「AiMY・duux 新製品発表会」が開催されました。
今回の発表会で紹介された「AiMY(エイミー)」は、ふだんの暮らしに寄り添う家電を展開するブランド。一方の「duux(デュクス)」は、1996年にオランダで創業したエアトリートメントブランドで、扇風機や加湿器、空気清浄機など、“空気をととのえる”製品を展開しています。
会場に並んだ多彩な家電のなかから、今回は暮らしの快適さを高めてくれそうな注目の3機種を紹介します。
掃除中のホコリの舞い上がりに配慮。新発想の掃除機「AiRStream Pro」

まず注目したいのが、エイミー コードレススティッククリーナー「AiRStream Pro」です。
2026年5月24日に応援購入サービス「Makuake」で先行販売が開始された本製品は、掃除機としての吸引力に加えて、“掃除中の空気”に着目している点が大きな特徴です。
吸った空気を再びヘッドへ戻す「排気レス循環構造」

最大のポイントは、世界初とうたう「排気レス循環構造」。
一般的な掃除機は、吸引した空気を本体内部でろ過したあと排出します。一方でAiRStream Proは、吸引した空気をHEPAフィルターでろ過し、再び吸引ヘッドへ戻す独自構造を採用しています。
この構造により、掃除中のホコリの舞い上がりや、排気の当たり方にも配慮されています。ハウスダストなどのアレルギーが気になる人や、小さな子ども、ペットと暮らす家庭でも使いやすそうです。
ブラシレス構造で毛絡みしにくく、暗所のホコリも見つけやすい

ヘッドに回転ブラシを持たない「ブラシレス構造」により、髪の毛や糸くずが絡まりにくいのも特徴。フロアヘッドには「LEDダストライト」も搭載し、家具の下やすき間など暗所のホコリも見つけやすくなっています。
ゴミ捨てやフィルター掃除の手間にも配慮

ダストボックスは本体から簡単に取り外すことができ、内部には付着したゴミを落としやすくするための機構を搭載。レバーを引くと内部のパーツが動き、ボックス内に残ったゴミを下へ落とせる仕組みになっています。

さらにこだわりを感じたのが、蛇腹状のHEPAフィルターの手入れです。
フィルターには非常に細かい粒子のゴミが付着しますが、専用のパーツを動かすことで、フィルターに入り込んだ汚れをこそぎ落とせるようになっています。毎日ブラシなどを使って細かく掃除する手間を減らせるよう、メンテナンス性にも配慮されていました。

本体は約1.5kgと軽量で、空気の力を利用したなめらかな操作感も印象的。
掃除中にホコリを舞い上げにくく、毛絡みやフィルター掃除の手間にも配慮したAiRStream Proは、日々の掃除にまつわる小さなストレスを減らしてくれる1台といえそうです。
Makuakeで先行販売プロジェクトを実施中
なお、AiRStream Proは現在、Makuakeにて先行販売プロジェクトを実施中。プロジェクトは2026年7月26日までとなっているので、気になる人はチェックしてみてください。
Makuakeプロジェクトページ:
https://www.makuake.com/project/aimy_airstream/
“1台5役”で日常と非常時をつなぐ「コードレスソーラーファン AIM-SF03」


続いて紹介したいのが、エイミー コードレスソーラーファン「AIM-SF03」です。
最大の特徴は、1台で「扇風機」、「モバイルバッテリー」、「LEDライト」、「ソーラーパネル」、「AM/FMラジオ」の5役をこなせる多機能性。普段はコードレス扇風機として使いながら、非常時には電源確保やライト、ラジオとしても活躍するフェーズフリーな防災家電です。
避難所でも使いやすいAM/FMラジオ機能

特に注目したいのが、ラジオ機能を搭載している点です。本体にはアンテナを内蔵し、AM/FMラジオの受信に対応。

さらにスピーカーに加えて、イヤホンジャックも備えているため、避難所など周囲への配慮が必要な場所でも、イヤホンを使って情報を確認できます。
災害時は、スマートフォンの充電や通信環境が不安定になることもあります。そうした場面で、ラジオから情報を得られる手段があるのは大きな安心材料です。
ソーラーパネルと大容量バッテリーで屋外でも頼れる

本体には10,000mAhの大容量バッテリーを内蔵。着脱式のソーラーパネルを使えば、本体への充電はもちろん、iPhoneへのパススルー充電にも対応します。キャンプや車中泊などのアウトドアシーンではもちろん、停電時の備えとしても頼もしい仕様です。

防塵・防滴仕様はIP54相当。屋外での使用にも配慮されており、キャンプなどのレジャーから停電時まで幅広く活躍します。さらにLEDライトも搭載しているため、夜間の移動や室内照明が使えない場面でも役立ちます。

“いざというときのため”だけにしまい込むのではなく、普段から扇風機として使いながら、自然と防災にも備えられる。AIM-SF03は、日常と非常時をシームレスにつなぐ、これからの防災家電といえそうです。
折り紙のようにたためる、duuxのポータブルファン「Origa」

最後に紹介するのは、オランダ発の家電ブランド「duux」から登場したポータブルファン「Origa(オリガ)」です。
“折り紙”発想でフラットにたためる

名前は、日本の“折り紙”からインスピレーションを受けたもの。その名の通り、使わないときはヘッド部分までフラットに折りたたむことができ、コンパクトに収納できます。
一般的な扇風機のように収納場所を大きく取らないのはうれしいポイント。重さも約1.1kgと軽量なので、リビング、寝室、脱衣所、キッチンなど、家の中で使いたい場所へ気軽に持ち運べます。
高さと角度を調整してサーキュレーター的にも使える

高さは最大約87cmまで調整可能。左右の自動首振りに加え、上下方向は手動で最大170°まで角度調整できます。人に直接風を当てるだけでなく、部屋の空気を循環させるサーキュレーター的な使い方にも対応します。
静かでやわらかな風が最大7m先まで届く
コンパクトながら、風の性能にもこだわっています。DCモーターと7枚羽根を採用し、やわらかく心地よい風は最大7m先まで届きます。運転音は24〜38dBと静音性にも優れているため、就寝時や在宅ワーク中にも使いやすそうです。
扇風機というと、夏だけ使ってオフシーズンは収納に困る家電というイメージもあります。しかしOrigaなら、必要なときにサッと広げ、使わないときは薄くたたんで片づけられます。日本の住環境にも合いやすい、スマートなポータブルファンといえそうです。
“便利”の先にある、暮らしの快適さを提案
今回の新製品の数々で印象的だったのは、各製品が単なる機能追加にとどまらず、暮らしの中の小さな不満に向き合っていたことです。
- 掃除機の排気でホコリが舞うのが気になる
- 防災用品を買っても普段は使わない
- 災害時の情報収集手段も、スマートフォンだけに頼るのは少し不安
- 季節家電の収納場所に困る
こうした日常と非常時の“ちょっとしたストレス”を、アイデアと設計で解決しようとしている点に、今回の新製品群のおもしろさがあります。
AiRStream Pro、AIM-SF03、Origa。いずれも、生活を大きく変えるというより、毎日の快適さを少しずつ底上げしてくれる家電です。健康、住環境、防災、収納性といったテーマへの関心が高まるなか、今後の展開にも注目したいところです。