2026年の上半期は、どんなグルメがヒットするのか。フードアナリストの中山秀明さんが、根拠とともに注目の商品などを解説する。
目次
西友を買収した九州の雄がDXを武器に上京!【トライアル】

トライアル
限界までクリームつめちゃいました
カスタード・ホイップシュー 北海道産生クリーム使用
105円
名に偽りなしの、あふれるクリーム。2024年5月の誕生から11か月で約222万個売れた大ヒット商品だ。

トライアル
ロースカツ重
299円~
鹿児島枕崎産かつおだしのリッチな香りが、おいしさの決め手。年間約1300万食売れる一番人気惣菜。

トライアル
おはぎ
300円
160gでずっしり。北海道産小豆と国産もち米の自然な風味を生かした人気の和菓子。きなこ味もある。
【ヒット予測の根拠】お得でスマートな買物体験が首都圏消費者の心を掴む!
「福岡発の小売店で、セルフレジ付きカートやカメラでの在庫管理など、DXを駆使した効率化で高コスパを実現。2025年7月に西友を子会社化し、11月には東京出店。199円のデカ盛りたまごサンドもお得!」(中山さん)

ポスト「マーラータン」はこれだ【マーラーシャングオ】

中国茶房8
重慶麻辣香鍋
473円(鍋スープ)
374円(具材1種あたり/5種以上選択)~
複数の調味料によるスパイス感が楽しめる鍋料理。辛さは4種、具材は29種から選べる。東京、名古屋、大阪の全店で提供中だ。
【ヒット予測の根拠】火鍋とマーラータンの次に来る!鍋のトレンドとしても要注目
「『汁なしの火鍋』とも称される料理で、シビ辛な味とアレンジの自由度の高さは、昨今大人気のマーラータンにも通じる魅力です。火鍋、マーラータンとブームが来た次は、マーラーシャングオで決まりでしょう!」(中山さん)
果実味あふれる陽キャなビールがアツい!【ジューシー系ビール】

キリンビール
キリングッドエール
オープン価格(実勢253円)
苦味を抑えた意欲的な味覚設計であたたかな果実味が特徴。2025年10月に発売され、12月に再上方修正した年間目標110万ケースも突破。

ヤッホーブルーイング
有頂天エイリアンズ
349円
セブン-イレブンと共同開発。クラフトビールシーンで大人気のビアスタイル「ヘイジーIPA」で、濁りがありまろやかで、トロピカルな香りが漂う。
【ヒット予測の根拠】淡麗辛口の対極的な個性で好きになる人は多いはず
「淡麗辛口の対極で苦味がなく甘やかなため、ビールのエントリー層にとって飲みやすく、慣れた人にとっては強烈なインパクトに。『有頂天エイリアンズ』のセブン-イレブン展開で、『ヘイジーIPA』もより身近に」(中山さん)
ヨーグルト界ではニュウな食感が話題【新形状もっちりヨーグルト】

小岩井乳業
小岩井 むぎゅう~っと搾るヨーグルト
1990円(3本セット)
素材と配合の試行錯誤で、角が立つほどのもっちり感を実現。クラウドファンディングでは445%の支持を集めた。

フジッコ
リッチモ
1026円
乳酸菌の組み合わせ方と独自製法で、もっちりとした食感に。酸味は控えめで、無糖でも自然な甘みが楽しめる。
【ヒット予測の根拠】もちもちと利便性に加え罪悪感が低いのも魅力
「もちもち食感のヨーグルトは珍しく、取り出すときにスプーンが不要で利便性にも優れます。パウチフルーツ同様に罪悪感の低いスイーツとしても要注目です」(中山さん)
CO2排出量ゼロ!、製造過程も味わいもクリーンに【水素焙煎コーヒー】

UCC
水素焙煎コーヒー
1674円~
2025年4月にUCCが世界初(※)の量産化を実現。水素を熱源に使うことで、焙煎時に出るCO2の量をゼロにした。
※:UCC調べ。
【ヒット予測の根拠】環境面も味わいもクリーンエコ派を中心に流行りそう
「業務用と家庭用がともに商品化され、コンビニではセブン-イレブンが導入。味や飲み口もクリーンで、甘味やコク深さもピュアです。環境意識の高い人を中心に流行りそう」(中山さん)
ファン垂涎のおいしさがコンビニでも手軽に【クラフトスピリッツRTD】

ローソン
THE GIN SODA 350ml
350円 ●現在、販売終了
クラフトジンの名酒、野沢温泉蒸留所のジンを再構築してソーダ割りに。爽やかで繊細な香りと柑橘感がクセになるおいしさだ。

ローソン
ビッグピート スーパースモーキーハイボール 350ml
438円 ●現在、販売終了
アイラ島の人気蒸留所の原酒をブレンドしてハイボールに。超スモーキーな風味が特徴で、ドライな飲み口は食事にもよくマッチする。
【ヒット予測の根拠】憧れのクラフト洋酒を気軽に嗜める名プロダクト
「クラフトスピリッツは個性的でウマいけど、ボトルは高価。このニーズに合致したのがRTDです。ローソンが期間限定のコラボPBとして積極展開しており、バイヤーさんの洋酒愛を感じます。今後の展開にも期待!」(中山さん)
ほぼ無味無臭だからスイスイ飲める【特水】

サントリー
特水(機能性表示食品)
162円
発酵させた米ぬか由来の植物性ポリフェノール「HMPA」の働きで、“内臓脂肪を減らすのを助ける”。ほぼ無味・無臭・無色で気軽に飲める。
【ヒット予測の根拠】摂取できるシーンが多く利用者も増えるのでは
「同様の機能性を表示した飲料はお茶など味付きのものばかりでしたが、本品はほぼ無味無臭の水のため、より日常的に摂取できます。やろうと思えば料理にも使えますから、活用シーンは多いはず」(中山さん)
罪悪感の低いスイーツとしての新提案【パウチフルーツ】

キッコーマン食品
「デルモンテ ピュレフルーツ」シリーズ
オープン価格(実勢290円)
すりおろし果実100%を気軽に楽しめる。4種あり、’25年3月の全国販売以降累計200万袋を突破。

アヲハタ
まるかじゅり
オープン価格(実勢218円)
大きめの果肉をほぐしながら味わう、ジューシーで食べ応えのある新感覚の冷凍フルーツ。味は全4種。
【ヒット予測の根拠】ワンハンドの気軽さに加え罪悪感の低さもポイント
「手を汚さず片手で“ながら食べ”ができ、カットフルーツよりも一層気軽に果物を味わうという新提案。罪悪感の低いスイーツとして、オフィスなどのおやつタイムで人気が出そうです」(中山さん)
もちもち食感を生み出す新提案容器【韓流レンチンカップ麺】

農心ジャパン
もっちりノグリ韓国風海鮮味 カップ(ピリ辛)
オープン価格(実勢300円)
韓国のロングセラー「ノグリ」シリーズの、日本限定味。もちもちの麺が、レンジ調理でさらにもっちりした食感になる。

農心ジャパン
辛ラーメン ブラック カップ
オープン価格(実勢332円)
日本でも有名な「辛ラーメン」が、2025年11月にリニューアル発売。容器が進化し、レンチンが可能になった。
【ヒット予測の根拠】もちもち食感に沼る若者続出中日本の容器もレンチン可に?
「SNSで『どん兵衛』をチンするともちもちになると話題になりましたが、多くの日本のカップ容器はレンジ非対応。ただ韓国製はレンジ対応が多く、もちもち食感に沼る人が続出中!」(中山さん)
昭和のグルメ自販機がレトロブームにのって話題に【復刻・レトロ自販機】

いじりや
ハンバーガー自販機
長野県飯田市の自動車工場が立ち上げた、新型自販機とハンバーガーの販売事業。反響は大きく、全国35店舗以上と設置が拡大中だ。
【ヒット予測の根拠】昭和の文化は希少性の塊体験価値としても注目必至
「街中華や純喫茶など、希少性も相まってレトロなものがブーム。昭和に一世を風靡したグルメ自販機もレア化しているため、ノスタルジーを体験できるとして注目を集めること間違いなし!」(中山さん)
※「GetNavi」2026年2-3月合併号に掲載された記事を再編集したものです。
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