コスト度外視の折りたたみiPhone、成功の鍵を握る「光学透明接着剤」とは?

ink_pen 2026/4/17
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コスト度外視の折りたたみiPhone、成功の鍵を握る「光学透明接着剤」とは?
塚本直樹
つかもとなおき
塚本直樹

IT・宇宙ジャーナリスト/フード系YouTube「侍飯」/NGO団体「ミャンマーキッズプロジェクト」 x.com/@tsukamoto_naoki

アップルは「折りたたみiPhone」で折り目が目立たないようにするために、特殊な接着剤を使用すると報じられています。

TrendForceによれば、最大の鍵となるのは「光学透明接着剤(OCA)」です。

最新のOCAは単にパーツを貼り合わせるだけのものではありません。画面をゆっくりと曲げる際には柔軟に動いて素材の疲労を軽減する一方、落下などの突発的な衝撃を受けた際には瞬間的に硬化し、ディスプレイの構造をしっかり保護するという特性を持っています。さらに、接着剤が画面の微細な凹凸に浸透していくことで光の散乱が抑えられ、長期間使っても折り目が目立ちにくくなる効果もあるといいます。

もちろん、ヒンジ(蝶番)周りや本体の構造設計も引き続き重要です。たとえば、Samsung Displayは、ディスプレイ背面の金属製サポートプレートにレーザーで微細な穴を開けることで、パネルの強度と曲げやすさのバランスを取っています。折りたたみiPhoneにも、サプライヤーのFine M-Tecを通じて、これと同様の技術が採用されるという見方があります。

アップルは「コスト度外視」で折り目の排除を追求しており、折り目の深さが0.15mm未満、折り目の角度が2.5度未満を目指しているとされています。

アップルは2026年の折りたたみスマートフォン市場で20%近くのシェアを獲得する可能性があるとTrendForceは推測しています。


Source: TrendForce via MacRumors

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