家電
扇風機・サーキュレーター
2016/4/6 23:33

【ニュース】360度カメラの次は360度扇風機!?  パナソニックの送風機Qはチャレンジしすぎ?

パナソニックは、サーキュレーター兼扇風機として使える創風機「Q(キュー)」F-BM25Tを発売します。発売日は5月10日で、実売予想価格は5万4000円前後。本機は、創風機「Q」シリーズの2代目です。2015年の5月に発売された初代モデルのF-BL25Zは、コンパクトで斬新なフォルム、滑らかで均一な風などが好評でしたが、首振り機能がない点が惜しまれていました。そこで、首振りスタンドを付属することで、その弱点を克服したモデルが今回のF-BM25Tです。

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↑左からクリスタルレッド、シャンパンゴールド、パールホワイト

 

360度首振りできるからより多くの人が快適に!

しかも、この首振りスタンドは、60度/90度/120度/180度/360度の5つから首振りの角度を選べる点が便利。これにより、個人の使用では60度に、4~5人の家族で使うときは180度に、オフィスで使うときは360度にと、人数やシーンに応じて幅広い使い分けが可能になりました。

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↑角度はスタンドのツマミで調整できます

 

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↑円卓の中心に据えて全方向に送風することも可能になりました

 

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↑コンパクトなので、ベッドルームにもぴったり

パワフルな風を送って室内の温度ムラを改善するサーキュレーター機能のほか、風速変化が小さく、ストレスを感じにくい風を送るという扇風機としてのメリットも健在。蓼科高原に吹く風を計測して開発したという自然に近い風、「1/f ゆらぎ」も先代から引き続き搭載し、長時間あたっても疲れにくい風を実現しています。

 

F-BM25Tの公式動画はコチラ↓

 

兄弟モデルが“家電の漆化”を加速する可能性も

今回は、驚きの兄弟モデルも登場しました。100台限定で完全受注生産の「越前漆モデル」F-BM25TUも同時に発売したのです。越前漆(漆器)とは、約1500年の歴史がある伝統工芸。本品は、その越前漆の産地として知られる越前鯖江市で漆を施し、仕上げは職人の手で艶磨きを行うことで、奥深い美しさを実現しました。こちらは4月6日に予約が開始され、実売予想価格は10万8000円となっています。格式ある部屋に置いても調和しそうなので、高級飲食店や高級ブティックなどでの需要もありそうです。

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↑越前漆モデルの「漆黒金」

 

本機の発売の背景には、1月に別メーカーのカドーが発売した「千舟堂×cado カドー空気清浄機 輪島塗」の影響もあると考えられています。今後、他メーカーがこの流れに追随するようなら、家電の“漆化”がトレンドとなるかもしれません。

 

【URL】

パナソニック http://www.panasonic.com/jp/home.html

創風機「Q」F-BM25T http://panasonic.jp/fan/q/

「 千舟堂×cado カドー空気清浄機 輪島塗モデル」 http://cado.co.jp/news/20160121-wajimanuri/