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2017/12/1 22:00

アメリカのバスケで驚きの事態!選手が退場しすぎて人数が「3対5」に

野球は9人、サッカーは11人、バレーボールは6人、そしてバスケットボールは5人。それぞれ1チームが試合中に出場できる人数は決まっている。

 

サッカーはレッドカードによる退場で試合中に人数が減ることが時々あるが、その他の3競技はそれが絶対的な数だと思われていた。しかし……。

 

先日、アメリカの大学バスケットボール(NCAA)の試合で発生した“珍事”がこちら。

おや?白いチームの人数が……3人!

 

なんと、3対5!2人も少ない状況で戦っている。いったい何があったのか。

 

試合は現地時間11月25日に行われたミネソタ大vsアラバマ大の一戦。後半途中、まずは小競り合いからミネソタ大(赤)の選手が1人退場すると、その直後のプレーで今度は乱闘が発生。このとき、アラバマ大(白)のベンチ選手7人が審判の許可を得ずにコートに入ってしまい、ルールにより7人とも退場処分となってしまった。

 

この時点でアラバマ大はまだギリギリ5人が出場可能だったのだが、5つ目のファウルを宣告されてそのうち1人が退場。さらに負傷した選手が出たため、ついに3人しかいなくなってしまったのだ。まさに絶望的状況……。

 

ところが、実はここからアラバマ大が驚異の粘りを見せ、最終スコアは84-89の接戦に!2016年のU-17バスケットボールワールドカップでMVPに輝いた大学屈指のポイントガード、18歳のコリン・セクストンが40得点をあげている。

ミネソタ大の油断もあったに違いないが、アラバマ大としては残った3人のなかに彼がいたことが幸運だった。