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Apple
2022/6/3 10:45

新型AirPods Pro、デザインはほとんど変化なし? 肌検出センサー採用で誤動作が減るかも

アップルの次期ワイヤレスイヤホン「AirPods Pro 2」は今年後半に発売とみられていますが、持ち手部分の軸がなくなり「ステム(軸)レス」のデザインになるとの噂もありました。が、実は現行モデルとほぼ同じデザインになるかもしれないと報じられています。

Ian Zelbo/Macrumors

 

このウワサの発信源は、アップル関連情報サイトMacRumorsです。同サイトは以前もAirPods Pro 2の予測レンダリング画像を公開したことがありますが、それは現行モデルとほとんど変わらないデザインでした。そして今回、あらためてアップル製品の予想画像で知られるIan Zelbo氏(有名リーカーJon Prosser氏と協力することもよくある)による原寸大3Dイメージの比較画像を検証した結果、同製品が「ステムレス」デザインではない確証を得たと述べています。

 

前回の画像でも、AirPods Pro2には両イヤホンの下側にあったデュアル光学センサーがなくなっていました。その代わりに、第3世代AirPodsで採用された肌検出センサーを搭載すると推測されていましたが、最新の3D予想画像ではその可能性が高まったとのことです。

 

新たな肌検出センサーの強みは、触れている物体を識別して「イヤホンがユーザーの耳に入っている」のを正確に検出できることです。装着している人の皮膚に含まれる水分を検知することで、ポケットやテーブルを肉体と間違えて誤作動することを防げるわけです。

 

そしてZelbo氏の比較画像では、第3世代AirPodsとまったく同じ形の肌検出センサーがあると確認されています。それ以外は現行モデルとほとんど変わらず、大きなデザイン変更はない可能性が高まっているしだいです。

 

1年以上前に「第2世代AirPods Proはステムレスになる可能性がある」と主張したBloombergのMark Gurman記者も、AirPods Proのノイズキャンセリング機能やワイヤレスアンテナなどを小さな筐体に収めるのは難しく、製品版ではあまり野心的なデザインにならないかも、との但し書きを付けていました。

 

もしも見かけの変化があまりなくとも、豊富な機能が追加されていれば魅力的な製品となるはず。最先端のノイズキャンセリングやロスレスオーディオ対応などが噂通り実現すれば、ライバルを圧倒する大ヒットとなるのかもしれません。

 

Source:MacRumors