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2023/4/3 19:30

AirPods Pro(第2世代)泥棒、「探す」アプリのおかげで捕まる! ポケットの中で充電ケースが鳴り始める

昨年秋に発売されたAirPods Pro(第2世代)の充電ケースにはUWB(超広帯域無線)通信可能な「U1」チップが内蔵され、iPhone等の「探す」アプリからどこにあるか正確に分かります。しかもケースにはスピーカーがあり、探すため音を鳴らすこともできます。

↑「探す」アプリが活躍!

 

この機能を活用して、ジムで盗まれたAirPods Proを回収できたエピソードが報じられています。

 

TwitterユーザーのRiberio氏は、AirPods Proをジムに忘れたところ、何者かに盗まれてしまいました。そこで「探す」アプリで監視してみると、泥棒は仕事場や自宅、ビーチなどに持っていったことが分かったそうです。

 

Riberio氏は泥棒が近所に来るのを待ち、マークされた住所に行きました。そこは職場であり、呼び鈴を鳴らして本人と話をすることに。すぐにジムで見た覚えがある男だと分かり、相手がドアを閉めたとき「サウンドを再生」ボタンを押すと、ポケットの中でAirPods Proケースが鳴り始めたとのことです。

 

そして相手がAirPods Proを手に取ったとき、Riberio氏はそれをつかみ取り、自分が持ち主だと言いました。そのとき泥棒は何の反応もなく、ショックを受けていたそうです。ちなみに、この泥棒が使っていたのはiPhoneではなく、Androidスマートフォンでした。

 

この話はハッピーエンドで終わっていますが、もしもアップル製品を盗まれて泥棒の場所を突き止めたとしても、絶対に自分で取り戻しに行ってはいけません。たまたまRiberio氏は屈強そうな人物であり、泥棒も凶暴ではなく観念したため、不測の事態を招かなかっただけでしょう。

 

たとえばAirPodsにより盗まれたクルマの場所を特定しながらも、警察に通報して後は任せた人たちもいました。自力で解決を焦らないよう、くれぐれも気をつけたいところです。

 

Source:Riberio(Twitter)
via:BGR