ファーウェイが完成度をさらに高めた「HUAWEI WATCH FIT 5 Pro」やデュアルドライバーANC搭載の「FreeBuds Pro 5」など一挙4製品を発表

ink_pen 2026/5/27
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ファーウェイが完成度をさらに高めた「HUAWEI WATCH FIT 5 Pro」やデュアルドライバーANC搭載の「FreeBuds Pro 5」など一挙4製品を発表
鈴木博之
すずきひろゆき
鈴木博之

フリーランスエディター/ライター。これまでさまざまなジャンルの雑誌編集に携わり独立。現在はモビリティやガジェット、ライフスタイル分野を中心に雑誌・Web媒体で取材・執筆を行う。メーカー発表会や現地取材をもとに、プロダクトの背景や開発ストーリーを掘り下げた記事を得意とする。

ファーウェイジャパンは2026年5月、第2四半期の新製品発表会を開催しました。スマートウォッチ「HUAWEI WATCH FIT 5 Pro」および「HUAWEI WATCH FIT 5」、ハイエンドワイヤレスイヤホン「HUAWEI FreeBuds Pro 5」、イヤーカフ型イヤホン「HUAWEI FreeClip 2」の新色と、計4製品のプロダクトを一挙に披露しています。

ゴルフ・登山・ランニングなどカスタムワークアウト100種以上に対応する「HUAWEI WATCH FIT 5 Pro」

↑HUAWEI WATCH FIT 5 Proは、カラバリ3色を用意。同社のスクエアウォッチでは1.92インチの最大ディスプレイを採用する。

HUAWEI WATCH FIT 5 Proは、FITシリーズ最上位モデルで、スクエア型としてシリーズ最大となる1.92インチのサファイアガラス製ディスプレイを搭載。最大輝度3,000nits、解像度480×408ピクセルを実現し、屋外での視認性を高めています。ボディは航空機グレードのアルミニウム合金とチタニウム合金を組み合わせつつ、重さ約30.4g、厚さ約9.5mmの軽量・コンパクトさを実現。防水はEN13319準拠で水深40mのフリーダイビングにも対応します。

GPS性能についてプロダクトマネージャーの大城浩輝氏は、「独自開発のヒマワリ型アンテナのアップグレードにより、ビルが密集するエリアでも前モデル比で信号強度が45%向上、距離精度は約40%改善された」と自信をのぞかせます。

おなじみのゴルフ機能は、全世界17,000以上、日本国内99%以上のコースマップに対応。新機能として「グリーンビュー自動回転」「カップ位置カスタマイズ」などが追加されています。登壇したゴルフインフルエンサーの由姫乃せんぱい氏は、自動回転機能について「グリーンの形が実際の視界と常に一致するから打つまでの迷いがなくなりました。ゴルフスコアを色で可視化する機能も追加され楽しい。ゴルフウォッチの決定版」と感想を述べました。

健康管理では日本のプログラム医療機器承認を取得した心電図測定機能を搭載。新搭載のIMUセンサーによりFITシリーズ初の転倒検知にも対応し、異常を検知した場合は緊急連絡先に自動通知できるとのこと。

↑発表会のキャッチコピーは「Now Is Your Spark」。4人のモデルがFIT 5 Proを装着し、サイクリング・ランニング・登山・ゴルフなど、代表的なスポーツシーンを演出した。

発表会には國學院大學陸上競技部の前田康弘監督も登壇。選手たちが今年3月に発売された「HUAWEI WATCH GT Runner 2」を日常的に使用していることを明かし、FIT 5 Proについては、絶対的な大画面、文字の鮮明さ、軽量化、睡眠時に着用していることにも触れ、「着けていることを忘れるほど軽量」と評価しました。

発売は5月29日。価格はフルオロエラストマーベルトのホワイト、ブラックが39,380円(税込)、ナイロンベルトのオレンジが42,680円(税込)。

5色展開で日常使いを重視した「HUAWEI WATCH FIT 5」

↑HUAWEI WATCH FIT 5 Proは5色展開となり、ベルトの色だけでなく、ベゼルやケースもベルトの色で統一されている。

HUAWEI WATCH FIT 5は、FIT 5シリーズの標準モデル。1.82インチのAMOLEDディスプレイを搭載し、最大輝度2,500nits。重さはベルトを除いて約27g、厚さは約9.5mmです。スポーツ機能はFIT 5 Proと同様にヒマワリ型アンテナによる高精度GPSを搭載し、100種類以上のワークアウトモードに対応。登山向けのオフラインカラーマップ表示やGPXルートのインポートも利用可能です。また、従来モデル比で血中酸素モニタリングの測定精度18%向上をうたっています。

健康管理は睡眠段階・呼吸・心拍変動の分析、情緒測定(12段階)、ストレスレベル測定などを24時間継続してモニタリングします。FIT 5 Pro同様に、長時間座っていると画面上のパンダキャラクターが動きを促し、ストレッチメニューを提案する「ミニストレッチ」機能も新搭載されました。

↑写真は「HUAWEI WATCH FIT 5 Pro」のナイロンベルトだが、パンダがストレッチメニューを提案して運動を促す「ミニストレッチ」機能はFIT 5シリーズ共通。

FIT 5シリーズとしてはじめてキャラクター文字盤にも対応。手首を上げるとキャラクターが反応し、充電時には専用エフェクトが表示されるとのこと。購入者にはHUAWEI Health+の3か月間無料メンバーシップが付属します。

発売はFIT 5 Proと同じ5月29日。フルオロエラストマーベルトのブラック、ホワイト、パープル、グリーンが27,280円(税込)、グレーとイエローグリーンのバイカラーを採用したナイロンベルトのシルバーが30,580円(税込)です。

デュアルドライバーANCを初搭載した「HUAWEI FreeBuds Pro 5」

↑ノイズキャンセリング性能が向上したHUAWEI FreeBuds Pro 5。

HUAWEI FreeBuds Pro 5は、完全ワイヤレスイヤホンであるFreeBudsシリーズのフラッグシップモデル。今回の最大の特徴は、デュアルドライバーを活用したアクティブノイズキャンセリング(ANC)で、低音域と高音域それぞれに独立した専用ドライバーを搭載することにより、前モデル比220%のノイズキャンセリング性能を実現。プロダクトマネージャーの窪田洸氏は「デュアルドライバーによるANCは業界初の取り組み」と説明しました。

音質はLDACコーデックに対応し、ハイレゾ認証も取得。最大990kbpsの伝送ビットレートをサポートし、10Hz〜48kHzの広帯域再生に対応しています。Proシリーズとしてはじめて空間オーディオ機能も採用しており、ヘッドモーションセンサーによるトラッキングと組み合わせることで立体的な音響体験を提供します。

通話品質は3つのマイクと骨伝導VPUセンサー、DNNアルゴリズムの組み合わせにより、周囲騒音が100dBの環境下でもクリアな音声を相手に届けられるとしています。イヤホン単体の重さは約5.5gで、前モデルから約6%の軽量化と約7.5%の小型化を達成。加えて、IP57の防塵防滴性能を備えています。バッテリーはイヤホン単体で最大9時間、充電ケース込みで最大38時間の音楽再生が可能で、約10分の充電で4時間駆動できる急速充電にも対応します。

カラーはグレー、ゴールド、レザーブルーの3色展開で、このうちレザーブルーはシリーズ初となるビーガンレザー素材を採用した特別モデルです。発売は5月21日で、価格はグレーとゴールドが29,480円(税込)、レザーブルーが31,680円(税込)。

「HUAWEI FreeClip 2」に新色パープルが追加

↑ワイヤレスイヤホンのHUAWEI FreeClip 2は、写真右下のパープルが加わったことで全5色になった。

耳を塞がないイヤーカフ型ワイヤレスイヤホン、HUAWEI FreeClip 2に新色「パープル」が追加されました。既存のブラック、ブルー、ホワイト、ローズゴールドと合わせて全5色展開となっています。発売は5月21日で、市場想定価格は7,280円(税込)です。

今回の発表会で感じたのは、単純なスペック競争だけではなく、「日常にどう溶け込むか」をかなり重視している点でした。スマートウォッチもイヤホンも、単に高性能化するだけなら他社も進めています。しかしファーウェイは、“軽さ”“自然な装着感”“長時間使えること”を徹底的に磨き込んでいる印象があります。

特にHUAWEI WATCH FIT 5 Proは、「スマートウォッチ」と「日常使いウォッチ」の境界をかなり曖昧にしてきた製品でした。本格的な機能は欲しい、でもゴツいスマートウォッチは普段使いしにくい……そんなユーザー層に対して、かなり刺さる製品群になりそうです。

↑左からファーウェイデバイス日本プロダクトマネージャー窪田洸氏、日本・韓国リージョンプレジデント ハ・レイ氏、國學院大學陸上競技部 前田康弘監督、ゴルフインフルエンサー 由姫乃せんぱい氏。

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