家電
掃除機
2023/5/6 5:45

2023年春 「コスパ」で選ぶ「傑作 掃除家電」ランキング(2位〜4位)

春の陽気に誘われて、掃除機の買い替えを検討されている方もいるでしょう。選ぶ際のポイントの一つになるのがコスパ。この能力が高い掃除機はどれでしょうか? 家電のプロレビュアーが、ロボット掃除機やコードレススティック掃除機、ハンディクリーナーなど、さまざまな種類の掃除機を調べてランキングにまとめました。2位〜4位を発表します。

※本記事はゲットナビ2023年4月号の転載です

 

レビュアー:石井和美さん

白物家電の製品レビューを得意とするプロレビュアー。テストスペース「家電ラボ」を運営し、大型家電のレビューも得意。

 

第4位:ツインバード「コードレススティック型クリーナー TC-E264B」

↑実売価格:2万8800円【SPEC】●集じん方式:ダストパック式●集じん容量:約0.25ℓ●連続使用時間:強モード約7分、自動モード約30分●充電時間:約2.5時間●サイズ/質量:約W235×H1050×D135㎜/約1.4㎏(本体+延長管+パワーブラシ)

 

小回りの利く独自ヘッドと軽量ボディで使い勝手抜群!

1.4㎏の軽量ボディと自走式ヘッドにより、掃除の負担を軽減するコードレススティック掃除機。独自の関節ジョイント構造とボールキャスターを備えたヘッドは、小回りが利いて思い通りの動きを実現する。2022年10月発売。

↑ヘッドは左右90度に首振り可能で、すき間やソファの脚周りなど隅々まで届く。フルフラットになるため、ベッド下などの掃除もラクだ

 

「小回りの利くヘッドにより、狭い部屋もスイスイ掃除できる! 重心バランスが良く、実際は1.4㎏よりもさらに軽く感じます。紙パック式でゴミ捨て時にゴミが飛び散らないのも快適」(石井)

↑使い捨てダストパックは、微細な粉末を99.6%キャッチする不織布を採用。手を汚さずにゴミを捨てられる

 

第3位:シャーク「Shark EVOPOWER SYSTEM STD+コードレス スティッククリーナー CS150JAE」

↑実売価格:4万9500円【SPEC】●運転時間:スティック時 最大13分、ハンディ時 最大17分●充電時間:約3.5時間●サイズ/質量:約W267×H1030×D124㎜/約1.9㎏

 

約30日分のゴミを溜められる自動ゴミ収集ドック付き!

2023年2月発売されたコードレススティック掃除機。機能を厳選して簡単操作を実現したスタンダードモデルに、自動ゴミ収集ドック付きが登場した。独自のマルチフロア対応ヘッドを継承しつつ、面倒なゴミ捨ての回数を大幅に削減。

↑リリースボタンを押すと、そのままハンディクリーナーとして使用可能。ゴミ捨ての際もボタンひとつで捨てられる

 

「トレンドの自動ゴミ収集ドックが付属してこの価格ならコスパ抜群! 持ちやすく、吸引力も問題なし。ゴミは月1回捨てれば良く、ホコリや花粉のアレルギーの方にオススメです」(石井)

↑掃除機をスタンドに戻すと、ダストカップに溜まったゴミをドックが自動的に収集する。ゴミ捨ては月1回程度でOK

 

第2位:アイロボット「ルンバ i2」

↑実売価格:2万9800円【SPEC】●最大稼働時間:約75分●充電時間:約3時間●音声アシスト:Googleアシスタント、Amazon Alexa、Siriショートカット●サイズ/質量:約φ342×H92㎜/約3.2㎏

 

賢くパワフルな掃除性能で上位モデルと遜色なし!

2022年7月に発売された、2種のブラシとパワフルな吸引力の、3段階のクリーニングシステムを搭載したロボット掃除機。細かなホコリやゴミも除去する。自動充電・自動再開するので、充電切れの心配なく広範囲を清掃。音声アシスタントにも対応する。

↑ナビゲーションシステムにより、短時間で効率的に清掃。掃除のたびに間取りを学習し、ムダをなくしていく

 

「ルンバのなかでは手に入れやすい価格ですが、掃除力に上位モデルと大きな差はなし。フローリングもカーペットもきちんと掃除でき、ゴミの取りこぼしが非常に少ないです」(石井)

↑ゴミや汚れが多い場所を感知する、ダートディテクトテクノロジーを搭載。キレイになるまで集中的に清掃する