ついに使い捨て終了? 次世代Apple Pencilは「自分でバッテリー交換」が可能になるかも

ink_pen 2026/7/14
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ついに使い捨て終了? 次世代Apple Pencilは「自分でバッテリー交換」が可能になるかも
多根 清史
たねきよし
多根 清史

IT / ゲーム / アニメライター。著書に『宇宙政治の政治経済学』(宝島社)、『ガンダムと日本人』(文春新書)、『教養としてのゲーム史』(ちくま新書)、『PS3はなぜ失敗したのか』(晋遊舎)、共著に『超クソゲー2』『超アーケード』『超ファミコン』『PCエンジン大全』(以上、太田出版)がある。

アップルが2027年春の新型iPad Proの登場に合わせて、新型Apple Pencilを2モデル発売する予定であると、米Bloombergが報じています。

同社の未発表製品に詳しいMark Gurman記者によると、これはApple Pencil(USB-C版)と、ワイヤレス充電に対応したApple Pencil Proの次世代モデルを指しているとのことです。これらの新型スタイラスペンは、今後施行されるEU(欧州連合)の規制に対応するため、ユーザーが従来型よりも簡単にバッテリーを交換できる構造になる可能性があると伝えられています。

現行のApple Pencilはユーザー自身でバッテリーを交換することができません。バッテリーはUSB-Cポート経由、またはスタイラスペン本体をiPadの側面に磁力で吸着させてワイヤレス充電しますが、内蔵バッテリーが劣化した場合は事実上、交換不可能な仕様となっています。

現在のモデルは内部が接着剤で強固に固定されており、分解や再組み立てを前提とした設計にはなっていません。そのため、バッテリーが寿命を迎えた場合は、本体ごと買い直すしかないのが現状です。

前述のEUの規制とは、「EU新バッテリー規則」の第11条を指します。この規則は2023年に発効し、実際の施行は2027年2月から開始される予定です。規則内では、ポータブル機器のバッテリーについて、製品の寿命期間中にユーザーが容易に取り外しや交換を行えるようにすることが義務付けられています。

この規則は主にスマートフォンを想定したものですが、より広い範囲の機器にも適用されます。携帯ゲーム機をはじめ、充電式のスタイラスペン、キーボード、マウス、ヘッドホンといったアクセサリー類も対象に含まれます。実際、任天堂も今後EU域内で販売される「Switch 2(仮称)」について、バッテリー交換が可能なモデルへ移行することを予告しています。

アップルがEUの規制に適合するために、具体的にApple Pencilの設計をどう変更してくるのかは現時点で明らかになっていません。特にAirPodsなどはApple Pencilよりもさらに小型であるため、バッテリーを交換可能な仕様に落とし込むのは極めて困難ではないかと見られています。


Source: Bloomberg via: 9to5Mac

Image: Luiz Felipe/Unsplash

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