ヘルスケア
マッサージ器
2017/8/30 18:35

まさに人の手でマッサージされているような“リアル”感覚!――パナソニック「リアルプロ EP-MA98M」を試してみました

驚くほどの多機能化が進んでいる最新のマッサージチェア。パナソニックの最上位機「リアルプロ EP-MA98M」は、特に下半身マッサージを強化した珍しいモデルとして注目です。そのクオリティを“美しすぎる整体師”がシビアにチェックしました。

 

下半身ケアの強化に加えて独自のマッサージを多数搭載

マッサージチェアはその構造から、首・肩・腰のケアに主眼を置いたものがほとんどです。しかし、パナソニックの最上位モデルEP-MA98Mは、それらに加えて下半身、特にひざから下のマッサージ機能が充実しているのが特徴です。

 

まず驚いたのが、脚を包み込んで芯から揉みほぐしてくれる「足裏ローラー」。押しつける強さが適度で、大げさでなく人の手による施術を受けている感覚が味わえました。冷房の効いた室内に長くいると、身体の末端が重くなりがちですが、これなら効果的に解消できそうです。

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↑足を左右両側からエアーバッグで押さえ込み、下からローラーで足裏を刺激します。足裏のコリを芯から揉みほぐせます

 

新搭載の「ひざ裏ポイントマッサージ」もほかにない機能。ひざ裏にはリンパ節があり、ここでリンパの流れが滞ると血行不良になりがちです。ポイントボールがひざ裏にグイッと入るのが心地良く、リンパの流れも改善してくれます。

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↑前側から足をホールドし、ポイントボール付きエアーバッグで刺激。ひざ裏に密に入る感覚は、手もみさながらです

 

また、ひじ掛けの下に腕を挟み込んでマッサージしてくれるのもユニーク。ただ、身長158㎝の私は、リクライニング時に奥まで手が届きませんでした。リーチの短い女性や小柄な男性は少し気になるところかもしれません。

 

本機はそのほかにも、可動範囲の広いモミ玉による肩の真上からのマッサージや、エアーバッグでおしりの深くに入るマッサージなど、多彩な機能やコースを搭載。いずれも、リモコンで細かく設定できます。操作に慣れるまで少し時間がかかるものの、使いこなせばマッサージチェアのレベルを超えたリラクゼーションが味わえます。約60万円の価格も納得できるクオリティでした。

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↑強弱の設定やもみ玉の位置調整など、リモコンで多彩な操作が行えます。とはいえ多機能ゆえに使いこなすまでがひと苦労かも……

 

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パナソニック
リアルプロ EP-MA98M
実売価格59万1840円

首筋から足の先まで心地良くもみほぐし、特に疲れが溜まりやすい下半身マッサージが充実しているのが特徴です。また、体型センシング機能で肩の位置を測定するため、的確なモミ玉マッサージを味わえます。

●消費電力:135W●施術範囲(上半身・上下方向):約79㎝●張地:合成皮革●サイズ:約W900×H720×D2000mm(リクライニング時)●質量:約87kg

 

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↑アイボリー

 

↑ブラック
↑ブラック

 

↑ルクソールベージュ
↑ルクソールベージュ

 

結論!

座心地:5

操作性:4

機能性:4.5

設置性:4

 

包まれるような座り心地はやみつきに。お尻部分にヒーター機能があり、リラックスできます。項目が細分化されているため操作に慣れるまでやや時間がかかるものの、覚えれば快適に使えるはずです。

 

【解説してくれた人】

整体師

久嬢由紀子さん

以前は女優として活躍していた“美しすぎる整体師”としてテレビやラジオに出演するほか、雑誌や新聞の連載も多数抱える。彼女がストレッチを指南するDVD「ラブレッチ」、「やせたいなら!健康になりたいなら!肛筋を鍛えなさい」も好評発売中!

 

協力:楽天市場