ファッション
2016/5/24 14:28

【時計の小ネタ】オリンピックの単独ブランド公式計時の第1号はオメガ

オリンピックイヤーの今年、8月5日からリオデジャネイロオリンピックが開幕します。コンマ一秒を競うアスリートたちの勝敗を正確無比な計時で決するために、時計の技術は欠かせません。そして、世界最大のスポーツの祭典であるオリンピックの公式計時は、時計ブランドにとっては「正確さ」と「信頼性」を証明する栄誉なのです。

 

オメガは1932年のロサンゼルス大会で公式計時を担当

単一の時計ブランドがオリンピックの公式計時を担当した(すべての競技を単一ブランドのみが計時する)のは、1932年アメリカ・ロサンゼルス大会。第1号は、オメガでした。

 

競技には10分の1秒まで計測できる30本のオリジナル懐中時計クロノグラフなどが使用され、そのうちの4本は現在もスイス・ビエンヌの博物館に保管されています。

↑1932年のロス五輪で使用された1st.オフィシャルクロノグラフ(写真右)と、1982年のアテネ五輪用クロノグラフのゴールドバージョン(写真左)
↑1932年のロス五輪で使用された1st.オフィシャルクロノグラフ(写真右)と、1982年のアテネ五輪用クロノグラフのゴールドバージョン(写真左)

 

 

革新性と正確さ、信頼性をスポーツ界から大絶賛された同社は、以後もオリンピックの公式計時を2010年2月のロシア・ソチ大会まで通算26回担当。オリンピックの単独公式計時を最も多く務めた時計ブランドとなっています。ちなみに、2020年まですべてのオリンピックの公式計時もオメガが担当することも決定しています。

↑2010年2月12日〜28日に開催された、第21回冬季オリンピックバンクーバー大会での公式計時風景
↑2010年2月12日〜28日に開催された、第21回冬季オリンピックバンクーバー大会での公式計時風景

 

 

オメガのスポーツ計時の歩みがわかる公式動画

 

 

オリンピックスペシャルモデルを展開

↑左からRef.522.53.38.50.04.001(174 万円+税)、Ref.522.53.39.50.04.002(163 万円+税)、Ref.522.53.39.50.04.001(163 万円+税)
↑【オリンピック オフィシャル タイムキーパー クロノグラフ】左からRef.522.53.38.50.04.001(180 万円+税)、Ref.522.53.39.50.04.002(168 万円+税)、Ref.522.53.39.50.04.001(168万円+税)

 

メダルの色を彷彿とさせる3本の「オリンピック オフィシャル タイムキーパー クロノグラフ」は、各188 本限定製造。ダイアルデザインは、オメガが初めてオリンピックの計時を担当した1932 年のロサンゼルス オリンピックのクロノグラフをイメージして作られています。ケース素材の18K イエローゴールド、ホワイトゴールド、ピンクゴールド。全国のブティック、特約店(有名百貨店および専門店)にて販売されています。

↑ケースバックには限定番号だけでなく、オリンピック ロゴがエングレービングも
↑ケースバックには限定番号だけでなく、オリンピック ロゴがエングレービングも

 

リオデジャネイロオリンピックでは、どんなドラマが生まれるのか。いまから楽しみですね。

 

【URL】

オメガ https://www.omegawatches.jp/ja/

リオデジャネイロオリンピック https://www.rio2016.com/en