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筆記用具
2019/3/20 20:00

菅未里の自腹買い文房具!海外高級ボールペンにジェットストリーム芯を換装する!

GetNaviの「文房具総選挙」選考委員としてもおなじみ、いまテレビや雑誌などでも引っ張りだこの文具ソムリエール・菅未里さんの連載が、GetNavi webでスタートします。

 

巷にあふれる文房具のなかから、菅さんの視点で選び、自腹を切ってまで手に入れた文房具を紹介していただきます。果たして、菅さんのお眼鏡に適ったのはどういったものなのでしょうか?

 

「ノック式で素早く使えて、見栄えのするボールペン」で辿り着いた最強セット

第一回は、「スーベレーン・ボールペン」(ペリカン)と「ジェットストリーム」(三菱鉛筆)の替芯のセットです。

 

展示会や取材など、仕事柄立った状態で筆記することが多いため、ノック式で素早く使えて、見栄えのするボールペンを探していました。

 

ドイツの有名筆記具メーカーであるペリカンの、代表作ともいえるスーベレーンは、万年筆がよく知られていますが、以前からノック式の美しいボールペンにも注目していました。

↑ペリカン「スーベレーン」のボールペン
↑ペリカン「スーベレーン」のボールペン

 

↑通称“茶縞”と呼ばれる、スーベレーンのアイコニックなデザイン
↑通称“茶縞”と呼ばれる、スーベレーンのアイコニックなデザイン

 

しかし、なかなか購入できずにいたのです。なぜなら、書き味が私の好みよりやや重たい印象だからです。

 

格好いいボールペンを使いたいけれど、書き味にもこだわりたい。どうしたらいいものかと悩んでいたところ、2018年2月になんと、三菱鉛筆からジェットストリームシリーズの替芯「SXR-600」が発売されました。

 

ジェットストリームといえば2009年に発売され、今では世界で年間1億本以上販売されているボールペンです。油性ボールペンながら、他にはない滑らかな書き味でファンを虜にしています。

 

“ヨーロッパタイプ”や“G2規格”と呼ばれるこの形状の替芯は、多少のサイズの違いはあるものの、ペリカンを始め、パーカーやシェーファーなど一部海外筆記具メーカーの替芯と互換性があるんです。(上記メーカーの中にも互換性のない形状があります)

↑上のジェットストリームの芯・インクのほうが、黒が濃く、よりなめらかな書き心地
↑上のジェットストリームの芯・インクのほうが、黒が濃く、よりなめらかな書き心地

 

このスーベレーンのボールペンには、もともとM(中字)の替芯が入っていましたが、私は細めの線が好きなので、ジェットストリームの0.5mm径の芯に入れ替えました。筆記線だけでなく、芯先の形状が異なるため、ペン先が出ている状態の見た目も違います。ペリカンの純正芯はやや丸みがあり、ジェットストリームの芯は純正芯よりも直線的ですっきりとしています。

↑上がジェットストリームの芯、下がペリカンの芯
↑上がジェットストリームの芯、下がペリカンの芯

 

↑実際にペン本体にセットすると、こんな見た目。上がジェットストリームの芯、下は純正品をセットしたもの
↑実際にペン本体にセットすると、こんな見た目。上がジェットストリームの芯、下は純正品をセットしたもの

 

書き味だけを替えるつもりで購入しましたが、このすっきりとした印象も気に入り、見た目も書き味も自分好みにできました。

 

海外筆記具の書き味を変えたい……と悩んでいる方は、ぜひ他メーカーの替芯も試してみてください。(※ただし、故障の際はメーカー保証対象外になりますのでご注意を!)