スポーツ
ランニング
2019/3/14 19:00

疲労困憊の末、「フロートライド」の真価を知る――約1万円の高コスパランニングシューズを試してみた

疲労困憊の末、フロートライドの真価を知る

本モデルのメリットを学んだうえで、いよいよ試走会です! 会場に来る途中、雨がパラパラ降っていたこともあり、やや心配しつつ外に出てみると……。

雨! しかもかなりの本降り! 

 

しかし、シューズの説明を聞いて、早く試したくてうずうずしていた我々は、雨をものともせず勢いよく走り出しました。

↑このときはまだ笑顔。良い角度で撮ってもらったので、実際よりすらっと見える…気がします

 

今回の試走会のコースは、皇居のお堀のまわり?をまわるコース(1.2km)。日頃デスクワーク中心で、休日も半分は寝て過ごしている運動不足の筆者でも、この距離ならなんとか走りきれそうです。

↑アッパーは軽量で通気性の高いメッシュ仕様。今回は雨だったので効果を実感しづらかったのですが、晴れた日の長距離ランニングでも爽やかに走れそうです

 

走り始めてまず感じたのは、心地よい反発性です。これまでに感じたことのない軽やかな感覚で、これは明らかに普通のランニングシューズとは異なりました。これがフロートライド フォームの効果なのでしょう。また、路面が雨で濡れていたのですが、滑ってヒヤッとする瞬間もなく、特に晴れているときと変わらずスムーズに走ることができました。

↑耐摩耗性に優れたラバーアウトソールを採用。グリップ性が高く、スムーズな足運びをサポートしてくれます

 

さて、1週走り終わったあとは、公園のようなスペースに移動して簡単なアクティビティを実施。ジャンプやスクワットを中心に、フロートライド フォームのクッション性や反発性を存分に実感しようというプログラムでした。

 

が、これが想像以上にハード。最初こそジャンプしながら「自分、ジャンプ力すごくな~い?(※フロートライド フォームのおかげ)」と調子にのっていたのですが、後半はひと言も発せないほどバテバテ。雨も振り続けるなか、正直、「ここまでやらなくても、もう(フロートライド フォームの良さは)わかったから!」という気分でした。

 

シメのランニング(なんと、もう1周……)が始まるころには脚が棒のようになり、最後尾でなんとか集団から離れないようについていくのでせいいっぱい。ただ、それでも走りきることができたのは、「1人だけ脱落したらいろいろまずい……」という危機感だけではなかったように思います。

 

というのも、脚がパンパンで満足に上がらない状態だったのですが、フロートライド フォームのおかげかシューズを重く感じることがなかったのです。疲れがたまってきてフォームが崩れてくると、シューズによっては一気に負担を感じることもあるそうなのですが、「FOREVER FLOATRIDE ENERGY」は最後まで変わらずサポートし続けてくれました。もしかして、このことを参加者に実感してもらうためにあそこまでハードなメニューを…?

↑参加者のなかでは若いほうだったと思うのですが、おそらく一番バテてました……。ここまで連れてきてくれてありがとう、フロートライド……

 

今回試したランニングシューズ「FOREVER FLOATRIDE ENERGY」は、はっきりそれとわかるほど走り心地が快適でした。1万円弱と価格のハードルも低く、特にこの春からランニングを始めたいと思っている人やファンランナーにおすすめです。筆者もそうなのですが、モノから入るタイプの人は、こうした最新シューズを手にするだけでも走るモチベーションになるかも!?

 

撮影/我妻慶一

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