ここまでやる!? 自宅も料亭もテーマパークも…“長居必至”のトイレがバラエティ豊かすぎた

ink_pen 2026/11/7
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ここまでやる!? 自宅も料亭もテーマパークも…“長居必至”のトイレがバラエティ豊かすぎた
GetNavi編集部
げっとなびへんしゅうぶ
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1999年創刊。「新しくていいモノ」を吟味して取り上げる月刊の新製品情報誌。生活家電とIT・デジタルガジェットを中心に、モビリティ・雑貨日用品・グルメ・お酒まで、モノ好きの「欲しい!」に結論を出す、がコンセプト。

家の中でもっとも狭く、もっともパーソナルなこの空間こそ、究極のひとり時間を過ごせる場所なのではないだろうか。思わず長居してしまう、こもれるトイレの作り方を実例から探っていこう。

古今東西、大物こそがこだわりのトイレを持つ!

“甲斐の虎”の圧倒的な強さはトイレで練られた戦略のおかげ!? 協力/甲府市・市長室情報発信課

トイレなんて、排泄するだけの場所……などと甘く見てはいけない。嘘かまことか、経営者が率先してトイレ掃除する会社は業績がいい、なんて言説もあるほどだ。

実際に、歴史上の超大物がトイレに強いこだわりを持っていたというエピソードがある。その人物は、最強の武田軍を率いた名将・武田信玄。信玄公の戦略を記した軍学書『甲陽軍鑑』によると、信玄公が暮らした躑躅ヶ崎館には、京間六帖、つまり約10平方メートル以上もの広々としたトイレがしつらえられていたという。ここは畳敷きでお香が焚かれ、生活排水を再利用した手動の水洗式という、当時にしては革新的な仕組みが取り入れられていた。信玄公は、このトイレで戦略を練ることもあったとか。甲斐の虎と恐れられた武田軍の采配は、このトイレで生まれたのかも。信玄公にあやかり、我々も最高の居場所を作り上げよう。

こんなトイレなら何時間でもこもれる!? “理想のトイレ”アイデア7選

①小さなスペースにこそ遊びを。好きな色に包まれる幸福感

自宅内にピンクのスペースが欲しかったというNYさん。個性の強い色とあって居室には難しく、白羽の矢を立てたのがトイレだった。「かわいいイメージの色ですが、クールな印象にもしたくて。黒を挿してみたら自分らしくまとまったんです」(NYさん)。あまりの居心地の良さに、トイレの中では独り言がこぼれることもあるそう。

↑ブラックを挿し色にピンクで統一した空間。お気に入りのミラーは「MURPH」のもの。

■NYさん
Instagram:@ny_li.fe

②美術館か、はたまたBarか? ふたつの灯りが輝く部屋

ペンダントライトが仲良く並んだkotoさん宅のトイレ。「我が家はどの部屋も“4面の壁のうち、1面に新しさを盛り込む”というテーマがあって。トイレにもそんなルールを適用したんです。薄暗いトイレでフーッと息をついて、無心になれるひとときがお気に入り」(kotoさん)。バーのカウンターや美術館を思わせるあつらえは、来客にも好評だそう。

↑コロンとかわいいライトを並べるアイデアは大いに参考になる。

■kotoさん
Instagram:@koto____living

③あまりにも優雅すぎる老舗料亭の有田焼トイレ

北越の小京都・加茂市の料亭「清雲亭山重」は、明治初期創業の超老舗。旬にこだわった豪華な会席料理を楽しめるこの店では、特別にあつらえたという有田焼のトイレが隠れた名物になっている。便器本体だけでなく手洗い器やペーパーホルダーなども有田焼で統一したのは、先代による発案。「見えないところまで手を尽くす」というおもてなしの心が感じられる優雅なスペースだ。

清雲亭山重
住所:新潟県加茂市仲町4-15
電話:0256-52-0104

④くつろぐと同時に生活リズムも把握できてしまう

2026年の家電大賞で総合グランプリに輝いた「TOTO ネオレストLS-W」は“こもれるトイレ”にこそ導入したい。落下中の便をスキャン(!)して状態を計測した上でレポートをまとめ、運動習慣や摂取すべき食べ物までリコメンドする。健康は資本。トイレという空間が、健康に寄り添うパートナーと向き合う場所へ変わる。

↑便の状態をスキャンするセンサーが、毎日のセルフチェックをサポート。

TOTO
ネオレストLS-W
オープン価格(実勢37万円前後)

⑤賃貸でもここまでできる。夢ありすぎのホテル風トイレ

趣味が高じて、訪問DIYサービスとインテリアデザイン会社を起業したというsoraさんのトイレは、DIYによる力作。驚くべきは、このムード満点のトイレが原状回復できるということ。つまり、賃貸でも実現可能なのである。「ホテルのインテリアが好きで、インスピレーションを受けたホテルをヒントに、自分でデザインしました。天井ライトをあえて付けず、間接照明を灯す仕掛けも気に入っています」(soraさん)。

↑下はDIY前の様子。自分ではここまでできそうもないなら、soraさんに発注してみては。

■soraさん
Instagram:@_sora_28_

⑥うらやましい限り……!2帖の広さを誇るトイレ

ハウスメーカーから予算オーバーを指摘されながらも強行した、2帖を誇る広いトイレ。「子どもを産んで実感したのですが、トイレって唯一ひとりになれる場所なんですよね。ただ用を足すだけでなく、リラックスできるおこもり空間にしたくて。一切の妥協を許さず、理想のトイレを目指しました」(seikaさん)。海外のインテリアを参考にした引き出しは、独学で図面を引いて実現に漕ぎつけた力作!

↑お子さんのトイレトレーニング中ゆえ、現在は補助ステップを増設中だ。

■seikaさん
Instagram:@seika_home301

⑦どうせやるならとことん。ワクワクするトイレはいかが?

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アミューズメントパーク「ウェアハウス岩槻店」のトイレはまるでテーマパーク。2002年のオープン当初からこのユニークな内装を維持していることも興味深い。「トイレのチェックはかなり頻繁に実施しています。装飾で水を張っている部分も定期的にメンテナンスを行い、清潔で快適な空間を保てるように対応しているんです」(アミューズメント事業課・坂本さん)。真似できるものならしてみたい!?

↑トイレのドアを開けた途端、異空間に紛れ込んだような錯覚に陥る。小用便器のまわりには本物の水が張られていてヒヤヒヤ気分も味わえる。

アミューズメントパーク
ウェアハウス岩槻店
住所:埼玉県さいたま市岩槻区加倉3-3-63
電話:048-758-8755

※「GetNavi」2026年6月号に掲載された記事を再編集したものです。
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