本・書籍
2021/5/9 22:00

読書体験にのめり込めるための「金魚の栞」が味わい深い【愛用品コラム45】

本連載ではGetNavi web編集長・山田佑樹が日々の生活で愛用している品々を紹介していきます。

 

【#愛用品 45: フェリシモ「金魚の透明しおり」】

●起

風呂の時間ぐらいは、デジタル機器から離れようと思い、紙の本を持ち込んで読書している。風呂の時間ぐらいは仕事から離れようと思い、小説を読んでいる。アユーラの入浴剤と組み合わせた時間が1日の楽しみだ。

 

●承

ガサツな性格なので、本のカバーや帯を栞にすることが多かったが、それではいかんと思い、使っているのがこの栞だ。金魚が踊る様子が美しく、水にまつわる場所で使う点でも相性が良いと思って購入。素材はプラスチックなので、湿気でシナシナにならない点も良い(濡れる場所の使用は推奨していない)。

 

●転

風呂での読書は、正直、ページは進まない。長く入っても1時間が限界だから、読める分量は知れている。けど、情報として消費するのではなくて、作品の世界観をゆっくりと堪能するにはとてもいい環境だ。

 

●結

この栞、いくつかのバージョンがあって、羽ばたく鳥が印刷されたものもある。これは休日に屋外で読書するときにぴったりだ。基本は電子書籍で読書するけど、紙の本で読書するときは、栞も含めて読書体験。引き続き遠くには行けなそうなので、読書で知らない世界に出かけてみたい。

 

GetNavi web編集長・山田佑樹の「愛用品コラム」はInstagramでも展開中。週3回公開しています。