家でひとり、ほっと一息つく時間。積極的に何かをするでもなく、モノに委ねてぼんやりする……それも心身の回復には大事な時間だ。チルタイムに取り入れたい「熾火ギア」「余白時計」を紹介しよう。
揺れ、曖昧さ、不規則性が心地いい視覚的なぬくもりで癒される「熾火ギア」
炎の揺らぎは不規則だからこそ、癒される。キャンプの焚き火で感じるあの安らぎを、熾火のように小さく優しい炎で安全に楽しめるのが“熾火ギア”の魅力だ。
ストーブさながらの手軽さで本格的な炎を楽しめる

イワタニ
炎を楽しむインテリア暖炉“MYDANRO”(CB-MDR-1 ブラック)
3万9800円
カセットガスを燃料とした家庭用暖炉(※)。1本で約7時間、本格的な炎のゆらぎを堪能できる。嫌なニオイや煤で汚れる⼼配がなく設置工事やメンテも不要なため、ダイニングや書斎など、様々なシーンで楽しめる。
※:空間全体を温める暖房機能はありません。
SPEC ●連続燃焼時間:約7時間●火力:約0.56kW (約480kcal/h相当)●ガス消費量:約40.6g/h(別売りのイワタニカセットガスを使用)●サイズ/質量:W340×H328×D192mm/5.7kg
小さな炎がゆらゆら踊る室内専用オイルランプ

TOKYO/EAST
Dancing Lamp
1万3200円
東東京の職人が手がける、繊細な造りが印象的なオイルランプ。上下の気流がぶつかることで炎が踊るように揺らぎ続ける。息を吹きかけて消せるキャンドルライクな使用感も、ひとりの夜にぴったりだ。
SPEC ●連続燃焼時間:約6~8時間(満タン時)●火力:レインボーオイル(パラフィンオイル)●サイズ/質量:W50×H108×D50mm/300g
リアルな“焚き火サウンド”非日常を味わう電気暖炉

Dimplex(ディンプレックス)
Glasgow GenⅢ(グラスゴー G3)
19万8000円
水蒸気と光で美しい炎を再現する特殊技術を採用。見た目のリアルさに加え、パチパチと薪が爆ぜる音まで再現。ファンヒーターとして部屋を暖めながら、視覚と聴覚からリラックスへと誘うインテリア家電だ。
SPEC ●消費電力:最大1100W(炎イルミネーションのみの場合125W)●温度調節:15~30℃●ミスト量:6段階●暖房目安:3~7畳●蒸気発生器交換頻度:12~24か月●サイズ/質量:W480xH620xD300mm/18㎏
「1/fゆらぎ」に癒される
予測できそうでできない動きをするが、心地よさがある音や視覚情報のこと。炎のゆらぎに含まれる「1/fゆらぎ」は、自然界に宿る固有のリズム。脳のα波を増加させ、自律神経を整え、深いリラックス状態へ導くといわれている。焚き火のほか、小川のせせらぎや波の音、小鳥のさえずり、心拍音、木漏れ日などにも含まれる。
焦りをなくし、心に余裕をもたらす「余白時計」
時間に追われる毎日から、少し距離を置いてみる。使う時計を変えるだけで、時間へのプレッシャーが和らぐかもしれない。日々の暮らしに“余白”をもたらしてくれる時計を紹介しよう。
現代人には、針がないくらいがちょうどいい

バルミューダ
The Clock
5万9400円
針ではなく、光と音で時刻を知らせる。アラーム・タイマー・リラックスタイム機能付きで、アプリ連動で自分好みに設定可能。光による時間経過を感じれば、24時間の密度まで変わってくるはずだ。
SPEC ●電源:充電式●充電時間:2.5時間●バッテリー連続使用時間:約24時間(※)●サイズ/質量:W75×H105×D36.5mm(リング含む)/約259g
※標準的な使用環境での目安で、設定や使用状況により前後します。
ぼんやりな針と、ゆっくりまわる赤い点時間の“気配”を感じる時計

Lemnos
kehai
1万1000円
ぼんやりと霞む短針・長針と、秒針の役割を果たす赤い点。視覚情報が曖昧になるだけで、同じ1分1秒もゆっくり流れていく。時間を忘れてぼんやりしたい日に、そっと手元に置いておきたい。
SPEC ●電源:電池(単3形)●サイズ/質量:φ130×d55mm/295g●カラーバリエーション:コンクリート/漆喰/木・土壁
時間をドットと針で表現した遊び心あるデザイン時計

PICTO
テーブルクロック
1万9800円
時はドット、分は針で表現されたデンマーク発の置き時計。ピクトグラムを思わせるシンプルかつカラフルなデザインは、置くだけで空間のアクセントになる。脚を外して壁掛けとしても使えるなど、汎用性も高い。
SPEC ●電源:電池(単3形)●サイズ:91mm●カラーバリエーション:ロイヤルブルー、サニーイエロー、スプリンググリーン、スノーホワイト、フラミンゴピンク、コズミックブラック
タイパから“メンパ”の時代へ
「セイコー時間白書 2025」によると、64%の人が「時間に追われている感覚」を持っている。そんな現代においてにわかに注目を集めるのが「メンパ(メンタルパフォーマンス)」。時間を気にしすぎないライフスタイルにシフトしていきそうだ。
※「GetNavi」2026年6月号に掲載された記事を再編集したものです。
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