家電
2023/1/12 6:00

極薄ホットプレート、回る調理鍋、変形ロボット掃除機etc.ーープロが厳選した”2022お世話になりっぱなしだった”家電

2022年は、さまざまな家電製品が登場しましたね。数年続いたコロナ禍による家電特需やそれによる需要の先食い、ステイホームの反動、円安など、家電業界的にはなかなか大変な一年だったように思います。

 

そんな家電たちの中でも、特に仕事で、プライベートで「お世話になりっぱなしでした!」と脱帽した製品を紹介します。

※価格は全て税込です

 

【その①】冷めにくいから焼肉チャーハンが絶品

abien

abien MAGIC GRILL(2022モデル)

2万3980円

公式サイト

今年、何回作ったかな? と数えたくなるぐらい作ったのが焼肉チャーハンです。ホットプレートで味付焼肉を焼き、脂やタレがしっかりプレートに残ったところでごはんをドーン! キムチもドーン! ニンニクは少々。これらを焼きながらまぜまぜしていきます。イメージは高級鉄板焼きの締めのガーリックライスですが、もっとカジュアルでOK。肉も安くてOK。これがめちゃくちゃうまいんです。そんなうまい締めメシを簡単に家で作れてしまうのが「abien MAGIC GRILL」。

 

極薄プレートにフィルムヒーターが内蔵された、ちょっとおしゃれなホットプレートです。ポイントは加熱が速いこと。電源を入れると素早く加熱がスタートし、しかも食材を置いても熱が下がりにくいので素早く焼けていく=サクッと時短で準備〜料理が完成、というわけです。残しておいた焼肉をカリッと焦げてきたごはんと絡めたら、それはもう止まりません! 焼肉チャーハンのためだけに買うことをおすすめしたいほど!

 

【その②】鍋が傾いて回転すると可能性が広がる

アイリスオーヤマ

CHEF DRUM(シェフドラム)

6万6800円

公式サイト

さまざまな調理家電が登場した中で、2022年一番インパクトが大きかったのがアイリスオーヤマの「シェフドラム」です。本体が傾いてさらに回転するこのギミック、たまりません! しかも、ただ面白いだけでなく、作った料理はちゃんと美味しいのです。材料をいれるだけで、野菜炒めは約12分、唐揚げは約6分、さばの味噌煮は約10分とあっという間に1品作れちゃうのが時短ポイント。

 

また、本体を傾けることで少ない油で揚げ物が可能。フライ系は衣がはがれることもありましたが、からあげは絶品に仕上がりました。挑戦したかった飴色玉ねぎは、約2時間回し続けてベースが完成。ここにスパイスをいれればオリジナルカレーが作れそう! 今年は完全オリジナルのカレーレシピを完成させるのが目標だったりします。

 

【その③】本体が変形して床を拭くまさに変形ロボなんです

iRobot

ルンバ コンボ j7+

15万9800円

公式サイト

2022年はロボット掃除機が数多く登場し、掃除能力やバッテリー性能、部屋の旋回性能、障害物の回避性能などが軒並み向上しました。しかし、もうそんなことはどうでもいいんです。ルンバが変形したんです。これは変形ロボットアニメで育ったおじさん世代にはたまらないことです。それが、iRobotの新製品「ルンバ コンボ j7+」。

 

これまでルンバは吸引掃除が専門で、水拭き掃除はブラーバが担当していました。しかし「ルンバ コンボ j7+」は拭き掃除もできるように進化。フローリングを発見すると本体側面のカバーが開き、アームが出てきて、本体上部にあるモップを底面に移動。モップを床に押し付けて水拭き掃除してくれます。もうちょっとで二足歩行ロボットに変形しそうじゃないですか! 現段階ではそこまでの変形はしませんが、アームを出し入れする様は何度見ても飽きません。毛づくろいする猫をずっと見続けるかのように、「ルンバ コンボ j7+」の変形するところをずっと眺めてしまいました。

 

【その④】掃除機はもう「軽さ」が正義だと思います

シャープ

RACTIVE Air EC-SR8(ラクティブエア)

6万3800円 ※編集部調べ

公式サイト

2022年も、数多くのコードレススティック掃除機をテストしてきました。そんな中で思わず笑ってしまったのがシャープの「ラクティブエア EC-SR8」です。

 

本製品の仕様上の質量は1.3kg。1.5kg前後のコードレススティック掃除機が数多くあるため、数字だけ見ると大差ないですが、とにかく軽いんです。これが本当に軽い(大事なので2回言います)。ポイントは重心のバランス。ヘッドを軽量化しているため重さをほとんど感じず、片手でヒョイッと上に向けられるぐらい。これならエアコンの上など高いところも手軽に掃除できます。しかも静かで吸引力も十分。もちろん強モードの駆動時間が約15分しかないなど、注意点もありますが、手軽さはダントツ。これを使ったらもう重たい掃除機は使えなくなりますよ。

 

【その⑤】体重を測ろうと思ってなくても測ってくれます

issin

スマートバスマット

1万6980円

公式サイト

痩せるためには体重計に毎日乗るのがポイントって言いますよね。ただ、残念な数字を毎日見たくないじゃないですか。記録して意識はしたい。でも数字は見たくない。それにわざわざ体重計を取り出すのも面倒。そんなわがままを解決してくれる製品がイシンの「スマートバスマット」です。

 

これ、バスマットなのですが同時に体重計でもあるのです。置き場所は当然、お風呂場の前。我が家ではほぼ、洗面台の前でもあります。そこに立つだけで自動的に体重を計測。スマホアプリで記録してくれるというわけ。あえて本体では体重表示をせず、アプリ上で前回体重からの変化幅を見せてくれるのが面白いです。ちなみにバスタオルやバス用品を持っている場合など、イレギュラーな体重は手動で削除が可能。グラフで体重の変化を見ながら気楽に管理できます。体重計に乗るというアクションが不要なのが、ストレスフリーなポイントです