グルメ
2023/9/12 10:00

丸亀製麺、鶏×タルタルの超濃厚な新メニューが登場! てりやきだれ二段仕込みの “最高に濃厚” な味わい

丸亀製麺は9月5日から、完全新作「てりやきタル鶏ぶっかけうどん」と大人気商品「タル鶏天ぶっかけうどん」を期間限定で発売している。不動の人気商品「タル鶏天ぶっかけうどん」は、今回で8回目の登場。濃厚なてりやきだれと爽やかなすだちの酸味をそれぞれ味わえる、食欲の秋にぴったりの新作だ。さらに、同日からは「丸亀シェイクうんどん」の新商品「ピリ辛肉そぼろぶっかけうどん」「凍らせレモンのおろしぶっかけうどん」「山菜おろしぶっかけうどん」の全3種類も発売されている。8月25日に開催された試食会で一足先にいただいてきた、その味わいもあわせてレポートしよう。

 

人気のタルタル系に新メニュー登場。「てりやきタル鶏ぶっかけうどん」

↑「てりやきタル鶏ぶっかけうどん」(冷・温)、並 790円/大 930円/得 1070円(すべて税込、以下同)

 

大人気の「タル鶏シリーズ」完全新作「てりやきタル鶏ぶっかけうどん」は、店舗で揚げた鶏もも肉のから揚げとタルタルソースをトッピングした一品。下味でつけて揚げたから揚げに、おろししょうがを合わせた特製てりやきダレをからめてしみ込ませた “てりやき鶏” は、濃厚さにこだわった二段仕込みが魅力だ。

 

実際に食べてみると、じゅわっとあふれ出る肉汁とともに、しっかり絡んだ甘辛いてりやきダレの味わいが口の中に広がった。噛めば噛むほど濃厚な味わいを楽しめるし、タルタルソース付けて食べればさらに濃厚な味変を堪能することもできた。この濃厚さが、コシのあるうどんともマッチするのだ。丸亀製麺が謳う “最高に濃厚” というコンセプトに偽りなし! だ。

↑うどんにしっかり絡まるタルタルソースの酸味もてりやき鶏に絶妙にマッチする

 

店舗で仕込む二段仕込みが決め手

試食会では、から揚げの調理の様子も見学できた。まず、ごろりと大きなから揚げをカリッと揚げる。

↑じっくりカラッと揚げられたから揚げ

 

次に、フライパンに入れたら割り下を投入。加熱しながらよくなじませたら、最後に濃厚てりやきダレを加えて全体にからめて完成だ。

↑揚げたてのから揚げに、割り下、てりやきダレを丁寧になじませていく

 

テリッととろみがある仕上がりの秘密は、から揚げに片栗粉を使用しているからなのだとか。から揚げ単品としても満足の味わいを、すべての店舗で小麦から作るこだわりの打ちたてうどんと、濃厚だが酸味もある特製タルタルソースと一緒に食べれば箸が止まらないこと間違いなしだ。

↑「これぞてりやき!」といったテリテリの仕上がり。香ばしいタレの香りが食欲をそそる

 

徳島県産すだちをかけて最後まで清涼感ある一杯に。「タル鶏天ぶっかけうどん」

↑「タル鶏天ぶっかけうどん」(冷・温)、並 890円/大 1030円/得 1170円

 

今年で8回目の登場となる人気メニュー「タル鶏天ぶっかけうどん」は、柑橘のさっぱり感も楽しめる一品だ。「てりやきタル鶏ぶっかけうどん」がガツンとした味付けであるのに対し、こちらは柚子で下味をつけた爽やかな味わいが特徴。

 

丸亀製麺を運営する 株式会社トリドールホールディングス 商品開発部 課長の浦郷裕介氏は「残暑が厳しいなかで、最後まで楽しんで食べて欲しいという思いから、徳島県産のすだちは従来の4分の1カットから2分の1カットへと変更しました。水菜と玉ねぎも、途中で味や食感を変えて、食べ進んでいただくために添えています」と、商品への思いを語った。

↑2分の1カットにサイズアップした徳島県産のすだち

 

まずは鶏天だけ、次にタルタルソースを付けて、最後にすだちをかけて、と3段階の味変を楽しめると聞いて実食。説明にあった鶏天の柚子の風味がほのかに鼻から抜けていく。サクッとジューシーな食感もさすがだ。そして、タルタルソースを付ければ濃厚に、すだちをかければ清涼感まで楽しめた。これは筆者の好みだが、すだちのサイズが大きいので、より酸味の爽快感を楽しみたい人には、鶏天だけではなくうどんの方にもかけることをおすすめしたい。

 

さらに、期間限定の無料トッピングで「濃厚ごまだれ」の提供もスタートする。こちらも先駆けて先述の2メニューにつけて試食した。濃厚なごまの風味にほのかな酸味、具材にもうどんにも良く絡む濃厚なたれが実に美味だった。

↑濃厚ごまだれは、新メニューの味変として楽しむほかに、丸亀製麺で提供されている天ぷらをディップしたり、釜揚げやざるうどんのつけだれにしたり、と多くの楽しみ方がある

 

「すりごまを入れたり、おろしを入れたり、丸亀製麺ならではのフリートッピングを楽しんでいただきたいなと思っています」(浦郷氏)

 

「丸亀シェイクうどん」には3メニューを追加!

↑左から、「凍らせレモンのおろしぶっかけうどん」「ピリ辛肉そぼろぶっかけうどん」「山菜おろしぶっかけうどん」

 

2023年5月に発売するやいなやSNSを中心に話題を集め、発売約3か月で累計販売数350万食以上(※)となった人気メニュー「丸亀シェイクうどん」。その最大の特徴は、手に収まるカップに入ったうどんと具材をシェイクして食べるスタイルということ。手軽に持ち運びできることから、秋の行楽シーズンのお供にもうってつけの同商品に、新たに「ピリ辛肉そぼろぶっかけうどん」「凍らせレモンのおろしぶっかけうどん」「山菜おろしぶっかけうどん」の3種が登場した。

 

「ピリ辛肉そぼろぶっかけうどん」は、しょうがとニンニクを効かせた肉そぼろ、スクランブルエッグ、ネギ、海苔、かつお粉と、3種のなかで最も具材感もたっぷり。特製てりやきぶっかけだしにラー油が加わることで、食欲を促進するピリッとした辛みも味わえる。実際にシェイクして食べてみると、ぶっかけだしがカップの底に滴り溜まってしまうことなく、うどんに上手く絡んでいたことに驚いた。

 

↑「ピリ辛肉そぼろぶっかけうどん」490円

 

これは、従来のぶっかけだしだけではどうしてもうどんから滑り落ちてしまうため、てりやきダレを加えることでとろみをつけて、最後までぶっかけだしとうどんを一緒に味わえるように施された工夫なのだとか。がっつり食べたい人におすすめ、というだけあって濃厚な味とボリューム満点の「ピリ辛肉そぼろぶっかけうどん」だったが、かつお粉がフワッと香るおかげで濃すぎない味に仕上がっていたと思う。

↑肉そぼろは店舗での手作り。甘辛のてりやきダレがシェイクで全体になじみ、濃厚な味わいを楽しめる

 

次は、夏バテ気味で食欲がない、という人におすすめしたい、「凍らせレモンのおろしぶっかけうどん」。メニュー名の通りレモンが凍っているので、うどんを冷たいまま持ち運ぶことができるところが、最大の特徴であり魅力だ。具材はシンプルに、凍らせレモンと大根おろし、ネギ。レモンを入れた特製レモンぶっかけだしと混ぜることで、冷たくて爽やかな味わいを楽しむことができた。

↑「凍らせレモンのおろしぶっかけうどん」490円

 

最後は、わらびやぜんまいなどの山菜と大根おろしが入った「山菜おろしぶっかけうどん」。こちらは、だしで煮込んだ山菜の味わいを邪魔しないよう、シンプルなぶっかけだしとの組み合わせだ。さらに、うどんと山菜が絡むよう、山菜にはとろみがついている。これをシェイクすると、ぶっかけだしを吸った大根おろしと山菜の豊満なだしの香り、味を堪能することができる。さっぱりしていながら、だしの風味でしっかりとした味も楽しめた。山菜のシャキシャキ、トロッとした食感もアクセントになっていて、まさに “秋の味覚” を楽しめる新作だ。

↑「山菜おろしぶっかけうどん」450円

 

シェイクうどんの新作3種も、すべて9月5日から提供がスタートしている。

 

丸亀製麺の秋の新作は、「食欲の秋」に相応しい豊富なラインナップが並んだ。ファン待望の人気タルタル系からさっぱり冷たい柑橘系まで、好みの一杯を気候に合わせて選んで堪能してみてほしい。

 

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