見た目以上に「鳴る」。Shokz「OpenDots 2」は、イヤーカフらしからぬ迫力あるサウンドで一日中楽しめる

ink_pen 2026/7/11
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見た目以上に「鳴る」。Shokz「OpenDots 2」は、イヤーカフらしからぬ迫力あるサウンドで一日中楽しめる
ヤマダユウス型
やまだゆうす型
ヤマダユウス型

楽器、カメラ、ゲームなどを好むフリーライター。平時はガジェットに生かされつつも、休日は登山やキャンプで魂を漂白している。最近は塊根植物にハマっている。

Shokzから新しいワイヤレスイヤホン「OpenDots 2」が登場しました。耳に挟み込んで装着するイヤーカフ型で、いわゆるオープンイヤースタイルの製品です。

近い時期に登場したイヤーカフ型の「OpenDots Air」よりも1万円お高いフラッグシップ帯の製品。少し前には耳掛け型のフラッグシップ「OpenFit Pro」も登場しており、同社のオープンイヤー系製品のラインナップは盤石といった印象です。

上質さを感じる、小さくとも抜かりのないデザイン

↑OpenDots 2。2026年6月4日発売、価格は29,880円(税込)

カラーはブラック、グレー、パールホワイトの3種類。今回のレビューではパールホワイトを使用しています。

↑イヤーカフ型らしい、挟みこんで装着する形状

重量は片耳6.4g。外装はシリコン製で、サラっとした手触りです。

↑アームは軽い力で簡単に可動する

シリコンの内部には柔軟なニッケルチタン製のアームが内蔵されています。このアームが優しく耳を挟むことで、イヤホンを装着できる仕組みです。

↑丸い部分にはドライバーが、つまんでいる樽型の部分にはバッテリーが入っている

小さくとも各所の仕上げが細やかで、例えばスピーカーのグリル周囲を見るとシリコンがギリギリまで回り込んでいます。価格相応の丁寧な作り込みを感じる次第です。

バッテリーはイヤホン単体で最大10時間、ケース充電込みで最大40時間。さらにケースはQi規格によるワイヤレス充電にも対応。IP57の防塵・防水性能もあり、ワークアウトのお供にも最適と言っていいでしょう。

軽快な装着感と、意外なほどパワフルなサウンド

↑片手で装着できる、軽快な付け心地

いざ装着してみて驚いたのが、その軽やかな装着感。ニッケルチタン製のアームは絶妙な硬さに調整されており、耳に押し当てるだけで自然と挟みこんでくれました。これなら片手でも簡単に装着できます。

装着後の安定感も申し分なく、立体的なシリコンデザインも肌当たりが良いですね。Shokzは自社工場でシリコンの開発・成形を行っており、快適性の追求には余念がないそう。オープン型のイヤホンは長時間装着することも多いですし、シリコンに強いShokzとの相性も良さそうです。

そして肝心の音質ですが、見た目以上に鳴ります。2基の11.8mmドライバーを球体状に組み合わせたBassphere 2.0技術は、16mmドライバー相当のサウンドを生み出すとのこと。実際、この豊かな低域は大型ドライバーを思わせますね。

オープンイヤーなので外音は聞こえてきますが、音量を上げれば町中でもかなり音楽に没入できました。逆に音量を下げれば、BGMを聞きながら街を歩くオープンイヤーらしい使い方も。

↑つまみ操作が快適

アームをタップもしくはバッテリー部分をつまむことで、再生・停止などの操作が可能です。特につまみ操作が快適で、物理ボタンに近い感覚で操作できました。バッテリー部分が樽型になっているおかげで、つまんだ際にイヤホンがそれほど動かないのも良いデザインです。

オープンイヤーらしい利点として、左右のイヤホンの向きを選ばず使えるのもありがたい。ケースにしまう際、耳に装着する際も左右を気にせず済むので、タイムラグがありません。これは耳掛け型には真似できない利点でしょう。

イヤーカフ型のサウンドとしては、ワンランク上

音質面では、イヤーカフらしからぬ豊かな低音が魅力。迫力やダイナミクスも充分で、個人的には「イヤーカフ型でここまで鳴るのか!」と驚かされました。ピアノのような繊細な音も、諦めること無く楽しめます。

また装着面でも完成度が高く、スっと耳に挟める快適さや左右を気にせずに使える点も使いやすいです。装着したままでも日常生活を送れるのがオープンイヤーの強みですし、となると装着の快適さが重要になってくるのは言うまでもありません。

ちなみに同じフラッグシップである耳掛け型の「OpenFit Pro」とあえて比較するなら、本機は気軽な使用感に対して見た目以上の迫力サウンドが持ち味。「OpenFit Pro」はさらに本格的なサウンドとノイキャンが強み、といったところ。耳掛け型は装着がやや面倒なので、気軽に使いたい人には「OpenDots 2」を推したいですね。

現状、Shokzのイヤーカフ型製品は3種類のラインナップがありますが、OpenDots 2は明確に最上位らしい体験で満足できました。「イヤーカフ型は迫力がなぁ……」と感じていた人にこそ、試していただきたい1台です。

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