、ノイズキャンセラーと空間オーディオは外せない。年間300以上を試聴するオーディオライター・野村ケンジさんが、ソニー「WF-1000XM6」やアップル「AirPods Pro 3」など話題の7モデルを厳選しました。

【私が選びました】

オーディオライター・野村ケンジ
年間300以上のポータブルオーディオを15年に渡って試聴し続けている。メディア出演やYouTubeでの配信など多方面で活躍。

左右合計8個のマイクが生み出す圧倒的なノイキャン性能

ソニー
WF-1000XM6
オープン価格(直販4万4550円)

8個のマイクとANC(アクティブノイズキャンセリング)プロセッサー「QN3E」を組み合わせることで、ノイズキャンセリング性能を前モデルに対し25%向上させた最上級機。通気構造の採用で装着時の圧迫感も軽減した。

SPEC ●ドライバー:8.4mm●再生周波数帯域:20Hz~20kHz●バッテリー持続時間:再生時最大約8時間、通話時約5時間(ともにN/Cオン時)●Bluetooth:ver.5.3●イヤホン単体質量:約6.5g

↑ドーム部とエッジ部を異素材で構成した8.4mm径の新設計ドライバーを搭載。深みのある低音と伸びやかな高音を巧みに両立する。

【ココが推し】音質が大きく進化360RAも楽しい
「先代の音に不満を持っていた人も納得できる、最上級機に相応しい良音を実現。『360 Reality Audio』の臨場感も高く、歴代モデルの愛用者は買い換え必須です」(野村さん)

新たな音響アーキテクチャでより深い低音を再生

アップル
AirPods Pro 3
3万9800円

ドルビーアトモス対応の空間オーディオを搭載するほか、外国語をリアルタイムで翻訳し音声で伝えてくれるライブ翻訳や、心拍数センサーで心拍数や消費カロリーを測定してくれる健康管理機能など多彩な機能を持つ。

SPEC ●ドライバー:専用の高偏位Appleドライバー●バッテリー持続時間:最大約8時間(空間オーディオとヘッドトラッキング有効時は7.5時間)●Bluetooth:Bluetooth 5.3●イヤホン単体質量:約5.55g

↑AirPods Pro 3用に設計されたドライバーとH2プロセッサーが連携。音の歪みを減らし、3Dサウンドを作り出す。

【ココが推し】定位感、包まれ感ともに良好な空間オーディオ
「空間オーディオの先駆者だけに、包まれ感のあるサウンドは絶品。この機能は、Apple MusicやNetflix、Disney+などで自動で有効化され、手軽に楽しめます」(野村さん)

クリアで立体的な奥行きのあるサウンドを楽しめる

ビーツ
Beats Studio Buds+

オープン価格(直販2万4800円)

Apple Musicのドルビーアトモスに対応するほか、高精度なANCも搭載。圧力を逃がすベントにより、長時間着けていても快適な装着感が続く。誤作動を防ぐ「オンデバイスコントロール」も人気のシステムだ。

SPEC ●バッテリー持続時間:最大6時間(ANC/外部音取り込みモードON時)●イヤホン単体質量:約5.0g

↑Apple Musicのドルビーアトモスに対応し、対応楽曲では包まれ感のある立体的な音響を楽しめる。

【ココが推し】迫力のサウンドと装着感を巧みに両立
「イヤホン本体はコンパクトながら、ビーツならではの迫力サウンドをとことん堪能できます。それでいて装着感も良好なので、日常使いに適した製品と言えます」(野村さん)

シネマモードが追加されて映画や動画の没入感が向上

BOSE
QuietComfort Ultra Earbuds(第2世代)

3万9600円

同社最上級の完全ワイヤレスイヤホン。好評のANC機能は先代と同様だが、動画向けに「シネマモード」を追加し、空間オーディオが強化された。メッシュ付きイヤーピースの追加で、ノズル部が汚れにくくなったのも好評だ。

SPEC ●バッテリー持続時間:6時間●Bluetooth:ver.5.3●イヤホン単体質量:非公表

↑イヤホン本体のデザインは先代とほぼ同じだが、細やかな部分の変更によって一段と扱いやすく、汚れにくくなった。

【ココが推し】独自技術によって空間が大きく広がる
「ステレオ音源を活用した空間オーディオながら、独自の信号処理技術により広大な音場空間を実現。目の前で演奏されているような臨場感あふれるサウンドを楽しめます」(野村さん)

ビクター独自の立体音響再現技術「EXOFIELD」の一部技術を活用

ビクター
WOOD master

オープン価格(直販4万1800円)

同社最高音質の完全ワイヤレスイヤホンを謳うモデル。ANCや専用プリセットEQに加え、耳の特性に合わせて自動で音質調整を行う「パーソナライズサウンド」など、様々な角度から良音での再生を実現している。

SPEC ●ドライバー:10mm●バッテリー持続時間:再生時最大7時間●Bluetooth:ver.6.0●イヤホン単体質量:約6.5g

↑木をメイン素材とした新開発「ハイブリッドWOODドライバー」を搭載。自然でリアルなサウンドを存分に堪能させてくれる。

【ココが推し】超高級モデルで培った独自の音響技術を活用
「高音質サウンドが魅力ですが、空間オーディオモードにも注目。独自の立体音響技術『EXOFIELD』の一部技術を活用し、見事な空間表現を実現しました」(野村さん)

「TV Audio Swap」機能でテレビ音声をヘッドホンに切り替えられる

ソノス
Sonos Ace
5万9800円

静寂を作り出し、映画や音楽への没入感を最大化するANCを搭載。さらに、同社のサウンドバーから発する音声を、ヘッドホンへの出力に簡単に切り替えられるので、視聴環境を気にせず映像と音声を楽しめる。

SPEC ●ドライバー:40mm●バッテリー持続時間:再生時最大30時間、通話時24時間(N/Cオンまたはアウェアモードを起動時)●Bluetooth:ver.5.4●質量:312g

↑Sonos Arc UltraやArc、Sonos Beam、Sonos Rayなどに対応。包まれ感のあるサラウンド音声をヘッドホンでも楽しめる。

【ココが推し】サウンドバーと同じサラウンド音声を堪能
「同社サウンドバーとの連携で、部屋で聴くサラウンド音声と同じサウンドをヘッドホンで楽しめます。切り替えも簡単で夜の映画鑑賞などに重宝します」(野村さん)

独自の空間オーディオ技術「True Immersion」に対応

B&W
Px7 S3
オープン価格(実勢6万4970円)

先代と比較してスタイリッシュなデザインへと進化。高精度なANCや独自の空間オーディオ技術「True Immersion」も搭載する。aptX Adaptiveに加えaptX Losslessにも対応し、ワイヤレスでもハイレゾ音源が楽しめる。

SPEC ●ドライバー:40mm●バッテリー持続時間:最大30時間●Bluetooth:ver.5.3●質量:300g

↑バイオセルロース振動板採用の40mm径ダイナミック型ドライバーを採用。スピーカーの技術を応用し、リニアな音を実現している。

【ココが推し】極上レベルと言える音場表現が大いに魅力
「ステレオ音源を活用するタイプながら、アップル製品にも負けない広がり感の良さとリアルさを持ち合わせます。オーディオメーカーの面目躍如と言える製品です」(野村さん)

空間オーディオとは?

立体的に音を配置し、シームレスな包まれ感のあるサウンドを実現する音響技術。従来のステレオ再生とは異なり、音を“点”として正確に空間配置するオブジェクトベース技術を活用することで、まるで映画館にいるかのような迫力と没入感を生み出す。

ドルビーアトモス

前後左右に加え高さへの配置も行い、立体的な音響空間を実現する。アップルが牽引役となっているが他社も幅広く展開。マルチチャンネルではなく、ステレオ音源のみ対応する製品もある。

360 Reality Audio

ソニーが策定したオブジェクトベースの立体音響技術。ボーカルや各楽器を球状の空間に配置することで、ライブ会場にいるかのような立体的で没入感のある音場を実現する。

※「GetNavi」2026年6月号に掲載された記事を再編集したものです。
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