沖縄土産の大定番「紅いもタルト」の御菓子御殿が製造する、「黒糖ショコラとろ〜る」がうますぎる!

ink_pen 2026/4/29
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沖縄土産の大定番「紅いもタルト」の御菓子御殿が製造する、「黒糖ショコラとろ〜る」がうますぎる!
中山秀明
なかやまひであき
中山秀明

GetNaviお酒・グルメアドバイザー。GetNavi内食・外食のトレンドに精通した、食情報の専門家。現場取材をモットーとし、全国各地へ赴いて、大手メーカーや大手小売りから小規模事業者まで、幅広く取材している。酒類に関する知識量の多さでは、大手ビールメーカーでも一目置かれる存在。GetNavi・GetNavi webのほかに、テレビや大手企業サイトのコメンテーターなど幅広く活躍。

地域を代表する定番と、裏定番「日本土産ばなし」

土産は出張や旅の醍醐味だが、毎回同じじゃ芸がない。でもハズしたくはない。そこで推したいのが、超定番土産の陰でツウに熱愛される裏定番だ。今回は日本が誇る南国の楽園、沖縄からお届け!

「一村一品」から始まった、元祖・紅いもタルトの40年

沖縄銘菓といえば「ちんすこう」が有名だが、筆者の推しは昭和生まれの「紅いもタルト」。今や多くのメーカーが手掛けているが、その元祖は御菓子御殿だ。誕生は1986年。当時、沖縄本島中西部・読谷村の街角にある小さな洋菓子店だった御菓子御殿(※)は、全国的に盛んだった「一村一品運動」の流れで、地元役場から村の特産品「紅いも」を使ったお菓子の開発を頼まれる。

しかしまだ紅いもの生産者は少なく、いも菓子のノウハウもない時代。最初は依頼を断るが、役場の熱意に押され、最終的に引き受けることに。そして苦難の末作られたのが、バターが香るしっとりとしたタルト生地や、紅いものほくほくとしたペーストによる多幸感あふれるタルトだった。しかし、すぐにヒットしたわけではない。というのも、紅いもに馴染みのない地域の人には「食べ物の色ではない」と、なかなか受け入れてもらえなかったのだ。風向きが変わったのは1995年。当時、那覇空港の国内線では国際線のように軽食が出ており、1999年までの4年間、それに採用されるたのだ。こうして全国においしさが知れ渡り、沖縄を代表する銘菓へと成長した。

※:当時の店名は「ポルシェ洋菓子店」。

沖縄県の定番土産

御菓子御殿
紅いもタルト

2026年で40歳。昭和に生まれた沖縄土産の大定番、その元祖がこの「紅いもタルト」だ。今では1日8万個が作られる、一大ブランドに。

御菓子御殿
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逆転の発想! 暑さに負けない新名物「黒糖ショコラとろ〜る」

以降も同社は多彩な商品を開発しているが、なかでも個性的なお菓子が2017年発売の「黒糖ショコラとろ〜る」。暑い沖縄では、溶けやすいチョコレート土産は避けられがちだ。そこで浮かんだのが逆転の発想。チョコを暑くても美味なとろ〜り食感に仕立て、それを厚いクッキーで包み、熱に負けないチョコ菓子に仕上げたのだ。加えて味わいも南国調。地元の黒糖と黒蜜を練り込んだ生地にクラッシュ黒糖入りのチョコを合わせ、独特の甘香ばしさを際立たせた。黒糖粒の軽快な食感と陽気なニュアンスがアクセントとなり、味のインパクトは絶大。ぜひ、黒糖焼酎やラム酒に合わせてほしい。

【OKINAWA・裏定番】
厚い生地で包んでいるから暑い沖縄でも溶けナイサー

御菓子御殿
黒糖ショコラとろ〜る

沖縄県産100%の黒糖と黒蜜を練り込んだクッキー生地に、粒状の黒糖が入ったチョコをたっぷり。2017年の発売の翌年には沖縄県が推奨する最優秀優良県産品賞に選ばれる。発売3年で累計販売数250万個を突破。

株式会社御菓子御殿
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※「GetNavi」2026年2-3月合併号に掲載された記事を再編集したものです。
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