家電
掃除機
2023/5/19 20:00

「この掃除機、率直に欲しい」パナソニック「パワーコードレス MC-SB53K」を使ったら機能・デザインに大満足!

汚れに気が付いた時に、サッと掃除ができるコードレススティック掃除機。電源コードから解放され、スイスイ掃除できる取り回しのしやすさは魅力だが、掃除を終え、ヘッドを裏返してみるとびっくり。髪の毛やペットの毛がブラシにびっしりと絡みついており、ハサミやカッターを使ってお手入れするのが想像以上に骨が折れるのだ。こうした課題を解決するべく、2020年に開発されたのがパナソニックの「からまないブラシ」。実際に使ったユーザーからは、「本当に毛がからまない」と驚きの声が上がっており、以降は多くの同社製品に採用されている。今回使用したパナソニックのコードレススティック掃除機「パワーコードレス MC-SB53K」(実売価格4万1580円・以下、MC-SB53K)も、この「からまないブラシ」を搭載。さらにヘッドやハンドルの改善で操作性がアップし、デザインも進化したことで、より使いたくなる、部屋に置きたくなるモデルに仕上げてきた。結論から言えば「欲しい!」となったわけだが、その理由を以下でレポートしていこう。

↑パナソニックのコードレススティック掃除機「パワーコードレス MC-SB53K」。カラーは「HC グレージュ」の1色

 

【フォトギャラリー(画像をタップすると閲覧できます)】

 

やっぱり「からまないブラシ」でお手入れがラク

↑本体重量は1.5kg(スティック時:本体・延長管・床用ノズル・バッテリーの合計質量)と軽量だ

 

掃除をするたびに、髪の毛やペットの毛がブラシにびっしりと絡みつき、「また?」と肩を落とすのはよくある話。以前なら「しかたないこと」と諦めていたところだが、パナソニックの最新コードレススティック掃除機「MC-SB53K」なら心配はいらない。

 

円すい形のブラシを2本並べた「からまないブラシ」を搭載しており、ブラシの外側から、径の細い内側へと毛や糸くずが移送され、吸引口へと吸い込まれていくのだ。

↑円すい形のブラシを2本並べた「からまないブラシ」。ダブルブラシで絡んだ髪の毛やペットの毛を中央へ移送。毛が絡みにくいので、お手入れの負担が大幅に軽減される

 

↑密集ブラシで髪の毛をしっかりキャッチ。円すい形のダブルブラシで径の細い内側へと移送し、中央の空間に集めて吸引する仕組みだ

 

掃除後にブラシを取り外し、絡みついた毛をハサミで切るという面倒なお手入れが不要なうえ、ブラシには抗菌加工が施されており、清潔さをキープ。ヘッド底面のローラーにも特殊加工が施され、表面が滑らかで毛が絡みにくくなっている。毛が絡みにくいブラシは昨今のトレンドだが、底面のローラー部分にまで絡みにくい特殊加工を施しているのは珍しい。

↑ローラーにも特殊加工を採用。これによって表面が滑らかになり、毛が絡みにくい

 

↑論より証拠ということで、約30cmの糸くずを吸引してみることに。結果はご覧の通りで、糸くずはまったく絡まっていなかった。「からまないブラシ」の効果を実感した瞬間だ

 

横スライドでもゴミをきっちり吸引

清掃力はどうだろう? 本体重量1.5kgのスリムボディから、「清掃力はそれなりなのでは?」と想像していたが、「MC-SB53K」はいい意味で予想を裏切ってくれた。床面に吸い付くようなパワフルな吸引力を発揮しながら、前後左右にスイスイとストロークさせられ、微細なゴミもしっかりと吸引してくれたのだ。とりわけ印象的だったのは、ヘッドを横方向に動かしながらゴミを吸引できること。壁ぎわにヘッドを密着させ、そのまま横にスライドさせるとおもしろいようにゴミが取れた。

↑ヘッド底面のローラーを斜めに配置することにより、前後左右の動きがスムーズに。操作性が向上し、家具の脚まわりもスイスイ掃除できる

 

↑壁ぎわのゴミまできっちり吸い込む「壁ぎわ集じん」機構を採用。ノズルの前方部が薄いため、壁ぎわまでしっかりブラシが届く仕組みだ。この「壁ぎわ集じん」機構と、斜めに配置されたローラーの合わせ技により、ヘッドを横方向にスライドするだけでゴミが吸い取れる

 

↑目に見えない約20 μmの微細なハウスダストまで検知して、ランプが赤く光りお知らせしてくれる「クリーンセンサー」を搭載。目には見えないゴミまでしっかり掃除できているという、満足感が得られるうれしい機能だ

 

そのほか、本体を水平に寝かせてベッド下を掃除した際も、ヘッドが浮き上がらず、スムーズにゴミを吸引。人間工学に基づき設計されたハンドル角度や形状、重心バランスなどにより、まるでヘッドが浮遊しているかのように、軽やかに取り回すことができた。

↑グリップは握りやすいオープンハンドル。手元に重心があるので操作しやすく、感覚としては、ほうきを使ってスイスイ掃除しているかのよう。手にグッと力を込めることなく、軽快にストロークできた

 

↑手首を返すと、ヘッドもクルッと向きを変える。テーブルや椅子の足まわりの掃除も軽快そのものだ

 

↑本体を少し横にひねれば床と平行にしてもヘッドが浮き上がらないので、ソファやベッドの下など、低い場所もストレスなく掃除できた

 

「見せる収納」が可能な美しいボディデザイン

美しいボディデザインも「MC-SB53K」の魅力だ。インテリアに馴染みやすいグレー基調のボディは、直線と曲線がうまくミックスされ、凛としたたたずまい。リビングに置きっぱなしにしておいても違和感がないので、「見せる収納」が可能だ。デザインにひと目惚れして購入を決断する、そんなユーザーも多いのではないだろうか。

↑曲線と直線が組み合わされたグレー基調のボディ

 

↑デザインの美しさも筆者が気に入ったポイント。スタンドはないものの、「壁ピタゴム」が付いているので、壁にちょこんと立てかけておける。リビングルームに出しっぱなしにしておいても圧迫感がなく、インテリアに違和感なく馴染んでくれた

 

ユーザー目線で作り込まれた名機

髪の毛やペットの毛が絡みにくい「からまないブラシ」を採用することで、お手入れの負担を大幅に軽減してくれる「MC-SB53K」。掃除するたびに、絡みついた毛をハサミで切り取る手間がないのはうれしい限りである。清掃力や操作性にもすぐれ、前後左右にスイスイとヘッドを動かし、壁ぎわのゴミもきっちり吸引。ヘッドを横方向に動かしてもゴミが取れるのには素直に驚かされた。また、これだけの性能・機能を1.5kgのスリムボディに落とし込み、凛とした美しいボディデザインを完成させた点には、拍手を送りたい。これだけよくできているコードレススティック掃除機なら、率直に欲しい。そんな感想を抱いた、実りの多いレビューとなった。

↑狭いすき間や高所、棚上などの掃除に重宝する「ブラシ付きすき間ブラシ」に加え、毛ブラシとローラーで、ふとんの繊維にからんだダニをたたいてかき出す「ふとん清潔ノズル」が付属する

 

↑ブラシとすき間ノズルを切り替えれば、高いところや棚上掃除もお手の物

 

↑ダストボックスは簡単に取り外すことができ、ゴミ捨てがラク。水洗いもできるので、常に清潔な状態をキープできる