『M-1グランプリ』第19代王者に輝いたばかりの令和ロマンの地上波初冠番組『令和ロマンの娯楽がたり』(テレビ朝日系 ※一部地域を除く 午後11時15分~深夜0時15分)が、12月28日(木)放送。令和ロマンからコメントが到着した。
この番組では、令和ロマン(髙比良くるま、松井ケムリ)の2人とゲストがさまざまな娯楽やカルチャーに関する謎や疑問をひたすら分析して語っていく。アイドル、お笑い、漫画…慶應義塾大学出身という高学歴、M-1にも分析して挑んだという、分析力には定評のある令和ロマンが今このタイミングで何を語るのか。
「なぜみんなそんなに恋愛リアリティショーが好きなのか?」「もしも松本人志がいなかったら?」「2023年もっと騒がれて良かったのに大賞」など気になるテーマから、選ばれたのは「なぜ日本人は未完成のアイドルが好きなのか?」。
オーディション番組出身のアイドルが人気の中、くるまは「昔はソロが多くてみんなが憧れるものだったけど、今は逆に親しみやすい共感性の方が大事になってきたのではないか」と分析。ゲストのラッパー・TaiTanは「日本人はカッコいいが苦手でカワイイを愛でがち」と語る。アイドルグループ出身の山崎怜奈の見解に「すごい言葉が…」と、これにはくるまも感嘆。
そして、アイドルとの距離感の話の中で、ケムリが学生時代にとあるタレントのSNSで絡んでいたことをくるまが暴露。そのお相手とは。ホワイトボードを駆使しながら理論を解説したりと、白熱したトークを繰り広げる。
続いてのテーマは「5年後天下を獲る芸人は?」。最近天下を獲ったのは誰なのかとガチトーク。Aマッソ・加納は芸人の舞台はテレビや劇場だけでなく、「『芸人の天下』はネットも無視できない」とリアルコメント。これに永野も参加して「リアル天下は…」と自分の思う天下を語る。ケムリも「プラットフォームの外からぶっ壊せる永野さんは強いよね」と永野最強説を言いはじめ、実際にさまざまな芸人の名前を挙げながら議論。
さらにトークは過熱し、くるまVS永野の論争もぼっ発。「あなたは正しいことを言ってるけど人気出ないと思うよ!」という永野はくるまのある部分を指摘する。『M-1グランプリ』の優勝会見でも言われていたとくるまの理解されにくい持ち味とは。
そしてネタ作りに関する質問には「漫才っていうのは…」と、令和ロマンの漫才理論を解説する。
令和ロマン・髙比良くるま コメント
年代が近かったり、MCポジションの我々が若手芸人だということによって、奇跡的に生まれた全演者の忌憚なき意見が出たのが(この番組の)良さじゃないですか? 皆さんがいてくれたおかげで見識が広がりました。みんなが同じ学校だったらいい生徒会だろうなと思いました。みんなが同級生だったらよかったのにな、永野さんは先生で。
令和ロマン・松井ケムリ コメント
冠番組と聞いた時は少しだけドッキリだと思いました。収録時間が「どうなってるの!?」と思うくらい長かったです。見どころは、永野さんが「天下を獲る芸人」で言った言葉ですね。ビックリな発想でした。
番組情報
『令和ロマンの娯楽がたり』
テレビ朝日系 ※一部地域を除く
2023年12月28日(木)午後11時15分~深夜0時15分
(c)テレビ朝日